砂漠の狐を狩れ
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アリステア・マクリーンのような冒険活劇を期待する人には物足りないと思いますが、兵站も含めた砂漠の戦いに興味のある人には最高でしょう。もしドイツアフリカ軍団に本国からの補給が続けられたらと考えると、面白いです。訳文は、英国独特の婉曲的な言い回しやユーモアにこなれていないと感じますので☆マイナス1。書き込み無しということでしたが冒頭の地図のページにしっかり書き込みあり。全体的に古書店なら店頭の均一ワゴンのレベル。送料を考えると残念。すぐ読みたかったので今回はしょうがない。 | ||||
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「なぜロンメルはあんなことをしたのだろう?(p.462)」に続く言葉のために作者はこの作品を書いたんじゃないかと思います。70ページあたりまで作品の世界に入り込めなかったですが、その後は一気に波に乗れました。読んで損はないです。 | ||||
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第二次世界大戦に関するお奨め小説を挙げるとすれば、今まではアリステア・マクリーンの[女王陛下のユリシーズ号]、そしてD・L・ロビンズの「鼠たちの戦争」の2冊であった。 しかしこれからは本書である「砂漠の狐を狩れ」も必ず挙げるであろう。 題名のとおり、砂漠の狐と呼ばれたロンメル将軍を暗殺しようとする英軍特殊部隊の話であるが、砂漠という極限の環境の中での物語が淡々と描かれている。 主人公及びその親友以外は、殆どが実在の人物であり、また主人公が所属していたT3隊以外は、やはり実在の部隊である。 間違った軍事用語を使った小説、又は間違った翻訳の戦争小説ほど私を白けさせるものは無いが、本書は完璧と言える。 また砂漠の戦いに必要な装備が細かく描かれており、これも軍事物好きの人には堪らないであろう。 砂漠についてのロマンチシズムと、そして騎士道精神を堪能できる、文句なしに五星の評価が出来る秀逸な戦争小説である。 | ||||
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イギリス特殊部隊による、ロンメル暗殺作戦の物語。物語は戦闘シーンよりも、砂漠→故障→燃料→砂漠……のループで、灼熱の地獄で生き残っていくために自ずと人間の内面に向かっていく。長距離砂漠挺身隊が上官も部下も区別なく働き、また、ドイツも陣営が異なっただけで、個人としてはけっして憎んでおらず、極限状態の中、人としての尊厳、誇りを持ち続けることによって、生を許されていく。おそらく、そのイコン的な人物がロンメルなんだろうね。文章は淡々としているけど、その根っこにはやはり『炎の門』と同じく燃え描写が潜んでいる(笑) | ||||
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