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ジャム さんのレビュー一覧

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レビュー数259

全259件 101~120 6/13ページ

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No.159: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ガリレオの苦悩の感想

久々のガリレオシリーズ!ドラマでは柴咲コウが演じた女性刑事内海薫も登場し、ますます湯川先生を取り囲む状況がにぎやかになってきました(笑)科学を犯罪に使う輩と果敢に立ち向かっていく湯川の活躍譚が5編おさめられていますが、自分的にはその中でも派手さはないですが湯川の旧友のペンションで起こった悲しい密室殺人を描いた「密室る(とじる)」が特によかったです!
ガリレオの苦悩 (文春文庫)
東野圭吾ガリレオの苦悩 についてのレビュー
No.158: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

謎解きはディナーのあとでの感想

祝!本屋大賞受賞!無能?のお嬢様刑事を影で救うのは、言いたいことを容赦なく言い放つ毒舌執事だった!また、お嬢様と全く同じような思考?で珍推理を連発する富豪刑事「風祭警部」のキャラも良かった(笑)1話約40ページが6本ということで、軽く読めるミステリが多いのが読みやすくて良いですね!特にミステリ的に良かったのは、心理的な密室トリックが見事に決まっていた「花嫁は密室の中でございます」。
謎解きはディナーのあとで (小学館文庫)
東川篤哉謎解きはディナーのあとで についてのレビュー
No.157:
(7pt)

人形はなぜ殺されるの感想

神津恭介もの。人形連続殺人の謎。処女作を超える傑作!
人形はなぜ殺される 新装版 高木彬光コレクション (光文社文庫)
高木彬光人形はなぜ殺される についてのレビュー
No.156: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

鏡の中は日曜日の感想

殊能将之追悼第2弾!名探偵石動戯作は、14年前鎌倉の異業の館「梵貝荘」で起きた殺人事件の再調査を依頼される!その事件は名探偵水城優臣最後の事件として見事に解決されたはずだったのだが。 本格ミステリの徹底的なアンチテーゼに溢れた傑作で、本作で主に描かれるのは事件後の関係者のその後である。そして、隠されていたある真実は本格ミステリが孕む根本的な矛盾を鋭くついたもので正に殊能にしか描き得ないといっても過言ではない。しかし、そこに存在するのは絶望ではなく希望であり、殊能は本作で一度本格を終わらせまた始めたのだ。
鏡の中は日曜日 (講談社文庫)
殊能将之鏡の中は日曜日 についてのレビュー
No.155: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

異邦の騎士の感想

島田荘司の実質的な処女作!推理小説というより、御手洗潔の登場譚として愉しめました。
異邦の騎士 改訂完全版
島田荘司異邦の騎士 についてのレビュー
No.154:
(7pt)

私たちが星座を盗んだ理由の感想

ミステリ的には「嘘つき紳士」、切ない系では「終の童話」、表題作「私たちが星座を盗んだ理由」が強く印象に残りました!
私たちが星座を盗んだ理由 (講談社ノベルス)
北山猛邦私たちが星座を盗んだ理由 についてのレビュー
No.153:
(7pt)

匣庭の偶殺魔の感想

綾辻さん推薦のデビュー作。ライトノベル的なミステリーで新鮮さがあり面白かった。
匣庭の偶殺魔 (角川スニーカー文庫)
北乃坂柾雪匣庭の偶殺魔 についてのレビュー
No.152:
(7pt)

殺竜事件-a case of dragonslayerの感想

ファンタジー&ミステリーの二重奏!不死身の竜殺人事件の真相とは?
殺竜事件 a case of dragonslayer (講談社タイガ)
上遠野浩平殺竜事件-a case of dragonslayer についてのレビュー
No.151:
(7pt)

薔薇の女の感想

矢吹駆シリーズ第3弾!今度のテーマは両性具有体!やっぱり、このシリーズ深い。
薔薇の女―ベランジュ家殺人事件 (創元推理文庫)
笠井潔薔薇の女 についてのレビュー
No.150:
(7pt)

