イスタンブールの毒蛇
- 脱出 (172)
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オスマン・トルコ帝国に使える宦官ヤシムを主人公にした『イスタンブールの群狼』で MWA最優秀長編賞を受賞した著者によるシリーズ第2作。 内容を2時間サスペンス風に紹介すれば 宦官ヤシムの事件簿2 壮麗なイスラム建築と多彩なトルコ料理― 人種・宗教が複雑に絡み合う古都イスタンブールを舞台に 頻発する商店襲撃と、その背後に潜む巨大な陰謀を 明晰な推理が見事に暴く!! といった感じです。 小さな謎が隠された過去や巨大な計画へつながっていく サスペンスとしての面白さはもちろん、 イスタンブールやオスマントルコにまつわる歴史や 料理、建築、人々の暮らしなどの文化を学ぶこともできたりーと 1冊で何通りもの楽しみ方ができる、とってもお得な作品。 ストーリーは軽快で、登場人物は多彩かつ魅力的。 そのうえ、読後感もさわやかなので ミステリー・ファンだけでなく アラブ文化に興味のある方や、トルコへご旅行の予定がある方など 幅広い方に読んでいただければと思います☆ | ||||
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「イスタンブールの群狼」の続編です。甘かったミステリーのとしての完成度が一挙にあがり、ミステリーとしても、歴史小説としても十分に楽しめます。イスタンブールという街でなければ起きない犯罪、街自体が生み出す居心地のよさ、主人公の魅力、どれをとっても前作以上です。ちょっと年表整理。 1571年 レパントの海戦 1789年 フランス革命 1826年 イェニチェリ廃止 1821年 ギリシア独立戦争 1829年 フェズ帽と表記されているトルコ帽など西洋式服装の導入 1839年 マフムト2世死去、アブデュルメジト1世即位 1839年 タンジマートの改革 ヤシムは、次作では、このタンジマートの改革に登用されそうな感じで今回は終わってますね。 マフムト2世の母、エイメ・デュ・ビュク・ド・リヴェリは、塩野七海の著書でおなじみです。ナポレオン・ボナパルトの皇后、ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネの従妹といった伝説がありますが、どうもこれは伝説のようです。 | ||||
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