ノーベルの遺志
- 北欧ミステリ (199)
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ノーベル賞授賞晩餐会で起こった発砲事件。一番近くにいて目撃者となったのは、タブロイド新聞記者のアニカ・ベングツソン。 頑張って生きる女性新聞記者を心から応援したくなります。 アニカ・ベングツソンがこれからどうなるのか、夫との関係はどうなるのか、子供たちはどう成長していくのか、親友との関係は?お隣との関係は?焼けてしまった家はどうなるのか、興味は尽きません。 第1作『爆殺魔 ザ・ボンバー』は2002年に発行されていますが、本書はいきなり第6作です。次作以降、果たして翻訳されるのでしょうか。 | ||||
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ノーベル賞受賞祝賀会で起こる犯罪には、興味をそそられました。でも終わり方が軽すぎませんか? | ||||
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※上下巻通しての感想をまとめました。 ノーベルが書いた戯曲があることはご存知だろうか。 主人公はベアトリーチェ・チェンチ、題名は「ネメシス」。内容について、この本の一節を借りれば、「人間の罪と復讐、教会の権威と父なる神の罪をモラル的に描いたもの」。 ノーベルは発明によって財を築いた。その財によって毎年ノーベル賞が表彰されているのはご存知のとおりだが、ノーベルの戯曲は世間に知られずにいた。そこには発明物語とは別の物語がある。そして、毎年のノーベル賞にも物語がある。ただ、この年の物語は少し派手すぎた。ノーベル賞の授賞式で殺人事件が起こったのである。 そこに居合わせた地元のタブロイド紙の記者であるアニカは取材をしつつ、事件の真相に迫っていく。そんなミステリーがこの物語。そんなミステリー本編とともに楽しめることがもう1つ。北欧の国・スウェーデンが抱えている問題をつぶさに描いているのである。 社会保障が充実していて、悩みは少ないと思われている北欧の国スウェーデンから届いたミステリーは社会的に抱えるようになった広い問題と、細かい家族ごとの問題の両方を抱えているようで、それを主人公のアニカの目を通して読み取らせる。 9.11後の秘密社会にアメリカの圧力、監視社会の問題から、研究所内の醜い争いにうつ、鬱、崩壊気味の家族と様々なレベルの問題が見えてくる。ミステリとしてだけでなく、北欧の雰囲気を知りためにも役立つ1冊。 【手に入れたきっかけ】 「本が好き!」というサイトの献本で手に入れた! | ||||
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