闇ツキチルドレン
評判
闇ツキチルドレンの評価:
3.80/5点 レビュー 5件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1〜5 1/1ページ
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闇ツキチルドレンの評価:
3.80/5点 レビュー 5件。 C ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
「共感覚」──それは、人間の持つ五感が複数共鳴してしまう、特殊な能力のこと。
前作から引き続き探偵役を務める音宮美夜は、聴覚に視覚が共鳴し、音に色がついて見えるという「共感覚」の持ち主。
前作では、「フレイム」と名付けられた猟奇的殺人犯を追い詰めた音宮が、今回、真犯人を探すのは、「チャイルド」と名付けられた、犯行時に子どものような笑い声を発する連続殺人鬼。
ひょんなことで出会った高校生の少女、愛澄を助手役にして、前作から引き続き登場する怪しい刑事矢萩の手引きで、捜査を続けていく。
このチャイルドの容疑者とされたのが、元警察官僚の老人で、音宮の追及も巧みにかわしていくという設定。
そんな中、真犯人が誰なのか、登場人物は少ないのに、なかなか特定できないところが、この著者の物語構成の巧みな点だと思います。
そして、やはり着目すべきは、「題名」でしょう。
前作は、「共感覚」をテーマにしていたのに、なぜ「キョウカンカク」というカタカナ書きなのか。
前作を読了されている方なら、今回の題名にも、何か秘密が隠されていることを期待するでしょうし、著者はその期待に応えてくれます。
前作に引き続き、美少女アイドル系の表紙であることや、文章がライトノベル調であることから、ミステリ的に、軽いと感じる方がいらっしゃる方がいるかもしれませんが、この著者は、きちんと「本格ミステリ」を書ける作家と感じています。
前作の超弩級の真相には及ばないものの、シリーズものとしての設定を巧みに活かした真相は、十分すぎる第2作と言えましょう。
今後も活躍が期待できる作家として、私は注目しています。