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yoshiki56 さんのレビュー一覧
yoshiki56さんのページへレビュー数44件
全44件 41~44 3/3ページ
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ジウⅠ、Ⅱ、Ⅲは完全なる1本の小説なので、読もうと思われた方は三冊まとめて買うべし!
このシリーズでも女性警官の二人が主人公だ。 表の門倉美咲は、やさしくかわいい誰にでも愛される巡査(通称:カンヌ) 裏の伊崎基子は、強くたくましい攻撃性のある巡査(後に巡査部長へ昇格) この二人を中心に児童誘拐事件から始まる一連の事件を捜査していく。 スリルとサスペンスが交錯するノンストップ警察アクションストーリー。 多くはあまり語りたくない。まずは読んでみてほしい。 ジウとは何者?黒幕は背後にいるのか? これが2作目以降にスムーズに展開していくので非常に読みやすい。 注意点を一つだけ。 今から読まれる人は文庫本を購入されると思うが、背表紙の色が薄緑なのだが、焼けやすい(目立つ)のが難点。 特に帯が付いている場合には必ず帯を取ってみて焼けが無いのを買おう。 (帯がかかっていた部分とそうでない部分の色に違いがないかどうかを確認) 綺麗な状態のままコレクションしたいという方は注意。 |
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私は昨日の夜中に本作を読み終えた。
その後、ほぼ1日経過した今レビューを書いている。 その間、呆然としてしまい、なにもやる気が出なかった。 次の本を読むのがもったいなくて、感慨に耽っていたのだ。 そろそろ感想だが、1ページ目を読んだ瞬間から騙されているので注意してくれ。 本の中に本があるという作中作なのだが、この作者は誰だと初めに問いかけてくるが、 これにも絶対に騙されるだろう。 騙されている中で更に騙されるのだ。 そして話が進み、犯人が明かされるが、その後の真相にも騙される人がいるだろう。 かくいう私もこの真相にも騙された。この真相を看破できた方はすごい! 最終章の「エピローグ」に全てがつまりすぎて驚きの連続。 さあ、みんな騙されましょう。 |
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このサイトを閲覧する前から気になっていた本であった。
私は少年時代を横溝正史を読んで過ごした、本格推理、探偵もの、刑事ものが好きなアラフィフである。 最近は東野圭吾が好きで容疑者Xまで読みすすめ、そろそろ次の著者も読もうと思っていたころだった。 そんな時にネットで見つけたのがこの本だ。 読んでみようと思い、書店に走るも、なぜかこの十角館だけは無かった。 某サイトでは十角館から順番に読みなさいということも書いてあったので、ある程度予想はしていたのだが。 ところが、最近になって、増刷したのだろう。ようやく読むことができた。 アガサ、ポー、エラリイなどと渾名で呼ばれる登場人物に違和感を覚えたが、これも「あの1行」を読んだ瞬間に納得した。 また絶妙なページ構成!ページをめくって「あの1行」が飛び込んできたときの驚きと感激は未だ忘れない。 この衝撃は私が少年時代に読んだ横溝正史の「夜歩く」に匹敵する。 新装改訂版で読んだのだが、改訂前でも同じようなページ構成だったのだろうか。 1回読んでハイサヨナラしてはいけない。2度目もおもしろい小説だ。 総合第一位も納得の満点評価でしょう。 |
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姫川玲子シリーズの始まりだ。
個性派揃いの刑事たち、本格推理、殺人の残虐さが全てつまった正に誉田作品の入門編となるであろう。 ある程度話が進むと犯人が大体分かってしまうと思うが、一気読みさせてしまう筆力だ。 これを読んで好きになったら、次は「誉田哲也AllWorks」を読むことをお勧めする。 姫川の短編も読めるし、姫川誕生の秘話、また誉田作品の全作品の著者レビューもあったりする。 私は、誉田作品を全制覇しようと心に決めました。 |
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