黒猫ルーイと交霊会の夜
- 交霊会 (29)
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猫が出てくる本は最近よくありますが あくまで主人公のペットとして少しだけ出てくるのが普通です。 でもこのシリーズは主人公がルーイとテンプルと言っても良いと思います。 巻数が進むにつれテンプルのロマンスとルーイの捜査に磨きがかかるのは嬉しいです。 続編が翻訳されていないのが悲しい。 他のシリーズのようにマンネリ化していず 6巻まででも古さを感じさせないので楽しめると思います。 ラスベガスの街並みの様子や裏舞台を垣間見ることができるのも良いと思います。 | ||||
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猫が主人公の物語にはまっています。なかなかあるようでない、コンセプト。この本は私の要求にどんぴしゃです。ヒロインも少し抜けている愛らしい女性いつの間にか事件に巻き込まれる。彼女が事件を解決しているようで実はルーイ(猫のヒロ-)が相当手助けしている。 とにかくおもしろいです。 | ||||
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ラスベガスのホテルを舞台に美人広報テンプル嬢と我が道を行く気ままな黒猫ルーイのコンビが毎回遭遇する殺人事件の謎に挑んで行く快調ファンタジー・ミステリーの第6弾です。今回の事件はこれまでで一番怪奇幻想味が色濃い内容で、かなりミステリーとしての論理性は薄くなっていますので、推理に厳しく潔癖な方はもの凄く面食らわれるでしょうから相当に覚悟してお読み頂きたいと思います。 ラスベガスの出し物として出来たお化け屋敷でハロウィーンの夜に霊能者たちによる交霊会が開かれテンプル嬢も参考の為に参加したのだが、嘘か真か怪異現象が続いた後に何と手をつないでいた隣の女性が死んでいるのに気づく。しかも死者は女装した偽霊能者のマジシャンだったと判明し、やがてテンプルは彼が昔の恋人マックスの親友だったという意外な事実を知る事となる。 今回の事件はモリーナ警部の担当ではなく彼女は途中少し出て来るだけで、ほとんど警察捜査は書かれていません。その事もあってか事件の決着が何とも歯切れが悪く、それもそのはずで人間界だけでなく霊界まで捜査範囲を広げなくてはいけないとなるとあんまりにも難しすぎますよね。本書はミステリーよりも幻想小説として読むべきで最後の答は貴方自身で想像するのが正解でしょう。今回も黒猫ルーイは大活躍で、娘ルイーズは出て来ませんが、父のスリー・オクロック・ルーイや神秘な雌猫カルマに何と幽霊猫まで登場しますし、猫だけの交霊会に黒猫ルーイの謎に満ちた密室からの脱出とかなり無茶苦茶ですが面白いです。さて、我らがテンプル嬢の恋愛模様について書きますと、新恋人のマットは継父の謎に結論が出ず自分の悩みで手一杯の状態で、片や昔の恋人の魔術師マックスの方は事件を協力して調べるとあって急接近しますが、でも彼は警察のお尋ね者なのでテンプルが先行き不安定な忍ぶ恋に耐えられるのかどうかは微妙でまだまだ結論は出ませんね。本書もとにかく長くて読み終えるのに相当苦労しましたが、まあこのシリーズは時間を気にせずに個々のエピソードをゆっくりと楽しんで読むのが良いのでしょう。ようやく魔術師マックスの事情がおぼろげながらわかって来ましたが、まだ彼を追う組織の問題やマットの継父の事件の問題が残っていてテンプル嬢の恋愛の行方を含めて物語はこれからなのですが、残念な事に版元の事情により続巻が読めるのかどうかが目下最大の気懸かりでして、私としましては何時か続きを読める日が来ます様にと切に祈りたいと思います。 | ||||
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