真実はベッドの中に(相互確証破壊)
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あらすじ
江見は和沙との不倫現場を毎回撮影し映像に残す。そのデータという武器を共有することでお互いの家庭を崩壊させるような裏切りを防げるというのだ。だが和沙は江見を抱きしめたときある違和感を覚え……。(『相互確証破壊』)美結は五十嵐という男と奇妙な二人旅をしている。深夜の国道でヒッチハイクをしていたところを彼に拾われたのだ。美結の誘いに乗り、車中で激しく求め合ったのち五十嵐は言った。「君は、人を殺しているね?」(『カントリー・ロード』)他、全6編を収録。燃え上がる欲望と冴え渡る推理。伏線回収の快感にしびれる官能的本格ミステリの傑作! (単行本『相互確証破壊』を改題して文庫化)(「BOOK」データベースより)
外部リンク
評判
真実はベッドの中に(相互確証破壊)の評価:
5.50/10点 レビュー 2件。 D ランク
真実はベッドの中に(相互確証破壊)の総合評価:
7.18/10点 レビュー 11件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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セックス×ミステリと言うコンセプトで作られた6作の短編集。
これは商品キャッチとしてはとても強いなと思いながら、どんな話を読めるのかと期待でした。
セックス物で思いつくのは、ハードボイルドの男女の関係や、女スパイ、くノ一等、ミステリと混ざると結構真面目な本が思いつきます。信頼関係を得て情報を得たり、裸の傷を調べたりと、行為に関係した何かによる刺激を期待してしまう所でしたが、本書は記憶のそれらと違い、半分は単純なエロ構成で、それが本当に必要なのか?と、読み進めるにつれて疑問を感じてしまったのが正直な気持ちでした。
官能部分も真面目というか固いというか、いやらしい湿り気ではなく、カラッとしていて妙なちぐはぐを感じた次第。
「おうっ」「ひゃうっ」「じゅん」と言った表現がすごく印象に残ったのですが、エロくて興奮とは違い、不思議な表現で覚めてまったというかクスっときたというか、表現が毎回同じなのは狙っているのかとか、余計な考えが浮かんでしまいました。
なんだか煮え切らない読書でしたが、『カントリーロード』は傑作の部類。
本書のセックス×ミステリ、男女の関係、短編での構成が見事に決まり面白かったです。
あと『見下ろす部屋』は、エロの必要性は感じませんでしたが良かったです。
短編集の短編の並びが、うまく落ち着いていると感じました。
作者らしい作品、表題、後半に真打、ラスト綺麗に終わる。並びが初出順ではなかったので、考えられていると思いました。
表題にもなっている『相互確証破壊』の結末については、思う所をネタバレに書いてみます。
▼以下、ネタバレ感想