虚構推理 鋼人七瀬

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種別
長編
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あらすじ

2019年01月23日 虚構推理 (講談社タイガ)

巨大な鉄骨を手に街を徘徊するアイドルの都市伝説、鋼人七瀬。人の身ながら、妖怪からもめ事の仲裁や解決を頼まれる『知恵の神』となった岩永琴子と、とある妖怪の肉を食べたことにより、異能の力を手に入れた大学院生の九郎が、この怪異に立ち向かう。その方法とは、合理的な虚構の推理で都市伝説を滅する荒技で!?驚きたければこれを読め――本格ミステリ大賞受賞の傑作推理!(「BOOK」データベースより)

評判

虚構推理 鋼人七瀬の評価:

6.75/10点 レビュー 8件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.75pt

虚構推理 鋼人七瀬の総合評価:

7.58/10点 レビュー 77件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(9pt)

虚構推理 鋼人七瀬の感想

はたして本作はミステリなのか?

広義のミステリを「謎が提示され、それが解明される物語」とするならば、本作は鋼人七瀬の正体という謎があるもののその解明をメインとする物語ではなく、広い意味でもミステリとは言い難いと思えます。
一方で本格と呼称される狭義のミステリにおいて「ロジックによる謎の解明」を至上とする流れがあります。そして本作は、謎の解明こそありませんが、不可思議への対抗手段として非常に精緻で巧妙な「ロジックの積み重ね」を用いる物語です。だから自分は、本作を見事な本格あるいは変格ミステリであると考えます(言葉のニュアンスの話で、詭弁的論法っぽいですが)。

なのでミステリの魅力を謎の解明によるカタルシスにあると考える向きには薦められませんが、ミステリにおける精緻なロジックの組み立てやその応酬の妙に魅力を感じる向きであれば、かなりお薦めできる作品です。

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AliceinAbyss
RG0JBP5M

Amazonレビュー

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No.69
(5pt)

文字から映像が浮かぶ

流石です
虚構推理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 虚構推理 (講談社文庫)より
4062932407
No.68
(5pt)

忍法虚構推理

いつものギャグかと思いきや、結末がとんでもない。 
虚構推理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 虚構推理 (講談社文庫)より
4062932407
No.67
(4pt)

虚構推理合戦の話にユニークな面白さが印象的っすね。岩永琴子のキャラも魅力的だったな。

〈鋼人七瀬(こうじんななせ)〉て異形がからむ事件の真相を、探りだそうとするのではなく、「たとえ嘘であっても、こういう虚構であれば筋が通ってて、いかにもって感じで面白いだろ」とする方に持っていく、なんていうかな、虚構合戦的な話の展開にユニークな妙味があって、読みごたえありましたね。

11歳の頃、妖(あや)かしたちに右眼と左足を奪われ、一眼一足(いちがんいっそく)の身となった本シリーズの主人公・岩永琴子(いわなが ことこ)のキャラがまた、とても魅力的で良かったな。異界の妖かしたちから〝おひいさま〟と呼ばれ、慕われている彼女のことが、すっかり気に入ってしまいましたよ。

本書のクライマックス、第六章「虚構争奪」におけるネット上での攻防、虚実織り交ぜた話の支持者獲得合戦に引き込まれながら、「ああ、そういえば、あの物語もそういう面白さがたまらんかったなあ」て思い浮かべた短篇がありました。斜線堂有紀(しゃせんどう ゆうき)さんの「本の背骨が最後に残る」「本は背骨が最初に形成(でき)る」て、両作品。とってもぞくぞくする面白短篇どす。興味が湧きましたら、『本の背骨が最後に残る』(光文社)で読んでみて。

ところで、城平 京(しろだいら きょう)氏の本書を手に取ったのは、大矢博子さんが編んだ『放課後推理大全 学園ミステリーアンソロジー』(朝日文庫)収録の一篇、城平 京「岩永琴子は高校生だった」(シリーズ長篇『虚構推理 スリーピング・マーダー』第一章を丸ごと収めたもの)の読み心地が良くて、「また何か読んでみたいなあ」と惹かれるものがあったから。なので、本シリーズと出会うきっかけになった大矢さんのアンソロジー本に、「あざっす❗」て感謝っすね。
虚構推理 (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 虚構推理 (講談社タイガ)より
4065145309
No.66
(5pt)

少し古くなると書店には無くなるのです

とは言っても2019年なんですけどね。
虚構推理 (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 虚構推理 (講談社タイガ)より
4065145309
No.65
(4pt)

異色の対決

2011年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 奇抜なアイデアで構成された長編ミステリだ。ホラーや伝奇小説のようにも見えるが、根幹のところに探偵小説としてのおもしろさがあり、圧倒された。
 探偵小説における「解決」や「真相」といったものへ異議を唱えるメタ・ミステリでもある。
虚構推理 (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 虚構推理 (講談社タイガ)より
4065145309

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