うそつき
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とても面白かった。 ミステリーとしても様々な趣向が試みられており、最後まで興味を途切れさせない巧みさが随所に見られ、 各キャラクターも上手に書き分けられている。 上手いミステリーの手本といえるだろう。 ところで「ソロモンの偽証」が出た際、現実の事件とはほとんど関係ないにもかかわらず、 「よくこの時期に出版されたものだ」と妙な感慨を抱いた読者も多かったと思うが、 余り話題にはなっていないものの本作についてはそれ以上に「時宜を得た」作品であることには だれも異議を唱えないだろうと思う。 この作品を読んで、そのタイトルから容易に連想される例のお騒がせ氏を思い出さない者はまずいないはずだ。 (数年後に読んだ人はほぼ忘れていると思うがw) そういう意味で早く読んでおいた方が良いかもしれない。 もう一つこれは完全に余談だが、本作は実在の地名等をベースに書かれているものの、若干間違えが多いのが気になった。 横浜市に多摩区はないし(あるのは川崎市)、相鉄線の駅名「和田町」は“わだちょう”ではなく“わだまち”である。 ストーリーにはまったく影響ないので、増刷時は誤植として修正されるべきであろう。 また、ロケーションの素晴らしさで知られる実在の某高校が「県下有数の進学校」とまでいえるかどうかも若干微妙なところかも。 (関係者にしてみれば余計なお世話かもしれないが) | ||||
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久し振りに読む推理小説。日本推理作家協会賞を受賞した作者の作品とあり、期待に胸を膨らませながら一気に読み通した。一言でいって、面白い。文学同人サークルのメンバーとうそつき青年、二つの世界がつながっていく過程が実に巧みで、接点に気づき始めた自分を楽しみながら、読破した。通勤途中、夢中になり、下北沢で乗り換えるのを忘れ、新宿まで行ってしまうというアクシデント?に見舞われたのは誤算だった^^ | ||||
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大作「剣と薔薇の夏」にくらべ、読みやすくなっている。うそつき男がうそによって追い詰められていくパートと、文学同人サークルをめぐる謎が、ラストで意外な形で結びつく。おもしろかった。 キャラの書き分けはさすがに上手い。小説としての上手さはある。 スリリングなラストは強烈な印象。ただ、うそつき男の末路をもう少し読みたい。 | ||||
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