ブルー・ブラッド
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面白い。 ホーギーシリーズとは正反対のキャラクターは、なんとも味わいがあり素朴。 時には鼻に衝くホーギーのようなお洒落感はなく、デブでだらしない主人公をうまく書いている。 正直、こんな作風でくるとは思わなかった。 皮肉で都会的でお洒落がこの作家のステイタスだと思っていたが、大間違いだ。 緻密なプロットも健在で、読み応えも充分。 設定の無理も目立つが、今後も追いたいシリーズだと思った。 | ||||
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新シリーズということで早速読んでみたのだけど。内容云々の前に、登場人物の設定に無理がかなりあると思った。ミトリーはともかく、バーガーは魅力があまりないし、(ホーギーと正反対どころの話ではない)ミトリーがなぜにバーガーと恋仲になるか説得力がないことはなはだしい。またラストも強引すぎる。元々ハンドラーはストーリーテラーというよりも魅力的な登場人物で光っていた作家なので、登場人物がさえないともうどうしようもない。彼としてはアメリカのドラマでよくあるタイプの、男女で探偵事務所なんかやってます。最初は憎たらしいと思っていたけど、いつのまにか二人は恋を・・・。なんてのをやりたかったのだと思う。でも彼には力不足、というか手をつけない方がいい畑違いだったのだろう。彼も気づいたのか、次作からは主人公はおいといてゲストにも力を入れるようになった。今作は力試しということで。まあまあ。 | ||||
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久しぶりにディビッド・ハンドラーの本を読みました。そして思い出しました。この作家の巧みなプロットだけではなく、前編にただよう温かみこそが他の数多いるすぐれた作家達との違いを作り出していた事を。 面白いです。おそらくこの後何度かこの本を読むと思います。ストーリーをすでに知っていて結末もしっている、だけど時々読みたくなるタイプの本です。私が予想していた人物とは全く違う犯人と理由でした。 惜しいのは大変ユニークでおもしろいキャラクターである何人かのキャラクターについての話が足りない感じがする事です。一番はドリー。素晴らしい女性と感じる人達が何人もいますが 全く別の表現をする人達もいます。本当は?それは結局つきつめらないのが残念です。それにバドとマンディー。バドの本当の姿は?マンディーは?それらの話まで広げてもらえればもっともっと話が奥行きのあるものになったと思います。 その分減点1で★は4つ。 | ||||
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「ホーギー&ルル」シリーズでおなじみハンドラーの、新シリーズの第1作。 前シリーズの主人公ホーギーが、トレンチ・コートにボルサリーノ、コードバンのシューズを履いて颯爽と歩く元「流行作家」だったのに対して、こっちはだらしない小太りの映画おたく。 当然、前シリーズとは趣が違います。 ホーギーのように切れ味鋭い推理と、お洒落な映画みたいな話術はないけれど、ほのぼのとした温かみと、やはり適度に皮肉の効いた会話が楽しい。もちろん、なんだかんだいってもお得意のロマンスもちゃんと用意されています。<キュートなセレブ>だった前作のヒロイン・メリリーより、今シリーズのヒロインの方が身近な感じがして共感できる方も多いかもしれません。 これまでとはまた違った味わいを期待して、続刊を待ちたいところです。 | ||||
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2001年リリース。ミッチ&デズによる新シリーズの記念すべき第一作である。新シリーズは、 『The Cold Blue Blood』(2001年本作) 『The Hot Pink Farmhouse』(2002年) 『The Bright Silver Star』(2003年) 『The Burst Orange Sunrise』(2004年) 『The Sweet Golden Parachute』(2006年)と既に5冊リリースされている。 『ブルー・ブラッド(The Cold Blue Blood)』と言うのは血統書付きと言った家柄・家系が優れていることを言うらしい。今度の主人公は若干太めの映画評論家らしい。つまりは映画の蘊蓄は人後に落ちないとうことか。実際ガーデニングと映画の知識には感服する。そしてホーギー・シリーズに負けないくらいステキなのだ。つまりハンドラーの真骨頂は会話の中にあるのがよく解る。読み終わってずっとジーンとしてまうくらいステキだ。訳者の北沢あかね氏にはその名訳を駆使して、早急に残り4冊もお願いしたい。大至急!! | ||||
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