トリック狂殺人事件



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初公開日(参考)1991年04月
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長編小説

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トリック狂殺人事件 (光文社文庫)

2000年07月31日 トリック狂殺人事件 (光文社文庫)

警視庁捜査一課の烏丸ひろみに届いた一通の招待状。差出人は「トリック卿」。招かれたのはひろみを除いて、すべて大ウソつきの男と女。場所は、雪深い山奥の「うそつき荘」。そこで出されるクイズをすべて解くと賞金はなんと六億円。しかし、奇妙なゲームに参加した七人を待ち受けていたのは、前代未聞の殺人劇。吹雪でもないのに全員が雪の中に閉じ込められ、見ている前で犯人が消える。招待客の中に紛れ込んだ殺人者「トリック卿」とは誰なのか?雪の密室モノに新境地を開いた傑作登場。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.25pt

トリック狂殺人事件の総合評価:5.38/10点レビュー 8件。Dランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(4pt)

発想・構想は面白かったのだけれど……

比喩ではなく重機まで持ち出され、山荘が窓や天井まで完全に雪で埋められてしまうという、まさに究極「雪の山荘」もの。

さらに一見不可能犯罪とおぼしき連続殺人が起こるたびにまるでゲームだと言わんばかりに「どんなトリックが使われたのか正解した者には賞金!」
と謎の正体主である「トリック卿」から出題が発生し、雪の山荘に閉じ込められた招待客たちに怒りと恐怖を与えるという、クローズドサークルシチュエーション。

設定は非常に面白いと思いましたが。
肝心のトリックや真相が微妙のものばかりなせいで、設定を活かせず、正直駄作といった印象です。

推理小説というよりは、バラエティ番組のコントのシナリオみたいな作品だと思いました。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.3:
(2pt)

トリック狂殺人事件の感想

刑事を参加させたロジックはまだわかるが、この計画を遂行した意図がイマイチわからない。
ターゲットを甚振るにはエンターテイメントの要素も弱いし、現に失敗もしてるリスクだらけの計画ならターゲットだけを集めて始末すべきだったとしか言えない。

エーカー
NWKWLAAY
No.2:
(7pt)

トリック狂殺人事件の感想

金総額六億円をかけた雪の山荘での連続殺人ゲームに美人刑事烏丸ひろみが挑む!少し昔のミステリだけど、その時に既にこのような「アンチ本格」な作品が出ていたのに驚く!確かにミステリとして細かいところまでよく練られていて面白かったけど、ミステリ慣れしていない時に読んでいたらもっと楽しめたんだろうなあと思った作品(笑)

ジャム
RXFFIEA1
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

トリック狂殺人事件の感想

意外な犯人や事件に仕掛けられたトリックの手法は
古い作品と言う事もあり驚きは少ない。

ただ、そうは言っても
こういうお手軽な推理モノは大変好みです。

「トリック卿」という犯人の俗称や
雪の山荘のクローズド・サークル内で起きた
氷付けの死体や人間消失などのコテコテの謎は読んでて面白い。

この雰囲気の作品は現代では出版されにくいのもあり、
この時代の作品ならではの良さを感じました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.4:
(2pt)

一番重要なところに矛盾が・・・

クローズドサークルものでそれなりに面白い作品ですが
ネタバレをしてしまうと

主人公は死体のある箇所を見てトリックと犯人を見破ったはずなのですが
その殺人をする行程でそれが消えて、落ちてしまうんじゃないかと思いました。
服ならともかく、あの箇所ならついた液体は凍らせる過程で水で落ちてしまうのではないかと・・・。

犯人につながる唯一の証拠が弱いと思いました。
それ以外は個性的な人物たちでキャラの名前を覚えるのがたやすく物語に入り込めるのがいい。
トリック狂殺人事件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:トリック狂殺人事件 (角川文庫)より
4041789095
No.3:
(3pt)

お手軽に楽しめる「推理劇場」

「トリック卿」なる人物から招待状が届いた縁もゆかりもない6人が雪の館に文字通り「閉じこめられ」、そこで命をかけたクイズに挑戦する・・ という、推理小説としては何とも古風な設定の話。しかし作者は、意図的にそうした装置や小道具を用いて「推理劇場」ともいえる独特の空間を作り出している。そして話の細かい整合性のために小細工を弄しようとしないことと、そもそも作者の文体が軽妙なことで、使い古された設定が逆に「お約束」のような心地よさに感じる。トリックに徹底的に整合性を与えようとすると設定が非現実的になり話がおもしろくなくなる、かといって現実に近い設定にすると合理的なトリックが成り立たなくなる、という本格推理小説が本質的にもつ矛盾を気持ちいいほどにつきぬけ、現実性や細かい整合性よりも、純粋に「謎解きの楽しさ」を追求した作品かも。推理クイズ<本書<本格推理 くらいの位置づけか。緻密な本格推理を期待していたら本書にはがっかりするだろうし、推理小説好きな人ならすぐにトリックが分かってしまうかもしれないけど、軽く本格っぽい雰囲気のあるものを読みたいという人には、それなりに楽しめる1冊だと思う。
トリック狂殺人事件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:トリック狂殺人事件 (角川文庫)より
4041789095
No.2:
(1pt)

トリック狂というわりにはトリックが・・・(;'Д`)ハァハァ  

(;'Д`)ハァハァ  謎の人物「トリック卿」からの招待状で雪の山荘に 集められた烏丸ひろみほかいわくありげな6人。 出された問題に解答できれば莫大な賞金が出るが・・・。 ま、サクサク読めるんで2時間くらいの肩こらない読書に ちょうどいいが・・
トリック狂殺人事件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:トリック狂殺人事件 (角川文庫)より
4041789095
No.1:
(5pt)

これぞ推理。

吉村氏にしては珍しい?本格ミステリ。推理好きにはたまらない一冊でしょう。内容についてあれこれ書くような野暮なまねはもちろんしませんから、じっくり楽しんでください。あー面白かった。
トリック狂殺人事件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:トリック狂殺人事件 (角川文庫)より
4041789095



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