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Hidezo さんのレビュー一覧

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レビュー数57

全57件 41~57 3/3ページ
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No.17:
(9pt)
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雪の断章の感想

ミステリー感はほとんどなく、孤児である飛鳥の成長を描いた作品。
登場人物の話口調なども、まるで世界文学を思わせるような雰囲気に仕立てあげられている。
長かったけど、毎週楽しみにしていた世界名作劇場(古い!)を見ているかのような気持ちで読むことが出来ました。
これは、文学作品です。
雪の断章 (創元推理文庫)
佐々木丸美雪の断章 についてのレビュー
No.16:
(9pt)

異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女の感想

漫画のギャラリーフェイクみたいな感じ。
図像学を絡めた絵画の謎という斬新な内容は楽しめました。

異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女  (コバルト文庫)
No.15: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

マリアビートルの感想

完璧です。
ドミノ倒しみたいに、パタパタと進んでいきます。
ドミノは途中で分岐して、それぞれがパタパタ進みます。
離れたり交差したり、見ていて飽きません。
今回も、いろんなタイプの殺し屋が登場しますが、それぞれ個性があって根底に人間味を感じます。
僕のお気に入りは檸檬。
「機関車トーマス」が大好きな殺し屋で、事ある毎に「機関車トーマス」のエピソードを語ります。
それが、妙に説得力があって面白い。
今回も着地点は全く見えませんでしたが、満足の結末でした。
マリアビートル (角川文庫)
伊坂幸太郎マリアビートル についてのレビュー
No.14:
(9pt)

ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめの感想

太宰治にまつわるエピソードがたくさん。
そして、太宰の「晩年」が狙われた真相と、栞子さんの家系に関する新たな真実。
これは、読むしか無い。
ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)
No.13: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

カラスの親指 by rule of CROW's thumbの感想

確かに評価が高いだけあって面白かった。
でも、騙されないように読め!なんて無理。
カギが巧妙に隠されているというより、ほぼ埋もれてるのだから。
他の作品もそうだけど、真相の説明が教科書の解答みたいで、僕はちょっとダメ。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
道尾秀介カラスの親指 by rule of CROW's thumb についてのレビュー
No.12: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

死神の精度の感想

前から読みたいと思っていた本で、ようやく読めました。
評価が高いのも納得でした。
短篇集のような形で読みやすく、なにげに話がリンクしていたり、しかけ絵本のような感じですか?
グッド!

死神の精度 (文春文庫)
伊坂幸太郎死神の精度 についてのレビュー
No.11: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

期待を裏切らない作品。
大学に入学早々に本屋を襲うという、突拍子もない話から始まります。
一体何の話だ?と思うかもしれませんが、どんどんつながっていきます。
過去に何があったのか見えてきます。
そして、話がひとつになった時、コインロッカーに何かを預けるアヒルと鴨の風景が思い浮かぶでしょう。

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
伊坂幸太郎アヒルと鴨のコインロッカー についてのレビュー
No.10:
(9pt)

植物図鑑の感想

ミステリーと言えるのか分かりませんが、正体不明の男を拾ったことから始まる恋愛ミステリー?って感じでしょうか。
その辺に生えている草花を上手に料理して食べる、という別の観点からの面白さもあります。
いろいろ思い出すこともあって、泣いてしまいました。


植物図鑑 (幻冬舎文庫)
有川浩植物図鑑 についてのレビュー
No.9: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

花の鎖の感想

同じ町で生活する3人の女性の話・・・だと思って読んでいると、
「きんつば」と「コスモス」というキーワードにより3つの物語が繋がります。
何気ない日常のいざこざが最高のミステリーに仕上げられた作品。
今まで読んだ湊かなえ作品の中で一番好きだな。

花の鎖 (文春文庫)
湊かなえ花の鎖 についてのレビュー
No.8:
(9pt)

砂漠の感想

社会を砂漠に例えて、社会に出る前の自由でハチャメチャな学生の様子が描かれている。
懐かしいけど、戻りたいなんて思っちゃいけないんだよね。
なんだか、読んでて気持ち良いし、スッキリした気分がする。


▼以下、ネタバレ感想
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砂漠 (実業之日本社文庫)
伊坂幸太郎砂漠 についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ゴールデンスランバーの感想

大きなものの陰謀により突然犯人に仕立て上げられた主人公。
どんな結末が用意されているのか?
早く知りたくて、一気読みです。
どんな終わり方がいいいのか個人の好みですが、計画的に配置された仕掛けが、最後に連鎖して発動する構成に感心しました。
でも、ビートルズのゴールデンスランバーは聞いたこと無いんだよね。
ゴールデンスランバー (新潮文庫)
伊坂幸太郎ゴールデンスランバー についてのレビュー
No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

オーデュボンの祈りの感想

未来が見える案山子がしゃべる・・
独特のルールを持つ島の住人・・など、奇抜な設定ですが、すんなり入れました。
謎解きのように回想がはいり、納得しながら話を読み進めることが出来ます。
物事は複雑に見えて、原理は単純なもの。
人の未来も、単純な願いから始まるってことでしょう。

オーデュボンの祈り (新潮文庫)
伊坂幸太郎オーデュボンの祈り についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ラッシュライフの感想

同時に進行する話が交錯していく展開が軽やかで面白い。
誰もハッピーではないのに重くなく、救われないのにハッピーエンドのよう。
伊坂作品ならではです。

ラッシュライフ (新潮文庫)
伊坂幸太郎ラッシュライフ についてのレビュー
No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ハサミ男の感想

素直に読んでいたら、見事に騙されました。
何箇所も見なおして納得。
評判通りです。
あと、作者が同郷ということで親近感もプラス。
ハサミ男 (講談社文庫)
殊能将之ハサミ男 についてのレビュー
No.3:
(9pt)

凍りのくじらの感想

ドラえもんに惹かれて読んだのですが、予想と全く違う・・・
辻村さんが書きたかんだろうな、と感じた作品です。
辻村ファンなら読まなきゃ。
凍りのくじら (講談社文庫)
辻村深月凍りのくじら についてのレビュー
No.2: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
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子供たちは夜と遊ぶの感想

サスペンス満載で、最初のフラッシュバックで、本の中にぐんと引きこまれます。
辻村作品は、このフラッシュバックが、どんなふうに回収されるのかワクワクしますね。
これも長編ですが、だれずに読みきりました。
ちょっと怖いです。
子どもたちは夜と遊ぶ 下 (3) (講談社文庫 つ 28-4)
辻村深月子どもたちは夜と遊ぶ についてのレビュー
No.1: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

スロウハイツの神様の感想

長いけど、登場人物が多いので、それぞれの物語として読めました。
そして、最後にすべてがつながった時、震えるほどの感動を味わえます。
ぜひ途中で投げずに、最後まで読んで欲しい。
スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)
辻村深月スロウハイツの神様 についてのレビュー


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