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HUNTER×2 さんのレビュー一覧

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レビュー数17

全17件 1~17 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.17:
(10pt)

殺戮にいたる病の感想

殺戮にあたる病というタイトル通りの面白い内容。人の先入観は恐ろしい。まんまとハマリました。殺し終えた後の細やかな描写が中々リアル。
新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子武丸殺戮にいたる病 についてのレビュー
No.16: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

デスペレーションの感想

『神は残酷だ』成る程・・・。壮大なスケールで映画でも観ているような緊迫感。ラストも素晴らしい。リチャード・バックマン著の『レギュレイターズ』を購入しようと思う。

デスペレーションとレギュレイターズがリンクして面白さ倍増。こんな小説読んだ事ない。
お互い少年がキーパーソンになるが、解説の通りデスペレーションはラストに盛り上がり、レギュレイターズは初っぱなからアクション満載。二冊共非常に面白かった。
デスペレーション〈上〉 (新潮文庫)
スティーヴン・キングデスペレーション についてのレビュー
No.15: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ペット・セマタリーの感想

昔話題になり映画化もされたが、一切触れる事がなかった。『シャイニング』を読んでからスティーブン・キングの小説の面白さを知り(今更)『ペット・セマタリー』を読み終わって思ったのは、恐ろしくも悲しい物語だった。主人公ルイスは家族四人仕事場近くの新居に引っ越して来るが、ルート15を挟んだ向かいの隣人ジャドと親子のように親しくなる。倍率の高い職場に就け美しい妻と可愛い娘エリーや息子のゲージ、ペットのチャーチと尊敬でき頼もしい隣人のジャドとの先行き明るい未来が詰まったラドロウの地。しかし出勤初日に起きた出来事から何かが狂った・・・もしくはレールに敷かれたのか。残念な事に人とはいとも簡単に狂ってしまうし、魅力的な物には目を背ける事が出来ない。深く考えさせられる物語だった。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)
No.14:
(9pt)

黒猫ルーイとおてんば探偵の感想

勿論ハラハラドキドキはするが、なんて心休まる物語だろう。巻数を重ねるごとに内容が重みを増して行く。自分の事で手一杯ながらもテンプルを引き立てるかのように行動するルーイがとてもいじらしい。今回もハプニング続きのテンプルだが、周りを巻き込みながらも皆を良い方向へ運んで行く様は読んでいて清々しい。作中にある『グリダイロン』という風刺劇は日本にはない?要素なのでアメリカらしくとても楽しく、小説がぐっと詰まった感じになった。最後の最後でドッキリ展開があり、今後どのように発展していくか楽しみでならない。
黒猫ルーイとおてんば探偵 (RHブックス・プラス)
No.13:
(9pt)

黒猫ルーイと猫屋敷の怪の感想

1巻2巻とは違った感じの仕上がり。ミステリー要素が強く、最後まで気が抜けないが、合間合間でテンプルの恋?の行方が気になる。猫屋敷というタイトルだけあって沢山の猫が出演している。キャットショーも実際行ってみたいが、かなりの出資金が必要との事。ルーイの過去が少しだけ垣間見えた時は気の毒でならなかった。そのルーイが色んな意味で危険に陥る様は見ていて辛い。次巻ではHappyな感じで活躍を願う。
黒猫ルーイと猫屋敷の怪 (RHブックス・プラス)
No.12:
(9pt)

黒猫ルーイと死神の楽屋の感想

イヤー面白い。舞台裏の喧騒やストリッパーの生い立ち、生きざまなど分かりやすく描かれていて行ってみたいと思ったほど。日本でもないとは言えないが、身体のデカイ男が理不尽に女性や子供に対して暴力でねじ伏せる場面や殺人現場がストリッパーの劇場というのがいかにもアメリカっぽい。そこでもテンプルは往来の好奇心の強さから事件に巻き込まれていくが、強靭な精神で乗り切る場面はとても愛らしい。今回ルーイの出演はあまり無かったがちゃんとツボを押さえている所が流石は名探偵、恐れ入る。
黒猫ルーイと死神の楽屋 (ランダムハウス講談社文庫)
No.11:
(10pt)

ONE 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子の感想

『ZERO』からの続きですが、素晴らしく面白かった。大概女刑事物は綺麗でスタイル良し、頭のキレも良く運動神経抜群ときてる。この中で比奈子は素朴でワガママボディで犯罪者に対しても思いやりのある対応がまるで母のよう。犯人には戦慄を覚えたが無きにしも非ず。しかしリアルであってほしくない犯罪や環境である。
ONE  猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)
内藤了ONE 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 についてのレビュー
No.10:
(9pt)

ZERO 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子の感想

思い切りONEに続く終わりかた。気になってしょうがない。藤堂比奈子シリーズは猟奇的な殺害方法ながら現実離れし過ぎず、リアルであってもおかしくない話。現に今回の小説読んでいる最中に、家族に何度『これこれこういう事件悲惨極まりない』と言おうと思った事か。特に猫が殺される文章はよくよく使われるが、本当に痛ましい。
ZERO  猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)
内藤了ZERO 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 についてのレビュー
No.9:
(9pt)

