ミステリ作家の嵐の一夜
- 古城 (59)
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前作と同じく、登場人物がとても多く、読みながら何度も登場人物の一覧を確認しました。それでも、それぞれ個性的なミステリ作家とそのエージェントたちの人間臭いやり取りはそれなりに楽しめましたし、その人たちが犯人となりうる胡散臭さも感じられました。彼らがさらにいろいろ背景に抱えていたことが、最後に簡単に書かれていましたが、それがもう少し前の時点で出されていたら、読み手はさらにいろいろと勘繰って、犯人探しを楽しめたのかもしれないと思いました。 今回は、セント・ジャスト警部とスコットランドの警察官たちとのやり取りに、イングランドとスコットランドの人たちの間の微妙な感情が感じ取れて面白かったです。またアメリカで発表された作品をイギリスで発表するときには、文言や綴りを「翻訳」して「修正」する、というくだりなども、興味深かったです。 | ||||
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物書きの内幕が色々書かれていて多分実際にこうなんだろうなあとあれこれ知っている過去の作家たちを思い浮かべてちょっと悲哀を感じました。ストーリーはそれほどハラハラドキドキではないけど主人公の警部の人間像にひかれます。自分が持っている服はほとんどすべて母、姉、そして妻からのプレゼントで母も妻も亡くなった今たとえ古ぼけてきてもどれも捨てられない、自分は死ぬまでこれらを着続けるのだろうな という彼に深い感慨をおぼえました。 | ||||
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ミステリー作家たちをカリカチュアしておもしろおかしく描いているところが読ませどころでしたが謎解きミステリーとしてはあまり歯切れのよいものではなかった。 | ||||
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久しぶりに面白かった。 テンポも良く、クリスティが好きな人にはお勧めです! | ||||
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孤立したホテルの殺人。容疑者は宿泊客全員で、誰もが怪しく、動機もそれぞれにある。このような設定は犯人捜しミステリの定番である。本小説も、まさにそんな一冊であるが、物語を彩るのが女性ミステリ作家とその周辺人物たちというのが肝心なところ(ミソ)で、これが実に面白く・興味深い業界パロディ小説ともなっていることである。 概略は内容(「BOOK」データベースより)でどうぞ。 どれほど傲慢で、高飛車で、自己中心的で、嫌味たっぷりな人間でも、ベストセラー作家となるとすべてが許される。売れた者が勝者となるのはこの世の習いである。出版社もエージェントも、頭を下げまくって媚を売る。それを見て同業者たちは何を思うか・・・嫉妬、羨望、恨み、非難・・・そして、それらは殺意へと・・・そして、必然ともいえる殺人事件が起きるのであった。ところが、被害者も容疑者も、嘘をつくプロフェショナルなのだ。何重もの鎧で、彼らは自らを防御している。そのシールドを一枚一枚剥がしていくと・・・そこに読者が見るのは・・・。 | ||||
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