0の殺人

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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ

1992年09月01日 0の殺人 (講談社文庫)

物語の冒頭に置かれた〈作者からの注意〉に、驚くべきことに、奇妙極まりない殺人劇の容疑者たち四人のリストが公開されている。この大胆かつ破天荒な作者の挑戦に、果してあなたは犯人を突きとめられるか?ご存知、速水警部補と推理マニアの弟と妹が活躍する、異色の傑作長編推理。(「BOOK」データベースより)

評判

0の殺人の評価:

7.86/10点 レビュー 14件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.86pt

0の殺人の総合評価:

8.17/10点 レビュー 36件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(10pt)

綺麗にダマされました!

シリーズ2作目はいきなり作者からの注意事項が述べられている。それは「容疑者は4人で、さらにその容疑者は減っていく、したがって多くの方はこの事件の真相を見破れるだろうけど、百人に一人は見破れないかもしれない」といった趣旨の文章だ。
もちろん、一ミステリ読者としては見破れらいでか!とばかりに勢い込んで読むながら推理するがいやあ、ものの見事に百人の一人になってしまった。
コメディタッチの軽い文体はクイクイ読み進めてしまうので、推理が組立てられないまま、終わりに向かってしまう。でも本書においては真相を見抜けなかったことが全然悔しくなく、むしろ爽快感が得られる。これほど綺麗に騙されると非常にすがすがしい。読後、誰かに勧めたくなる作品だ。本当はもう一つ付け加えたい賛辞があるが、それをいうと頭のいい人は察してしまうので止めておこう。

しかし思えばこの頃から異色の存在ではあったんだろう、その後の彼のミステリ作家としての道のりはいわゆる新本格作家たちとは違う方向に進む。前述したゲーム『かまいたちの夜』の原作者という他ジャンルへの係わり合い、もう無くなったが電子書籍サイトE-Novelの立上げなど、様々なことにチャレンジしている。他のミステリ作家が本格ミステリの本道を極めんと内側に意識が向かっているのに対し、彼はミステリで何か他に面白いことが出来ないかと本という媒体を越えて興味が外側に向かっているのが特徴的だ。

さて『殺戮に至る病』が未読の私は本作が我孫子氏のベスト。したがって私は躊躇なく10点を献上する。ちょっと最近10点が連発しているが、これはまだミステリ初心者であった私が読んだ作品群であり、その初読の印象に基づいて採点していることによる。つまり島田氏から端を発する綾辻氏、法月氏、我孫子氏、歌野氏の一連の新本格作家達の諸作品が私にとってミステリの黄金体験なのだ。
10点の割には少ない感想だが、これは未読の方はぜひ読んで欲しい。軽~く読んで、スパッと騙されて下さい。

Tetchy
WHOKS60S
No.3
(9pt)

0の殺人の感想

冒頭に作者からの挑戦があり、容疑者も4人にまで絞られていて、さらに極めて簡単な問題と書かれていますが、真相は見抜けませんでした。この発想は素晴らしいですね。少ないページ数のわりには内容もしっかりしていてすごい傑作だと思います。

ほっと
2XKXV6EI
No.2
(9pt)

0の殺人の感想

冒頭にある作者からの注意。
――極めて簡単な問題ですからほとんどの人は、終幕前に真相を見破られることでしょう。
いやいや・・・見事にやられましたよ。上手い。ユーモアもありお手軽。

Lin
Y7I7W18A
No.1
(9pt)

0の殺人の感想

「やられた・・・」まさかの結末にあっぱれって感じたけど、ガックリきた。

▼以下、ネタバレ感想

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やられタスマニアデビル
XRZ79J4L

Amazonレビュー

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未読の方はご注意ください

No.22
(4pt)

読者「視点」という錯覚を巧みに利用した良作。

推理小説の定番と思わせつつ、「推理小説」という形態そのものに疑問を呈するような、
ある種のメタ的な要素を含んだ作品といえるのではないでしょうか。
作者は「推理小説」を期待する読者をどこまでも翻弄します。
考えてみれば滑稽な話で、結局「殺人事件」を作り上げていたのは、
読者自身(或は、事件と疑ってかかった警部補たち)だったわけですね。
実際の事件を「推理小説」に当て嵌めようとする読者自身の心が起す“錯覚”を、
見事に利用してみせた良作です。

