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ジャム さんのレビュー一覧
ジャムさんのページへレビュー数259件
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江戸の昔から怪異が続く武家屋敷でミイラが蘇り、死体が瞬間移動し、ついには氷室まで消え失せてしまう!弁護士川路とリバーカヤック仲間の那珂邦彦のコンビが謎の連鎖に挑む! 「詰め込みすぎミステリ」として話題の著者の長編作品を初めて読みましたが、確かにこれはあまりに「詰め込みすぎ」だと感じましたね。読むのに5日もかかったように全体的に複雑な謎が次々に出てきて読み辛かったような。。こういう作品嫌いではないんですけど、ちょっと本格にするための辻褄合わせばかりが目立ってあれでしたね。あと、断片いらないんじゃ。。
やっぱり、自分はこういう細かい謎の連鎖より大ネタ一本でどーんっと「騙された!」という感じのミステリのが好きみたいですね(笑)一応この作品にも最後に大ネタはあったんですが、どうも無理があるトリックのように感じられてそこまで感心はできませんでした。。 |
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やっと読めた第三回メフィスト賞受賞のバカミスの傑作!全体的にやたら下ネタが多いですが、登場人物たちが見事に馬鹿ばっかりなのでその掛け合いで楽しめました(笑)個人的なお気に入りは、小野と早乙女のドタバタコンビが楽しめる「エースの誇り」、この笑いだらけの作品で実現可能なトリックを使用した「丸ノ内線七十秒の壁」、島田荘司の「占星術殺人事件」のトリックをアリバイトリックにアレンジした「五枚のとんかつ」、「六枚のとんかつ」の姉妹短篇が良かった。
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昭和の探偵小説ブームを作り上げた「初代」の乱歩賞受賞作にして、日本のクリスティ「仁木悦子」の処女作!医院に居候させてもらうことになった仁木雄太郎と悦子の兄妹は、引っ越し早々防空壕から死体を見つけてしまう!しかも、事件の影には一匹のネコが絡んでいるようで・・・。これは軽妙な文体が読みやすく、仁木兄弟の掛け合いも抜群!特に悦子ちゃんが悪戯心などもあり小悪魔的で良かった(笑)そして、肝心のミステリ部分ですが派手さはないものの、丁寧に作りこまれていて著者の本格魂が伝わってきましたが、ただネコのチミちゃんが(泣)
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(上)金田一耕助、最後の事件!新郎の謎めいた生首殺人がすべての始まりだった!
(下)あれから十数年。再び起こる連続殺人。時を超えてすべての謎が明らかになる傑作! |
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(上)横溝正史の遺作!双子の娘、幻想的雰囲気、因習と大横溝の魅力満載。
(下)ドンデン返しと余韻の残る結末。横溝正史は死なず! |
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四季シリーズ第1作!小説というか詩的な表現が多くて、ほぼ一気読みできた!天才「真賀田四季」の思考はやはり凄い!大人が子供に負けっぱなしです(笑)
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「幽霊座」、「トランプ台上の首」は読んでいたので今回は未読の「鴉」のみを読みました。岡山の湯治場を舞台に金田一耕助がお馴染み磯川警部の誘いで3年前にそこで起きた密室状況での不可解な人間消失に挑むというもの。相変わらず大横溝らしい緻密な構成と明かされる背景の哀愁に酔いしれることができました。あと、耕助と磯川の絶妙な掛け合いも良し(笑)
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久々の森ミステリィ。やはり森さんの作品は他の作家とは一線を画す独特の詩的表現や流れるような文章で一気に読ませますね!今回の短編集では近未来を舞台にしたバーチャルミステリ「トロイの木馬」、リリおばさんの超絶回文に目がぐるぐる回る「ゲームの国」、萌絵と犀川の元祖肉食女子と草食系男子のコンビが微笑ましい「いつ入れ替わった?」の3編が特に良かった。
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ホテルで殺害された娼婦の乳房には、不気味な青蜥蜴の絵が描かれていた!複雑極まる愛憎劇の裏に隠された事件の真実に金田一耕助が挑む!話自体は非常にドロドロしてるんですが、最後のほうで金田一耕助が事件の要点をまとめあげそれらの謎が一つ一つ解きほぐされていくのはやはり横溝の本格に対する真摯な姿勢が現われていて良かったです!ただ、この時代の小説でふしだらな中学生女子をみせられるとはさすがに度肝を抜かれましたが(笑)
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シリーズ完結!赤、緑、黒、白となぜか死体がペンキで塗りつぶされる連続殺人に紅子が挑む!結末は森さんらしいものでしたが、背後にあの天才が関わっていようとは思いませんでした!これで紅子と愉快な仲間たちともお別れかと思うと、少し切なかったですね(笑)あ、でもまだ「四季シリーズ」全部読んでなかったか(笑)
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壺の中に入る女「壺中美人」をたまたまテレビでみた金田一耕助。それは、その後に起きる画家殺人の重要な手掛かりを示していた!あんなところにも伏線が張ってあったのかと横溝の技巧に改めて驚かされる好作品!そして、「廃園の鬼」では綾辻行人の館シリーズを思わせるような奇妙な建築物が登場!こういう点でも横溝が後世の作家に与えた影響は非常に大きい。
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これは確かに読まされる大作だったけれど、先にドラマ観ない方が良かったかも。しかし、長く小説を読んできた中でも第3者視点で桐原亮司と西本雪穂の主役の二人が描かれているという独特の手法はドラマと違った意味で作品世界にぐいぐい引っ張ってくれたのは良かった。ラストも第3者視点ならではのなんともいえない切なさが漂っていたし。
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団地に住んでいた経験のある自分としては、十分以上に愉しめました。個人的にかなり好きな作品です!
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ベストセラー作家、東野圭吾初期の傑作!ラストのどんでん返しが鮮やかでした。
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構想、執筆に10年を費やした作品。推理より乱歩に捧げたという人間ドラマに注目。
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高校時代に読んだ初東野作品。騙されました。
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漫画家の悲劇を描いた野心作!
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推理小説というより、エンターテインメントとして愉しめた。ドラマも原作にないコミカルさとメロドラマ的で良かった。
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豪華絢爛たるミステリ業界人の眼前で起こる古典ミステリの見立て連続殺人!名作「黒死館」のオマージュもさることながら、一人一人のキャラの濃さに瞠目させられた作品(笑)
京極さん、まさかあんな死に方するなんて(笑) |
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