ディミティおばさまと貴族館の脅迫状



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    初公開日(参考)2012年04月
    分類

    長編小説

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    ディミティおばさまと貴族館の脅迫状 優しい幽霊7 (RHブックス・プラス)

    2012年04月10日 ディミティおばさまと貴族館の脅迫状 優しい幽霊7 (RHブックス・プラス)

    のどかなある午後、隣人のエマが血相を変えて、ロリの元を訪れた。エマの夫デレクがなんと伯爵家のひとり息子で、後継者選びのため代々が所有する広大な貴族屋敷へ20年ぶりに帰ることになったという。エマの懇願と好奇心にうながされ、ロリはおばさまを連れて、壮大な貴族の館へおもむくことに。しかし、到着早々、屋敷で次々と不審な出来事が起こる。上流階級の生活にとまどいながらも、屋敷を探索するロリ。そこには積年の愛と憎しみが隠されていて…。 (「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (5pt)

    真相まであと一歩でしたが、主婦探偵ロリの人としての確実な成長が実感できる第7弾。

    既婚夫人でふたごの母なのに情が深く殿方に惚れ易いヒロインのロリが「優しい幽霊」ディミティおばさまの助言を仰ぎながら難事件に立ち向かうシリーズ第7弾です。最近の現代ミステリーを読むと主人公が幾分か悪党のケースが少なくないですが、コージー・ミステリーはまだ真面目な正義感の持ち主が主人公なのが大半で、特にこの「優しい幽霊」シリーズは現代社会では忘れられつつある人間の善意を思い出させてくれる貴重なかけがえのない物語だと思います。
    平和な午後を過ごそうとしていたロリの計画はいきなりやって来た隣人の親友エマの訪問で破られる。エマによると夫デレクが実は伯爵家の跡取りで父親と長年仲違いしていたのだが20年振りに実家の広大な貴族屋敷へ帰る事になったらしい。夫の身を心配するエマに同行を頼まれたロリは行く事を決心し、ディミティおばさまの宿る青い手帳を持って夫ビルと共に屋敷へと赴くが、着いた早々に不審な火事騒ぎに遭遇するのだった。
    本書の冒頭を読むと、まず普通のミステリー作家であれば父親か息子の殺人事件が起きて警察の捜査が始まるという風に展開させそうな所なのですが、決してそうはならないのがこのシリーズならではの良さで、かなり危険ではあっても殺人事件にしないのが著者の優しさだと思いますね。本書に描かれる犯人は全く狡猾でなく犯行の証拠を隠しもしない隙だらけの素人っぽい人物である事から、やはり著者は良いミステリーよりも心を打つ人間ドラマに重きを置いて書かれたのだなとうかがえて、今回も推理小説の味わいとは別の意味での深い満足感が得られました。それから銃殺や刺殺や毒殺でもない珍しい殺人方法のトリックが意表を突いて中々に新鮮でした。そして本書の人間ドラマの目玉は、母親の悲しい秘話にまつわる長年の誤解がとけて復活した父子愛、デレクの娘ネルの危機一髪になりながらも勇敢な活躍、許されないけれど真犯人の一抹の哀れみを感じさせる事情と対照的に強欲な者にきっちり罰として下される審判です。忘れてならないお楽しみで、今回も動物ぬいぐるみの新入り、デレクが子供の頃に愛した‘ぞうのクランプス‘が良い味を出しています。さて、ヒロインのロリは今回ディミティおばさまと何度も突っ込んだ会話を交わして、「人を見る目」について貴重な教えを得たと思います。今回ロリが心魅かれた殿方デレクのいとこのサイモンは妻帯者で、何とその妻と夫ビルが怪しいのではと疑う心苦しい状況になりますが、でもこれまで何度も試練を乗り越えて来たロリはやっぱり最後まで挫けずにがんばり抜きますね。脅迫状や犯人に関して何時になく鋭い推理を披露するロリは探偵としても人としても確実に成長していると言えるでしょう。惜しくも真相まではあと一歩及びませんでしたが、私は今回の事件で彼女がサイモンに与えた良い影響だけでも十分に役割を果たせたのではないかと思います。
    ディミティおばさまと貴族館の脅迫状 優しい幽霊7 (RHブックス・プラス)Amazon書評・レビュー:ディミティおばさまと貴族館の脅迫状 優しい幽霊7 (RHブックス・プラス)より
    4270104082
    No.1:
    (5pt)

    7作目も強烈なキャラクターが登場

    このシリーズは毎回、強烈なキャラクターとハンサムな男性が登場しますが、
    今回もそれは健在です。

    今回はロリの友人デレクの驚くべき事実から始まります。
    そしてデレクの故郷の屋敷で、不審な出来事が次々と起こり、
    ディミティおばさまの助言を貰いながら、
    ロリがハンサムな男性と共に犯人と事実を追っていきます。

    ロリの旦那様、ビルも一緒ですが、相変わらず仕事三昧です。

    今回はロリの活躍は少なく、デレクの強烈な個性を持った親族が
    話の中心になっていると思います。
    その点は少し残念ですが、犯人はちょっと意外な人物で
    ミステリーとしては楽しめました。

    次回作も楽しみです。
    ディミティおばさまと貴族館の脅迫状 優しい幽霊7 (RHブックス・プラス)Amazon書評・レビュー:ディミティおばさまと貴族館の脅迫状 優しい幽霊7 (RHブックス・プラス)より
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