白ゆき姫殺人事件

登録されているタグ

※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が載っている参考書籍】

オススメ平均点

6.64pt (10max) / 11件

5.82pt (10max) / 88件

Amazon平均点

3.00pt (5max) / 183件

楽天平均点

3.23pt (5max) / 389件

みんなの オススメpt 自由に投票してください!!

12pt

サイト内ランク[]

C

ミステリ成分[] この作品はミステリ? 自由に投票してください!!

↑現実的

57.75pt

0.00pt

←非ミステリ

37.50pt

ミステリ→

0.00pt

↓幻想的

初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
9,111回
お気に入りにされた回数
3
読書済み登録回数
132
このページのURL

あらすじ

2012年07月26日 白ゆき姫殺人事件

疑惑の女性の周囲をとりまく、「噂話」の嵐「あの事件の犯人、隣の課の城野さんらしいよ・・・」美女OLが惨殺された不可解な事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まった。噂が噂を増幅する。果たして彼女は残忍な魔女なのか、それとも──。(「BOOK」データベースより)

評判

白ゆき姫殺人事件の評価:

6.64/10点 レビュー 11件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.64pt

白ゆき姫殺人事件の総合評価:

6.04/10点 レビュー 194件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全6件 1〜6 1/1ページ
No.6
(7pt)

性格の悪い人間の方が、外から見ている分には面白い

とある美女の殺人事件について、フリーライターが友人の女性の口コミを口切りに、事件と時を同じくして行方をくらませている容疑者最有力候補の女性について独自に取材調査を行い、自身のSNSや雑誌記事に取材情報を多分な誇張・歪曲表現を用いて発信していく様子が描かれる、リアルかつ異色なミステリです。

多くの人の視点で事件が語られますが、視点ごとに事件の印象や形がコロコロと変ってしまうという構成や
人間の醜さ、いやらしさが存分に出ているけれど、それが不快感よりは話を面白くする絶妙のスパイス(むしろメインディッシュ?)になっている作風など
この作品も彼女の作品「らしさ」が存分に出ていました。

文章だけでなく、SNSのやりとりやゴシップ雑誌の記事が資料として組み込まれているという手法が斬新かつ妙なリアリティを産んでいて面白かったですが、SMSや記事の部分は全部巻末にまとめられて、章の終わりごとに参照ページが書かれると言う形式だったため、どういう順番に読めばいいのかちょっと混乱しました。
実際の所私のように、章の終わりごとにその都度資料に飛んで読んでもいいし、最後にまとめて読むのでもいいし、極論読まなくても大丈夫っぽいですが、章の終わりごとに挿入するのではダメだったんでしょうかね?

真相そのものは面白かったですがラストはやや尻すぼみな印象でした。


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら

マリオネットK
UIU36MHZ
No.5
(8pt)

白ゆき姫殺人事件、感想&備忘録


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら

ナタ
9AJ0TZ5W
No.4
(7pt)

顔がかわいいのがお姫様、そうでないのが魔女??


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら

ショボタン
UORQC5SN
No.3
(7pt)

白ゆき姫殺人事件の感想

湊かなえさんの作品は「告白」「夜行観覧車」に続いて3作目。
何れもが、事件の関係者が取材を受けて一人語りするというパターンの小説でした。
正直読み始めて「またこれか」と思ったのですが、この作品は、これまでの2作品とは違うかな。
登場人物の証言から「人間の闇の部分」を浮き彫りにした「告白」あたりと比較すると、この作品の場合は、脚色されたり盛られたりと、如何に不確かな情報が多いかという点に重きをおいているように感じました。
その分「告白」と比べると軽いのですが、女性証言者の、嫉妬からくるイメージの捏造なんかは聞いていてゾッとしますね。
女性って必要以上に周りの目を気にするいきものなんですね。そう言われてみれば自分の周りにもいるような気がしますよ。怖いです。
男性の証言にはそういうところないですものね。

この作品で特徴的なのは、この事件の事を書いた週刊誌の記事のページや、SNSのタイムライン画面が、かなりのページを割いて挿入されている事です。
関係者に取材をした記者が書いた記事であり、記者本人のSNSページである事は明白です。
最初は「何だこれ」だったのですが、読んでみると、各章の関係者の証言と一致していない内容が含まれている事が分かります。
発信する側の表現が曖昧過ぎて、これでは受け取る側が間違って解釈するかも知れないじゃないか、な話ではないのです。
部数を伸ばすため、SNSで目立つための捏造や誇張。
これを表現するのに非常に効果的な手法だったと言えますね。

で、またしても後味が悪い小説となるわけですが・・・
実際にこういう事があるのだとしたら怖いですね。まぁあるんでしょうね。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2
(8pt)

言葉の力

人一人の力の限界は限られている。
それはどんなことでもそうだろう。
言葉も一緒だ。人一人の言葉は社会や組織に対して、発言力を持たない限りはどんな言葉でも無視されていく。
しかし、数を増してくると言葉は力を持つようになってくる。
そして、力を持つ言葉に人は同調する。

特に現代社会はネットによってどんな人間でも世間に言葉を発信しやすい。
それが簡単なためか、人はどんな事でも口にする。
そして、その言葉が力を持つようになってくると、発信者の意図しない所で人を傷つけるようになる。
だからこそ、人は今一度言葉の力というものを再認識すべきだろう。

Jackman
NU5QUKW7
No.1
(7pt)

白ゆき姫殺人事件の感想

格好はちゃんとしたミステリではあるが、かなり冒険的なレイアウトで書かれている。この作品に合った手法なのでこの場合は良いと思うが、このスタイルはこれだけにして欲しい。人が人を評価するのはその人の主観でしかない。
だから色々な人物像が語られる。しかし、その人の本質を的確に表現することは非常に難しい。そしてしょせん他人事という無責任さがオーバーな表現になったり、見当違いな見方になったりする。肉親であってもこの点は避けられない。
マスコミに追いつめられる一人の女性。ネット社会の弊害こそが問題であると作者は思っているのかな。すぐ実名を晒す無責任な掲示板好きの輩。この物語の中に出てくる人間はみんな歪だ。ルポライターという職業の人間でさえ
許しがたい軽薄さで動く。救いの無い物語であるが主人公のモノローグがこの本のすべて。身も心もキレイな美人女性はこの世にはいない、独身男性はこの教訓を忘れずに。

ニコラス刑事
25MT9OHA

その他、Amazon書評・レビューが 183件あります。
Amazon書評・レビューを見る