黄金を紡ぐ女
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主人公の弁護士が肉体関係をもったミュージシャンが殺され・・・というお話。 別に人気シリーズを手掛けている人がそれとは違うシリーズを開始する場合、やはり違うことをしたいという願望が主にあると思いますが、本書も87分署シリーズとは違って主人公の家族関係や主人公本人の主観が読み処になっている感が強いと思います。人称も一人称ですし。その気概は買えますが、推理小説として読んだ場合、ややありきたりな感が無きにしも非ずでイマイチの印象でした。尤も殺される女性シンガーやアメリカのこの当時の音楽業界の内実はなかなか読みごたえがあるし悪い作品ではないと思いますが・・・。 他の作家が書いたら佳作ぐらいにはなるかもしれませんが、この作家としては水準作と思いました。人によってはもうちょっといい点になるかもしれませんが・・・。 | ||||
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本書は、マシュー・ホープ弁護士シリーズの2作目、1981年に発表された作品です。過去にゴールデン・アルバムを出すほどの人気ロック歌手だったヴィクトリア・ミラー(ビィッキー)が、レストランで「復活」ショーを行った翌朝、撲殺死体となって発見されます。しかも、彼女の一人娘、六歳になるアリソンが何者かに連れ去られていましたー。本シリーズでのマクベインは87分署シリーズでのタッチとは一味も二味も違い、読後の印象も一般のミステリにしてはあまりないような重苦しさを感じさせます。「黄金を紡ぐ女」でマクベインが狙っているのは今までのミステリ作品とは次元の違うものだといえるかもしれません。いずれにせよ、本書は巨匠マクベインの新境地を示す力作です。ただし、石田善彦氏の訳はあまりにもぎこちなく、校正ミスも五ヵ所以上ありました。非常に残念です。 | ||||
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