…とはいえ、いわゆる「推理小説」を期待された方には嫌われそうだ(笑)。
我孫子氏が、重苦しいミステリィよりも、エンタテイメントとしてのミステリィを
書くことに秀でた人だという認識の下に読んでいただければ、この作品の使った
“反則技”も許容できるのではないでしょうか?
0の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 0の殺人 (講談社文庫)より
4061852272
No.21
(5pt)

ある意味においてミステリの桃源郷。最高級の皮肉が炸裂!!

異色中の異色ですね。こんなにも爽快な読後を得られるミステリはそうそうないです。一見すると,どうにも繋がらない個々の事件が最後の
最後でスピーディーに繋がっていく様には感動すら覚える。
本格的に謎解きを愉しみたい読者を唸らせる充実空間と,ユーモアと言うおよそこのジャンルには取り入れるのが難しい虚の空間をこれ程までに
上手く組み合わせてしまった作品を他に知らないな。芸術的快作だ。
0の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 0の殺人 (講談社文庫)より
4061852272
No.20
(5pt)

ある意味においてミステリの桃源郷。最高級の皮肉が炸裂!!

異色中の異色ですね。こんなにも爽快な読後を得られるミステリはそうそうないです。一見すると,どうにも繋がらない個々の事件が最後の
最後でスピーディーに繋がっていく様には感動すら覚える。
本格的に謎解きを愉しみたい読者を唸らせる充実空間と,ユーモアと言うおよそこのジャンルには取り入れるのが難しい虚の空間をこれ程までに
上手く組み合わせてしまった作品を他に知らないな。芸術的快作だ。
0の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 0の殺人 (講談社ノベルス)より
4061814397
No.19
(4pt)

有名ミステリーのパロディーが随所に見られる作品

8の字屋敷で起こった、蜂須賀菊一郎殺しと河村美津子殺し。
最後に真相説明するのは、警視庁の速水恭三警部補の弟の慎二。
2つの事件とも、巧妙な殺人方法が取られている。河村美津子殺しの密室に関しては、ちょっと上手く行きすぎとは思うが。
菊一郎の死体が引きずられていた理由、常夜灯が交換されていた理由、左利きの話、空中に浮かんだボウガンの謎、ボウガンの意外な隠し場所等、すべてが合理的に説明されている。
8の字屋敷の特性も、犯行に上手く活かされている。

(この作品だけではなく、他の有名ミステリーもネタバレ)
この作品は、作中に挙げられているような有名ミステリーのパロディーが随所に見られる。
凶器としてボウガンを使ったのは、『ユダの窓』。菊一郎殺しのトリックは『三つの棺』。この事件での河村美津子の役割は『皇帝の嗅ぎ煙草入れ』。真犯人の設定は『スタイルズ荘の怪事件』など。
0の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 0の殺人 (講談社ノベルス)より
4061814397
No.18
(4pt)

有名ミステリーのパロディーが随所に見られる作品

8の字屋敷で起こった、蜂須賀菊一郎殺しと河村美津子殺し。
最後に真相説明するのは、警視庁の速水恭三警部補の弟の慎二。
2つの事件とも、巧妙な殺人方法が取られている。河村美津子殺しの密室に関しては、ちょっと上手く行きすぎとは思うが。
菊一郎の死体が引きずられていた理由、常夜灯が交換されていた理由、左利きの話、空中に浮かんだボウガンの謎、ボウガンの意外な隠し場所等、すべてが合理的に説明されている。
8の字屋敷の特性も、犯行に上手く活かされている。

(この作品だけではなく、他の有名ミステリーもネタバレ)
この作品は、作中に挙げられているような有名ミステリーのパロディーが随所に見られる。
凶器としてボウガンを使ったのは、『ユダの窓』。菊一郎殺しのトリックは『三つの棺』。この事件での河村美津子の役割は『皇帝の嗅ぎ煙草入れ』。真犯人の設定は『スタイルズ荘の怪事件』など。
0の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 0の殺人 (講談社文庫)より
4061852272

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