闇に踊れ!
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初版刊行(参考)
種別
長編
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評判
闇に踊れ!の評価:
5.00/10点 レビュー 1件。 D ランク
闇に踊れ!の総合評価:
7.00/10点 レビュー 3件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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その理由は主に、歯に着せない徹底的な人種差別的表現にあるのだろう。
が、白人至上主義を謳っているのではなく、
偽善的態度がかえって問題をややこしくする事に 作者はむかついてるのだと思う。主人公カーワンは、余命僅かな末期癌患者(白人男性、元歴史学準教授、68歳)。
物語は、カーワンがテープに吹き込む独白で進んでいく。
所有するアパートに住む黒人(約60人)を道連れに、爆破自殺の準備を進めていく。もう一人の主人公は、やり手の私立探偵ミラノ(イタリア系白人男性、40歳)。交互に進む、カーワンの独白と ミラノの話が一人の黒人女性を軸に重なっていく。カーワンの独白は、おつにすました堅苦しい感じで始まるのだが、
トホホな体験談や 惨めな夫婦生活など 笑いドコロもけっこうあり、なかなか可愛いじいさんである(不謹慎だが)。
カーワンの犯罪計画の “本当の理由” を知ったとき、彼の決して人を信じず 愛することができない悲しい性格に哀れみを覚えるだろう。ミラノの話は、彼の人としての成長物語でもある。分厚い本(2cm)だが、変に魅力的なじいさんと、
話が進むにつれどんどん男っぷりを上げていくミラノによって、全然飽きさせない。ミラノと女性との会話も洒落ていて楽しめる(洒落すぎていて、解からないとこも多々あったが)。
読後は、なんだかミラノが主人公の恋愛小説のような感じになっていたが、けっこう楽しめた。