雪月夜
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
雪月夜の評価:
7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
雪月夜の総合評価:
7.27/10点 レビュー 15件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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少年の頃からの腐れ縁の二人、一方はヤクザの息子裕司、一方はレポ船(ロシアのスパイ船)船長の息子幸司、が、長じて繰り広げるまさに血で血を洗う闘争劇である。互いに憎しみ合いながら青年期を過ごした裕司と幸司。幸司は家業を継ぎ、裕司は故郷を離れヤクザとなっていた。ある日、組の金を盗んで逃走した男を追い裕司が、幸司の元を訪れる。逃走者は、二人の知人敬ニだったのだ…。
暴力で圧倒的に他者を支配する祐司、祐司に痛めつけられるながらも敬ニ捜査の片棒を担ぐ幸司。”祐司と幸司”という繰り返されるフレーズが、二人の特異な関係性を強く印象付ける。
大金を巡って、釧路の地元のヤクザ、議員とその愛人(祐司の昔の女)、ロシア人、悪徳警官らが時に手を組み、時に裏切りながら欲望丸出しの追跡が続く。まとまな奴が全く登場しないというまさに暗黒小説。登場人物たちの腹黒さに酩酊してしまいそう。幸司が主役だが、祐司の捻れた個性に圧倒される。徐々に金の虜になっていく幸司。果たして群がる奴らを出し抜いて金を手にすることができるのか…。
オールスター集合の雪原でのクライマックスは、大いに盛り上げてくれている。
北海道弁の”しばれる”寒さの描写がピカイチ!