顔のないテロリスト
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ダニエル・シルヴィアの<ガブリェル・アロン>シリーズの『亡者のゲーム』から『報復のカルテット』までを読み終え、著者初期の作品も読んでみようと思い、本作『顔のないテロリスト』(1999年)を読むことにした。 CIA工作員マイケル・オズボーンが主人公の第二作目である。 といってもこのシリーズは、二作だけでシルヴィアは終えているが。 イギリスとアイルランド紛争最中のベルファスト合意前後を背景にした物語である。 主人公のマイケル・オズボーンは、CIAの工作員であるが、因縁の暗殺者オクトーバー(ドラローシュ)と対峙しながらストーリーは進んでいく。 ネタバレになるからストーリーを書くことは避けるが、プロットも登場人物もリアル感を覚えず読み進んでしまった。 そもそも「ソサエティ」という組織の存在が荒唐無稽としか思えなくなってからページを繰る手が鈍ってきてしまったのです。 特にエンディングの不自然さは違和感を憶えたのが、評者だけではないだろう。 本作を読み終え、このころの著者の未熟さを感じてしまった。 | ||||
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ダニエル・シルヴァ作品としてもエンタティメントにやや傾いた作品だが 執筆当時の世界情勢はかなり綿密にストーリーに取り入れている 悪役も含めて人物造形が見事 | ||||
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北アイルランド問題から、イギリス国内で同時多発テロが発生。イギリス政府がアメリカの助力を求めたことから、元CIAのマイケル・オズボーンが北アイルランドの担当者としてCIAに復帰することになった。 一方、オズボーンとは因縁の宿敵である暗殺者オクトーバーは、とある秘密組織に雇われ、オズボーンの命を狙うことに。 2人の戦いは、やがて思いもよらぬ展開へと……。 『暗殺者の烙印』に続く、マイケル・オズボーンのシリーズ第2弾です。ダニエル・シルヴァの描く主人公らしく、人間らしい弱さを抱えたオズボーンは好感の持てる人物だと思います。(こんな男とつきあう女は苦労するでしょうが)完全無敵の工作員ではないところが、おもしろさを生む結果になっています。 シルヴァの別シリーズ、ガブリエル・アロンのシリーズに出てくる登場人物がちらりと顔を出すあたりがご愛敬です。 | ||||
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