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ジャム さんのレビュー一覧
ジャムさんのページへレビュー数90件
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たまたま本屋でランダムに手にとったのが、乙一作品との出会いの始まり。一読して衝撃!ホラーともミステリーとも取れる怪しい魅力にはまりました。
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文学少女見習い三部作、完結!メインの「寂寞」は菜乃の親友瞳がなんと心葉と交際?しかし、その裏には瞳と昔家庭教師だった先生との悲しい過去が隠されていて・・・。夏目漱石の「こころ」をテキストに心葉と菜乃が彼女たちの心の傷を紐解き、最後には一筋の光明をもたらしていく様に感動しました!瞳と菜乃の友情も良かったですね!そして、最後のエピソード「卒業」ではついに心葉が卒業!菜乃の最後までぶれなかった心葉へのまっすぐな気持ちが清々しかったです!
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文学少女天野遠子が去り、心葉は3年生になった。しかし、そこに現れたのは心葉先輩に一目惚れした情熱的な文学少女見習い日坂菜乃という新入生だった! 遠子が去った後の1年を遠子とは正反対でそれでいてどこか彼女に似たところのある菜乃ちゃん視点で描く外伝ですが、勿論本編に劣らず物語に一切手は抜いておらず「文学少女見習いの心中」でも近松門左衛門の「曽根崎心中」を題材にある高校生男女の心中とその裏に隠された恋物語の真相に心葉と菜乃の新凸凹コンビが迫っていくという内容で、ラストの胸に迫る絶望と救いの真実には感動しました!
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学少女シリーズ第6作にして番外編のテキストは泉鏡花の「夜叉ケ池」!夏休みに遠子からSOSを受け取った心葉は、彼女が待つ麻貴の別荘へ行くことになるが、そこで待っていたのは80年前に起きた謎の大量殺人の再現とも言える状況だった!これまでのシリーズで一番本格ミステリっぽい雰囲気が漂う作品になっていて、ラストで次々に明かされる慟哭と救いの真実には圧倒されました!そして次はいよいよ第1期最終章ということでこれで終わっちゃうかと思うと先に残しておきたいような早く読みたいような複雑な気分です(笑)
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初の中編。この短さでこの内容の濃さ、完成度はやはり天才!A子と憂鬱刑事のコンビも良し!
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「四つの死」にまつわる「八つの不可能な謎」がたった一つの「解」で解かれる正に本格ミステリのお手本的傑作!ただ、残念なのは「火蛾」の古泉さんと同じく現在まで発表された長編がこれ一作のみということか。
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文庫版(上)第31回メフィスト賞受賞作。自殺した生徒は誰?少年少女の心の痛みを鮮やかに描いた青春劇の始まり。
文庫版(下)自殺した生徒の正体が明らかになる下巻。新たな傑作青春ミステリーの誕生!個人的にはいろんな意味で深い「HERО」という章に特に感動した! また、新川直司さんの漫画もこの世界を忠実に描ききっており、おすすめです!泣けます! |
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霧舎学園シリーズ第3弾!図書室で琴葉、棚彦らが誘拐されちゃった?その頃、もう一人の名探偵保はのの子と無人島に閉じ込められていて・・・。今のところシリーズ最高傑作だと思います!誘拐モノに新境地を加えた1作で、既存の誘拐モノを逆手に取った「霧舎流誘拐劇」には思わず舌を巻きました!また、本自体にも仕掛けが施してあるなど凝りに凝っており、このシリーズは1作ごとに確実に上手くなっている印象がありますね!
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石持浅海の長編デビュー作!アイルランドの宿屋で起こる連続殺人に日本人研究者が挑む!推理小説としての謎解きの楽しみを存分に味わえた傑作!
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個人的に速水3兄弟シリーズで一番好き。この短さで、この衝撃は他にない。
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初赤川作品は深田恭子さん主演で映画化された長編第1作。青春あり推理ありスリルあり、と大満足の内容、個人的に赤川さんの文体が一番読みやすく、普段読むのが遅い私でもほぼ一気読みでした!
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八つ墓村を超える大量殺人!推理より恋とスリルに満ちた作品。八つ墓村を愉しめた読者なら、気に入るはず。もちろん、かくいう自分も気に入りました!
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高校の頃の初読時に「アンフェアだ!」と思って長らく封印していましたが、大人になって今回再読した時には素直に「フェア」だと思い直しました(笑)そういう意味で、自分の中では「十角館」と同じぐらい思い入れが深い作品です(笑)
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別々に見える二つの事件が一つに結び付く大技が綺麗に決まっているのがこの作品の一番の読みどころです!あと、「孤島パズル」で心に傷を負ったマリアの繊細な心理描写も丁寧に描かれており、マリアが理由は違うものの同じように心に傷を負った元人気アイドル由衣と交流していくうちにどう双方がどう変わっていくかという点も良かったです!この二人の再生の物語を抜粋すると「双頭の悪魔」ならぬ「双頭の天使」になるのかな?(笑)
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京極夏彦の衝撃デビュー作!トリックにはさほど驚けなかったんですけど、小説世界への引き込まれ感は他の小説にはないものがありました!
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誤解」の連鎖が生む「二つの首」を巡る悲劇!作者の法月さん以上に本書の魅力を分かっていた貴志祐介さんによる作者インタビューが本書がいかに傑作かということを伝えてくれました(笑)個人的に最後の最後に明かされる悲劇はちょっと切なかった。
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あくまで推理小説のロジックを重視し、笑いとユーモアの中にも罠が張られているという油断ならない作品。ユーモア本格ミステリのエース、東川篤哉のデビュー作!
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日常の謎をテーマにした加納朋子のデビュー作!殺人事件もないし、ミステリ好きでなくともおすすめ。ほっと癒されるような優しい小説です!
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「旅人」斉木とともに世界中を旅している気分にさせられる連作推理短編集!ミステリ的には「砂漠を走る船の道」、「白い巨人」のトリックの巧みさに驚かされたし、全体的にはその国それぞれの価値観によって打ちのめされる斉木やその仲間たち(=日本人)の姿が鮮烈に印象に残った!
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