黒猫ルーイと死神の楽屋



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長編小説

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黒猫ルーイと死神の楽屋 (ランダムハウス講談社文庫)

2010年03月11日 黒猫ルーイと死神の楽屋 (ランダムハウス講談社文庫)

一週間後に催されるストリッパーのコンテスト。踊り子たちは夢をつかむため、美しい演技に磨きをかけていた。ところが晴れ舞台を前に楽屋で次々とストリッパーの死体が発見される。月曜に一人、火曜に一人…これは童謡になぞらえた殺人!?広報担当のテンプルは、半裸の出演者たちに戸惑いながらも聞き込みを開始。一方、愛しい猫との再会を殺人犯に邪魔された黒猫ルーイもまた、犯人を追うことに。好評シリーズ第二弾。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.00pt

黒猫ルーイと死神の楽屋の総合評価:8.75/10点レビュー 4件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(9pt)

黒猫ルーイと死神の楽屋の感想

イヤー面白い。舞台裏の喧騒やストリッパーの生い立ち、生きざまなど分かりやすく描かれていて行ってみたいと思ったほど。日本でもないとは言えないが、身体のデカイ男が理不尽に女性や子供に対して暴力でねじ伏せる場面や殺人現場がストリッパーの劇場というのがいかにもアメリカっぽい。そこでもテンプルは往来の好奇心の強さから事件に巻き込まれていくが、強靭な精神で乗り切る場面はとても愛らしい。今回ルーイの出演はあまり無かったがちゃんとツボを押さえている所が流石は名探偵、恐れ入る。

HUNTER×2
A4G4U3I8
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(4pt)

黒猫ルーイ・シリーズ第2作、ストリッパーのコンテストの楽屋で起きた殺人事件

キャロル・ネルソン・ダグラス女史(1944-)による「黒猫ルーイ・シリーズ」の第2作(英語版1993年刊行)です。
舞台はラスベガス。1週間後に行われるストリッパーのコンテストの楽屋で、ストリッパーの死体が発見されます。混乱の最中、ミス・テンプル・バー(30歳)はコンテストの広報の仕事を引き受けます。ところが、またもや二人目の死体が発見されます。テンプルは聞き込みをするうちに、だんだんと事件の真相に近づきます。一方、ラスベガスの街を闊歩する黒猫ミッドナイト・ルーイ(9歳)は、楽屋にいる若いメス猫のイヴェットのもとへ足しげく通います。
当初はストリッパーたちを偏見の目で見ていたテンプルですが、彼女たちの境遇や生き様を知るにつれて考えを改めます。本作は、虐待を受ける女性達という重い背景を持っています。

テンプルは身長155cmの小柄な身体で動き回る活動的な女性です。小柄な身体がコンプレックスとなっており、ハイヒールしか履きません。
黒猫ルーイは、テンプルの部屋に同居していますが、たびたび部屋を抜け出します。体重9kgになったルーイは、テンプルからダイエット食を与えられへそを曲げます。前作では事件解決に全く役立たなかったルーイですが、本作ではちょっぴり活躍しています。
C・R・モリーナ女性警部補は、相変わらずテンプルに嫌われています。テンプルは、警部補の身長(178cm)や冷淡な物腰が気に入らないようです。一方のモリーナは大柄な体格にコンプレックスを持っています。テンプルとモリーナの掛け合いが楽しさを添えています。

カバーイラストは、おしゃれなイラストが得意な岸潤一氏です。素敵なイラストですが、イラストのルーイはちょっと細すぎるかもしれません。
黒猫ルーイと死神の楽屋 (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒猫ルーイと死神の楽屋 (ランダムハウス講談社文庫)より
4270103418
No.2:
(5pt)

猫好きにはたまりません

猫が主人公の物語にはまっています。なかなかあるようでない、コンセプト。この本は私の要求にどんぴしゃです。ヒロインも少し抜けている愛らしい女性いつの間にか事件に巻き込まれる。彼女が事件を解決しているようで実はルーイ(猫のヒロ-)が相当手助けしている。
とにかくおもしろいです。
黒猫ルーイと死神の楽屋 (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒猫ルーイと死神の楽屋 (ランダムハウス講談社文庫)より
4270103418
No.1:
(4pt)

「嵐を呼ぶ女」美人広報テンプル嬢と「雄はつらいよ」な黒猫探偵ルーイの物語第2弾。

アメリカで1992年からスタートし2010年現在21作が刊行されているロングセラー人気コージー・ミステリー黒猫探偵ミッドナイト・ルーイのシリーズ第2弾です。このシリーズの面白さはメインの人間社会で起きる殺人ミステリーに加えて、黒猫探偵が自ら語る猫社会の興味深い実態や人生(猫生?)模様が味わえるファンタジーの要素を取り入れた事でしょう。最近は人間に優しい癒しと安らぎを与えてくれる動物系海外ミステリーの紹介が増えて来ていて、動物好きな私にとってはとても嬉しい傾向です。
ストリッパー・コンテストを一週間後に控えた踊り子の楽屋で連日の様に死体が発見され、美人広報テンプルは人が良く病気で倒れたライバルから頼まれ代役を引き受ける。テンプルは出演者から聞き込みする事でこの業界の光と影の面を知り、やがて自身思わぬ危険に遭遇する。一方、テンプルの良き相棒黒猫探偵ルーイも楽屋に出入りする女優の美しい飼い猫イヴェットに一目惚れして通い詰める内知らぬ間に事件の謎に関わって行く。
美人広報テンプル嬢は正に「嵐を呼ぶ女」と呼ぶのに相応しく、失踪中の元カレの奇術師マックスのせいで謎の男達から痛い目に遭わされたり、何故か自然に殺人犯を招き寄せたりと、幸か不幸か特別な運を持っているのでしょう。マックスの件は謎のまま残され些か心配な雲行きで、新たな気になる男マットも何やら怪しげで彼とはまだ恋人未満ですのでこちらは先が楽しみです。そして今回我らが黒猫探偵ルーイの方は、お嬢さん猫イヴェットとの「猫キャリーの内と外の世界」がキーワードの悲しい恋の顛末に思わず涙なしではいられず、真に「雄はつらいよ」という表現がぴったりと言えるでしょう。推理というよりも動物的勘で犯人をつきとめるテンプルと、何時如何なる時でも悪人を嗅ぎ分けて成敗するルーイのコンビは向かう所敵なしと思えますので、次回作も大いに期待が持てそうです。

黒猫ルーイと死神の楽屋 (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒猫ルーイと死神の楽屋 (ランダムハウス講談社文庫)より
4270103418



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