頭蓋骨の中の楽園 LOCKED PARADISEの感想

安藤シリーズ第3弾!ガチガチの推理小説に見えて、実は?第1作、第2作を読んでからじゃないとついていけないのでご注意。
頭蓋骨の中の楽園(上) (講談社文庫)
浦賀和宏頭蓋骨の中の楽園 LOCKED PARADISE についてのレビュー
No.149: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

殺人方程式の感想

鮎川哲也、森村誠一など大御所も絶賛した傑作本格ミステリ。読者への挑戦つきなのも良いです。
殺人方程式 〈切断された死体の問題〉
綾辻行人殺人方程式 についてのレビュー
No.148: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

屍鬼の感想

(一)小野不由美のホラー大作第1巻。雰囲気があった。

(二)第2巻。ミステリーというより、ホラーな展開が続く。

(三)第3巻。物語を引っ張る力はさすがの一言。

(四)第4巻。クライマックス近し。心がざわついた。

(五)ついに最終巻!なるほど、そういうことかと納得。ミステリではないが、ホラーとしてこれからも語り継がれる名作だと思う。

屍鬼〈5〉 (新潮文庫)
小野不由美屍鬼 についてのレビュー
No.147: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

死にぞこないの青の感想

内気な小学生を先生がいじめ、それを見かねた残酷な少年「青」が復讐の手助けをする話。少年の描写といじめの描写がリアルで、一気に読まされた。乙一さんは、やっぱり悩める少年の味方だなあ。ひたすら暗い話だけど、ラストに救いがあって良かった。
死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)
乙一死にぞこないの青 についてのレビュー
No.146:
(7pt)

Jの神話の感想

第4回メフィスト賞受賞作。異色のエログロミステリー誕生!
Jの神話 (講談社文庫)
乾くるみJの神話 についてのレビュー
No.145:
(7pt)

君の望む死に方の感想

碓氷優佳シリーズ第2弾!今度は「殺されたい社長」を止めようとする設定。こちらも、スリリングで面白かった。
君の望む死に方 (祥伝社文庫)
石持浅海君の望む死に方 についてのレビュー
No.144:
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (6件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

殺戮にいたる病の感想

我孫子武丸の最高傑作!いままでのユーモアは抑え気味で代わりに猟奇的なホラー調。叙述トリックも凄い!
新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子武丸殺戮にいたる病 についてのレビュー
No.143: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

殺人喜劇の13人の感想

第1回鮎川哲也賞受賞のデビュー作。一言で言うなら、ミステリマニアの、ミステリマニアによるミステリマニアためのミステリ。
殺人喜劇の13人 (創元推理文庫)
芦辺拓殺人喜劇の13人 についてのレビュー
No.142:
(7pt)

秋期限定栗きんとん事件の感想

(上)相変わらず小鳩君の推理癖と小山内さんのスイーツ好き、そして中に潜む狼は健在。また、本作で初登場の新聞部部員の瓜野君の小鳩君と違った意味での熱血ぶり、そして新聞部部長の堂島健吾の男らしさと兄貴ぶりも良かった。核となる放火事件の真相がどう転がっていくのか?下巻も楽しみ。

(下)小鳩君と小山内さんはやっぱりこうじゃなくっちゃ!と納得(笑)小山内さんは今風に言うと怖可愛いと言うべきか?(笑)それにしても、瓜野君可哀そうだなあ(笑)

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)
米澤穂信秋期限定栗きんとん事件 についてのレビュー
No.141:
(7pt)

悪魔が来りて笛を吹くの感想

個人的に密室トリックの完成度が金田一耕助ものでも「本陣殺人事件」に次ぎ1、2を争う出来だと思います!
悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史悪魔が来りて笛を吹く についてのレビュー
No.140:
(7pt)

ホラー作家の棲む家の感想

「虚構」と「現実」が混じり合うメタ・ホラーの新境地!三津田さんの原点である本作ではその後の活躍を予感させる小説としてぐいぐい作品世界に引っ張る力がありました!ミステリ要素は少ないですが、ゾクゾク系ホラーが好きな自分としては終わり方も含めて大満足!
忌館 ホラー作家の棲む家 (講談社文庫)
三津田信三忌館 ホラー作家の棲む家 についてのレビュー