悪夢のバカンスの感想

サバイバルものは貴志祐介の『クリムゾンの迷宮』以来。個性豊かな5人の金持ち婦人達のサバイバル。上巻は彼女達の取り巻く環境が長々と続くが、サバイバルが始まった途端面白すぎて困った。人間は生きるためには過酷な試練も耐える事が出来、適応能力にとても優れている生き物だと思った。もし自分が彼女達の立場だったら発狂してしまうに違いない。
悪夢のバカンス〈上〉 (新潮文庫)
シャーリー・コンラン悪夢のバカンス についてのレビュー
No.8: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

神の棘の感想

今まで本格ミステリーやホラー小説を好んで読んできたのですが、あらすじがとても面白そうだったので手に取ったらびっくりする程ページをめくる手が止まらなかった。ナチスドイツ時代はさわり程度しか知りませんが、書き手の巧みな文章力でその時代の風景や情景などが見た事も行った事もないのにありありと再現され一重に感動しました。宗教など戦争は悲惨極まりない。無抵抗な人達を殺戮するシーンがあり、それを誇らしげにしていても一人になると罪悪感に苛まれ、自分が死の淵に立たされると忌み嫌っていた神に赦しを乞う。自分は宗教に興味も関心もないが、この小説を読んでいるとカトリックとは複雑怪奇。素晴らしいと思う反面残忍でもある。支離滅裂な感想で申し訳なく思いますが、とても素晴らしい小説に出会えて良かった。
神の棘 1 (ハヤカワ・ミステリワールド)
須賀しのぶ神の棘 についてのレビュー
No.7:
(9pt)

レイカ3 警視庁刑事部捜査零課の感想

『ワイルドアサシン』は乃南アサの『凍える牙』を彷彿させる話だったケドとても良い。最後は結構呆気なく終わってしまったが、たどり着くまではいったい誰が?と読む手が止まらなかった。実写化ではなく是非アニメ化して欲しい小説でした。
レイカ (3) 警視庁刑事部捜査零課 (メディアワークス文庫)
樹のえるレイカ3 警視庁刑事部捜査零課 についてのレビュー
No.6:
(10pt)

旅猫リポートの感想

前に読んでいて娘に貸すのにもう一度読み直した所、内容覚えていても号泣。特に一緒に旅をした場所の繰り返される文章は何度読んでもしゃくりあげる程泣けます。大人になってテレビや本等で思いっきり泣く事はストレス発散に良いとの事。一人で読む事をオススメします。家でも猫を飼っていますが、登場人物?のナナ(猫)のように一緒に旅が出来たら本当に素晴らしい事だと思います。
旅猫リポート
有川浩旅猫リポート についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ヒートアップの感想

『魔女は甦る』の続編的な小説。終盤は目まぐるしく展開していき、中盤と最後の最後にはエ~ッ!!という感じ。七尾(麻取)のコンビがヤクザの山崎という設定が面白すぎる。中山七里は本当にハズレがない。絶対に『魔女は甦る』を先に読んでから読むべき小説です。
ヒートアップ (幻冬舎文庫)
中山七里ヒートアップ についてのレビュー
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

依存の感想

匠千暁シリーズですがウサコ(羽迫由起子)視点での物語で内容事態議論が多いいので最初は何だ?と思ったケド、主な登場人物4人のやりとりがシリーズごとに展開していく様は本当に面白い。
依存 (幻冬舎文庫)
西澤保彦依存 についてのレビュー
No.3: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

百年法の感想

不老不死は絶対あり得ない話なのでしょうが、もし可能ならと、安易に考えた事もあったケドこんなに恐ろしい事態に発展するとは思わなかった。
貪欲なまでの生へのこだわりや周りに及ぼす影響などとてもリアル。寿命があるから一生懸命1日1日大事に生きるという事を改めて感じた小説でした。
面白過ぎて一気に上下巻読み終えたが、下巻の中盤辺り私的に鳥肌ものでした。
百年法 上
山田宗樹百年法 についてのレビュー
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(10pt)

ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子の感想

脳内データに犯罪者の経歴をインプットできる特殊な能力の持ち主だが、親近感のあるキャラ比奈子刑事が厚田巌夫刑事ことガンさんと東海林刑事とのやり取りが面白い。内容も惨殺ながらもとてもテンポ良く、読み進めやすい小説でした。
ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)
内藤了ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

二重螺旋の悪魔の感想

上下巻と感じが違うので上巻があまりに面白く一気に読み終わり、下巻に入った所で途端に戸惑ったケド直ぐに入りこめ、鳥肌ものでまた一気に読み終わりました。分厚いケド中だるみなく私個人本当に面白い理系のSF小説でした。
二重螺旋の悪魔 完全版 (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)
梅原克文二重螺旋の悪魔 についてのレビュー