代理弁護
- リーガル・サスペンス (52)
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本書は、児玉清氏がその著書『寝ても覚めても本の虫』の中で、「女流作家の時代に乾杯」のコーナーの一作として紹介されていた作品で、面白そうだったので読んでみた。 著名な法律事務所の共同経営者で財産管理部門を担当する弁護士ジャックが、資産家の妻を殺したと自首した。前夜遅く帰宅したジャックが見たのは、鋭利な刃物で身体の数ヶ所を刺されて、すでに息絶えていた妻の姿だった。ジャックの頭にとっさに閃いたのは、殺したのは売り出し中のモデルでもある16才になる自分の娘、ペイジに違いないという思いであった。そう、ジャックは、自分が娘の身代わりとして殺人者になることにしたのだった。刑事を前にようやく自白を終えたジャックは、自分のうそを確固たるものにするために、まだ新人で、殺人事件の経験も未熟な駆け出し女性弁護士メアリーをあえて自分の弁護士に指名した。 ところが、彼の思惑は見事にハズれしまう。何もできないと思ったメアリーは、見事な直観力と思考力と行動力を兼備した上に駆け引きや深慮遠謀にもたけた、優秀なルーキーだったのだ。 自分でも母親を殺したと信じ込んでいるペイジ・・・。だからこそ身代わりになったジャック・・・。ジャックの容貌に異性としての魅力を感じながら、どこかおかしいと感じて独自の調査を始めるメアリー。同僚の助けを借りながら、一歩一歩事件の核心に近づいていく彼女に、いつの間にか危険が迫ってくる・・・。 物語は中盤を過ぎる頃から、ハラハラ・ドキドキの連続で、ついストーリーに引き込まれてしまうが、ハードボイルドな男性作家のものとはまた違う、女流作家らしいロマンスの香りと新人弁護士の初々しい懸命な奮闘ぶりの描写に、新鮮な驚きと一種独特なサスペンス小説としての魅力を感じた。 | ||||
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冒頭は、出頭してきた男の自白。でも、おかしい。これは真犯人ではない。では、なぜ?・・・真実が見えたと思うと、そこでまた一転。脇役まで含めた人物描写もしっかりしていて、すっかり入り込んでしまいました。とても途中で止めることなどできず、翌日が大変でした。 | ||||
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女性弁護士だけの法律事務所、Rosato & Associates が舞台となっているシリーズ。 魅力的な女性弁護士達の中でも、私が一番魅力を感じるのが、このMoment of Truth の主人公、Mary DiNunzio。弁護士になったものの、この仕事が自分に不向きなんじゃないかと、いつも転職を考えているMary。バリバリのキャリア弁護士とは違い、親しみを感じました。 父親の愛情、母娘の葛藤、弁護士としての真実への情熱。最後の犯人追走場面は、はらはら、どきどきで、その晩に一気に読み上げてしまいました。 | ||||
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