運び屋
- 連作短編集 (232)
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一ノ瀬さんのそつのない仕事ぶりが好きです。 | ||||
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この著者の作品を読んだのは「プラットホームの彼女」が初めてでした。プラットホームが面白かったので、他の作品も、と思い読みました。 「運び屋」ただの運送屋ではない運び屋。 一之瀬英二の無感情に見える、自分の仕事に対する姿勢。でも心の奥底では、常に感情を持って考え続けている。共感できたのは、仕事においても人生においても、自分自身の事すら、人は実際には、大した選択はできない、と言う所でした。でもそう思いつつも、今現在、今日の自分が自分として存在している環境や現状、それは本当は、些細な事から大きな事まで、全ては自分自身が選択をし、その積み重ねの結果が、今日の自分を作っている、とも思えます。 「あの時は仕方なかった…そうしかできなかった…」と言う様な状況下でも、結局は選択肢がないと思っている中でも、その中で自分が選んだ選択で物事が決まり、今日に繋がっている。。。それが今日にとって、良い結果・現状であろうと、良くない・満足できない現状であろうと…。 これから先も、やっぱり結果的には自分自身の選択で生きていくんだろうな?…と言った様な事を、この著書を読みながら、また読み終えて感じた事でした。 何かあって、人のせいにしても、何かの事柄のせいにしても、結局はその時その時の「自身の選択」で人生はできていくものなんですね…。 うまく言い表せませんが、仕事もそうですが、人生においても、後悔しない選択をしていければなぁと感じました。 また、この著者の他の作品も読んでみたいと思います。 | ||||
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これは久々にシリーズ化してほしいと思った連作集でした。 文中にはチャンドラー、ハメット、原寮などの名前が出てきますが、狙っているのはローレンス・ブロックでしょう。 ドライとウエットが適度に混ざったいい雰囲気の作品群です。 日本の作家でこんな味を出せる人は少ないと思います。 とても面白かった。 | ||||
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運び屋といえばジェイソン・ステイサム主演の映画「トランスポーター」が記憶に新しいが、こっちの運び屋が使うのはごく普通の交通手段だ。それはさておき、あの映画は3作目でようやくひとりの男としての主人公に辿り着いた。ならばこの小説も、あと2作は書いてもらわねばなるまい。 | ||||
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主人公の一之瀬英二がとにかく渋い。事件簿という名の通り、様々な事件に関わっていくのだが、単なるハードボイルド形の主人公の類型には当てはまらず、かといってミステリやテレビのサスペンスものの素人探偵とも趣を異にする。とにかく日々の仕事に心地よい疲れを感じながらも、どこかで燃え切れていない人にこそ読んでほしい一作。主人公・一之瀬英二の日常への眼差しや仕事への考え方、取り組み方には、インスパイアされるところが多いと思われる。 | ||||
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