魔女は甦る
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あらすじ
埼玉県の長閑な田園地帯で、肉片と骨の屑のようなバラバラ死体が発見された。被害者は現場近くにある製薬会社・スタンバーグ製薬に勤めていた桐生隆。仕事ぶりも勤勉で質素な暮らしを送っていた青年は、なぜ殺されなければならなかったのか?埼玉県警捜査一課・槙畑啓介は捜査を続ける過程で、桐生が開発研究に携わっていた“ヒート”と呼ばれる薬物の存在を知る。それは数ヶ月前、少年達が次々に凶悪事件を起こす原因となった麻薬だった。事件の真相に迫るほど、押し隠してきた槙畑の心の傷がえぐり出されていく。過去の忌まわしい記憶を克服し、槙畑は桐生を葬った犯人に辿り着けるのか。--このテキストは、単行本版に関連付けられています。(「BOOK」データベースより)
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評判
魔女は甦るの評価:
3.75/10点 レビュー 4件。 C ランク
魔女は甦るの総合評価:
6.60/10点 レビュー 65件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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毎作社会的なメッセージを含める中山七里作品であるが、今回は「麻薬」
被害者である製薬会社社員をはじめとして、薬大生である被害者の彼女、本庁から来た宮條、そして主人公である槇畑の過去物語が次から対へと語られ、前半の物語は非常に重苦しい雰囲気。
しかし後半、カエル男を台無しにしたあのバイオレンスがここに再登場する。
意外すぎる犯人もその原因の一端ではあると思うが、このバイオレンスが、「麻薬は恐ろしい」「麻薬は憎むべき存在」という作者のメッセージを遥か彼方に忘れ去らせてしまっている。
まぁ、舞台となった薬物研究所は謎が多く残ったままで、ここに勤務していた社員達は全員の名前まで明らかになったものの連絡が取れないまま。
昔のパートナーを失った渡瀬も、宮條の協力者だった人物も、「彼の意思を継ぐ」的な何のアクションも起こさないまま。
古手川もこのままでは使えないただの笑いもののまま。
特に、麻薬を憎みその撲滅に全てを捧げているキャリア組宮條が、あのようなな退場をさせられた事については流石に納得がいかないのですが、この作品には続編があるということ。
出し惜しみしない作者さんのことだから、宮條を物語の舞台から降ろしたのにもしっかりした理由があるのではと思ってます。
それは後編を読めば分かるはず、と信じたい。
この作品単体では低い評価となるのは仕方ない。
で、埼玉県民から言わせてもらうと所沢はそんな僻地ではないです。