野性の条件



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初公開日(参考)2006年03月
分類

長編小説

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野性の条件 (角川文庫)

2009年09月25日 野性の条件 (角川文庫)

窓際族という生活に折り合いをつけてきた哀川真也は、謎の美女・巨勢玲子との出会いで運命が一変する。哀川は玲子から誘われ、借金地獄に喘ぐ人やストーカー被害者などを救う組織「アネックス」に参加した。彼はその活動の中で生きることへの情熱を取り戻していく。だが、「アネックス」が某国からの亡命少女を匿ったことで事態は急変、哀川らは過酷な状況に陥っていくのだが―。人間の本質に深く踏み込んだ、傑作大河巨編。 (「BOOK」データベースより)




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野性の条件の総合評価:7.00/10点レビュー 2件。-ランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.2:
(2pt)

期待はずれの構想

一読して感じたことは、著者の得意とする登場人物に味がないことです。
物語の構想も安物の冒険活劇みたいに感じられ、重みがありません。

「アネックス」という組織の中心人物である巨勢玲子の人物像がはっきりしない点と、組織の在り方自体にも現実味がなく、只寄り合いだけの人間の集まりでは面白みが感じられません。
巨勢玲子をもっと強く表に出して欲しかった気がします。

「野性の条件」という題名よりは、只単に「変身」としただけの題名で良かったようにも思えます。

森村氏にエンタテインメント小説は似合わないのではと強く感じた次第です。
野性の条件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の条件 (角川文庫)より
4041753856
No.1:
(5pt)

まるで戦争

人間の野性とは戦時、またはそれに近い極限の状況で、最大限に発揮され、平時または平穏な日々の中では、失われてしまうものだと、本書全体で著者は主張する。もともと、哀川の人生は平穏過ぎた。こんな状態では、彼の野性は沈黙したままだった。しかし、アネックスにより人生のスタイルが変わった時から、野性が剥き出しになった。それは、我々の人生に例えると、希望に満ちた時期に相当する。人生の斜陽を迎えると、野性も消えるのか?

そして、哀川が一応の平穏をつかむまで、どれだけの犠牲が必要だったろう。それは、ほとんど戦争に近いものだった。戦闘場面の描写がリアルだ。ただ、本書の主張に沿うと、野性を維持するためには、平和が訪れてはならない事になる。それは、あまりにも過酷だ。

本書は含蓄のある終わり方をする。

自分自身の野性にあてはめてみると、共鳴する部分が多い。
野性の条件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の条件 (角川文庫)より
4041753856



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