■スポンサードリンク


BOY さんのレビュー一覧

BOYさんのページへ

レビュー数31

全31件 21~31 2/2ページ
<<12

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.11: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

リングの感想

一時期ブームになり、井戸から出てくる貞子は有名ですが、小説ではそんなシーンはありません。映像化されたものもちゃんと見たことはなかったので、ホラー作品かと思っていましたが、実際にはミステリー要素もかなり盛り込まれていて、読むうちにどんどん引き込まれていきました。ラストは次作を読みたくさせるような終わり方となっています。
リング (角川ホラー文庫)
鈴木光司リング についてのレビュー
No.10: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

ハサミ男の感想

殺人鬼であるハサミ男が探偵役に。普段はフリーターとして働いている、乖離性人格障害など、ハサミ男の殺人鬼以外の面もしっかり描かれており良かった。
これは面白い。いろんな意味で騙されます。
ハサミ男 (講談社文庫)
殊能将之ハサミ男 についてのレビュー
No.9: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

人格転移の殺人の感想

6人の肉体と人格が入れ替わる中での連続殺人。作中では"肉体の名(=人格の名)"というように表記されるが、それでも頻繁に転移が起こるため混乱してしまう。
そして最後には意外な真相が…
人格転移の殺人 (講談社文庫)
西澤保彦人格転移の殺人 についてのレビュー
No.8: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

火蛾の感想

12世紀のイスラム世界という不思議な舞台設定。読み進めてみると、なるほど。事件解決にいたるロジックはこの舞台設定でなければ成立しないなと納得。論理と幻想が混在する不思議な世界観。今まで味わったことのない読後感でした。
オススメしたいのですが、書店でお目にかかることはほとんどないでしょう。その辺も本作品らしいですね。
火蛾 (講談社文庫)
古泉迦十火蛾 についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

チーム・バチスタの栄光の感想

海堂尊のデビュー作。作者の海堂氏はAiの必要性を説くために本作を書いたそうだが、小説としてもよくできている。登場人物や設定も面白く、テンポが良いので楽しく読める。
新装版 チーム・バチスタの栄光 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
海堂尊チーム・バチスタの栄光 についてのレビュー
No.6: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

真夏の方程式の感想

ガリレオシリーズの最新長編。『麒麟の翼』や『プラチナデータ』など、面白いが印象に残りにくい作品が続いていた東野圭吾だが、本作は心に残る作品になりそうです。
湯川学と柄崎恭平を中心に繰り広げられる人間ドラマ。ミステリーとしての伏線もしっかり張ってあり、今年読んだ本の中で最高の作品です。

ところで、湯川学は『探偵ガリレオ』や『予知夢』では黒シャツに金のネックレスを身に着けた、子供嫌いの偏屈物理学者という設定だったと思うのだが、本作では子供と普通に会話したり、夏休みの宿題を手伝ったりと、設定が変わっている気がします。
真夏の方程式 (文春文庫)
東野圭吾真夏の方程式 についてのレビュー
No.5: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

クラインの壷の感想

現実と虚構が交錯するミステリー。
本作の発表から約20年。3Dテレビが出現し、現代のテクノロジーはバーチャルリアリティにまた一歩近づいたが、クラインの壷が現実に造られる日は来るのだろうか?
1989年に出版された本作が、未だに増刷されている事実が名作であることの証明だと思う。
クラインの壺 (講談社文庫)
岡嶋二人クラインの壷 についてのレビュー
No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

奪取の感想

短時間で偽札識別機を強奪する場面など、二人の緊張がよく伝わってきた。
偽札造りに関しても非常に事細かく調べており興味深かった。
展開もスピーディで続きが気になり、上下巻合わせて約1000ページにも及ぶが、あっという間に読み終わってしまった。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
奪取(上)-推理作家協会賞全集(86) (双葉文庫)
真保裕一奪取 についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)
【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

殺戮にいたる病の感想

文庫版の解説で言及されている「呆然」感。私に関して言えば、その試みは成功したようだ。
サイコ系のテーマ、叙述トリックから、読了後、貫井徳郎の『慟哭』を思い出したのだが、私がこういうサイコ系の作品が好きだということ相まって、非常に楽しく読むことができた。
新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子武丸殺戮にいたる病 についてのレビュー
No.2:
(9pt)

ジウIII 新世界秩序の感想

ジウⅢも前2作同様テンポがよく、引き込まれてしまい、結局1日で読み終えた。
強いて欠点を挙げるなら、真の黒幕が宮地、ジウと比べて圧倒的に存在感が薄いということだが、全体的に非常に面白い。作者の今後にさらに期待したい。
ジウシリーズトータルで☆9
ジウ〈3〉新世界秩序 (中公文庫)
誉田哲也ジウIII 新世界秩序 についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ジウII 警視庁特殊急襲部隊の感想

徐々に明らかになるジウの過去。新世界秩序の目的とは・・・

特に難解な表現もなく読みやすい。刑事がライターと組んで管轄外の捜査?といった疑問は置いといてエンタメ小説としてよくできている。
ほぼ一晩で読んでしまった。
ジウ〈2〉―警視庁特殊急襲部隊 (中公文庫)
誉田哲也ジウII 警視庁特殊急襲部隊 についてのレビュー


<<12