ディミティおばさま旅に出る
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不幸だった30代のバツイチ女性ロリに幸せを運んでくれて温かく人生を見守り続ける「優しい幽霊」ディミティおばさまシリーズ待望の邦訳第2弾です。前作で法律事務所の息子ビルと理想的な結婚をして幸せをつかんだロリでしたが、2年の月日が経つ内に夫はすっかり仕事中毒になってしまい早くも苦い幻滅を味わいます。「これではいけない」と思ったロリは2度目のハネムーンにとイギリスへの旅行を計画しますが、またも大事な仕事が入り義父の大ウィリスと行く破目になります。しかも着いた早々に義父が奇妙な書き置きを残して失踪してしまい、ロリは再び甦ったディミティおばさまの幽霊に導かれながら英国を旅して300年前に遡るウィリス一族の忌わしい過去を探すのでしたが・・・・。 本書で生き生きと大活躍するのがロリの親友エマの娘12歳のネルで、芝居っ気たっぷりに大人顔負けで堂々と振舞う姿は真に天晴れ!だと思います。今回もディミティおばさまは姿を見せませんが、青い日記帳に文字を書くという優れた方法でコミュニケーションを図り、時に厳しく叱りながらも愛情深く指導してくれるとても頼もしい存在です。このシリーズの魅力は、とにかくお上品でエレガントな雰囲気に包まれ登場人物が皆情に厚く気の良い人達ばかりな点でしょう。反面、扱われる犯罪が遠い過去の話なのでインパクトに欠けますし、推理も複雑でなく人の性格を読み取って推測するのみですのでやや物足りない部分はあります。けれど、それを補って余りあるのがロマンスの素晴らしさで、ハンサムな魅惑の独身男性ジェラルドに心惹かれるロリの危険な恋心や、お馴染みの読んでいて気恥ずかしくなる様なラヴ・シーンや最後に用意された幸せのサプライズが読み所です。また本書では動物ぬいぐるみトリオのレジナルド(ウサギ)、バーティー(クマ)、ジェラルディン(キリン)が競演し可愛らしく揃い踏みしますので併せてお楽しみください。 | ||||
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今回も舞台はイギリス。 夫の代わりに義父と2度目のハネムーンに出かけたけれど、 その義父が書置きを残して行方不明に。 ディミティおばさまから手がかりを貰って義父を探し回りますが、 その過程で、ロリの嫁いだ家、ウィリス一族の面々が登場します。 皆、一癖、二癖ある人ばかり。 しかも、同じ名前の人(日本と違って父の名前を受け継いだりするから)が 登場するのでちょっとややこしいのですが、 それ以上に、代々受け継がれる一族だからこそ皆が真実を隠していて、 真実がなかなか見えず、ややこしいのです。 前作より話の構成が複雑になっていて面白いです。 最後にはロリとビルと大ウィリスにとって嬉しい展開が待っていました。 続きが楽しみです。 | ||||
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