ディミティおばさまと悲恋の修道院
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あらすじ
英国が舞台のほのぼのミステリ、優しい幽霊シリーズ第8巻!迷い込んだ末、吹雪に閉じ込められた修道院には、怪しいハイカーとおかしな管理人しかいないはず。でもそこにはある令嬢の嘆きが満ちていて……年末年始のイベントで疲れきったロリは、気晴らしにとハイキングに出かけた。だが途中で猛吹雪になり、慌てて避難した先はひと気のない古い修道院。そこへふたりのハイカーも別々に避難してきたが、ひとりはやけに重装備で何か怪しい。管理人という老人はいきなり銃を振り回すし、不安だらけだけれど、雪は降りやまず、外に出られない。そしてその晩、ロリは、修道院にまつわる貴族令嬢の悲しい物語を知る。一体、ここで何が?ハイカーたちの正体は?(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
ディミティおばさまと悲恋の修道院の評価:
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ディミティおばさまと悲恋の修道院の総合評価:
10.00/10点 レビュー 2件。
感想一覧
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イベント疲れで激しく消耗したロリは友人エマの勧めで気晴らしにハイキングに出掛けるが、信じられない事に急に天候が悪化して猛吹雪となる。どうにか古い修道院に避難したのは良かったのだが、一方でアメリカ人の怪しい男女二人のハイカーと屋敷の荒っぽい管理人と出会って何とも先行きに不吉な予感を覚えるのだった。
今回もロリは魅力的な独身男性ジェイミーと出会ってすぐに胸キュンになってしまいますが、でも毎回の慣れでそんなに危険な領域には進まず以前に比べれば冷静に対処出来る様になって格段に進歩しているのではないでしょうか。どうも性格的に好男子に心魅かれてしまうのは避けられないみたいですが、でも一線を越える事は絶対になさそうですしロリはもはや心配しなくても大丈夫だとは思います。天性のお人好しのロリではありますが段々と探偵の能力も磨かれて来て、遅まきながら今回の事件のからくりを見抜きますし、最後の難解な謎を解き明かしたお手柄は誠にたいしたものでしたね。もっともウサギのぬいぐるみのレジナルドの活躍のお陰も混じっていましたけどね。今回のゲストはぬいぐるみではなく悲劇の女主人ルーカスタが生前にこさえたビーズで出来たオオガラスでしたね。ロリにとっては、今回の事件が世間に大っぴらに出来ない性質であるとは言え、優しい幽霊ディミティおばさまからお褒めの言葉を頂けたのはさぞや嬉しかったでしょうね。今回の事件は厳密に言えば悲恋がテーマではありませんが、戦時中の混乱が引き起こした犯罪の犠牲になって精神を病んだ気の毒な女主人ルーカスタの悲し過ぎる物語には強く心を動かされましたし、何と言っても最後の最後に用意されていたサプライズには仰天すると共に心が安らぎで満たされ大きな嬉しさが込み上げて来ました。