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万能鑑定士Qの事件簿 III
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万能鑑定士Qの事件簿 IIIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21~34 2/2ページ
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1、2巻の非日常的なハイパーインフレとは打って変わって、今回は日常的で現実未のあるお話です。 事件は2つ。とあるショップへの脅迫と女子高生の不正追試受験。 いずれも次第にとある音楽プロデューサーが関わっている事が分かり、更なる事件も。 自分はこっち系のお話を求めていたので、すごく良かったです。 次巻はなんの事件ですかね。楽しみです。 | ||||
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ネタバレはできませんが、確かに前半のワクワクさせる導入からすっ飛ばすわけでもなくやたら回りくどいわけでもない調子でその知識と頭脳で犯人に近づいていく面白さは全巻に共通すると思います。ただ、犯人が最終的に「やろうとしていたこと」が、アメリカのジョークアニメみたいなぶっ飛んだというか「ぼくのにほんせいふくけいかく」みたいなショボイ感じでそれまでの流れが何だったのかといった感じでした。そこから無理やり犯人への同情を誘うような流れになったのもいまいち乗り切れなかった。シリーズ自体は大好きですが、3、4巻は飛ばしてもいいと思います。 | ||||
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【あらすじ】 かつてミリオンセラーを連発し、音楽業界の頂点に君臨した有名音楽 プロデューサー・西園寺響。多額の借金を抱えた彼は、得意の音楽を 利用した詐欺を思い付く。知らない間に被害に合う人々。 しかし、その中の一人、人気ファッションショップのオーナーである 星合結衣が、凛田莉子に売上の低迷を相談したことから、事件の全貌 が明らかになっていく。 証拠を残さない西園寺響の悪事を、莉子は暴くことが出来るのか―― 【感想】 今回は音を利用した詐欺師が相手です。出だしから、とても興味をそ そられる事件で、一気に物語に引き込まれました。 犯人である西園寺響の描写がとても丁寧で、事件の収拾の付け方が 良かったです。前作もそうでしたが、松岡圭祐先生の作品は幕引き が本当にきれいだと思います。今作もとても面白かったです。 | ||||
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毎回、話に引き込まれ「どうなるんだ・・?」と考えさせられます。安く買える方法も多いはずなのでいろいろな方に読んでほしいと思いました | ||||
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筆のエンターテイナー、松岡圭祐の新シリーズ第三弾。 借金まみれになった元音楽プロデューサーの西園寺響が、じつは裏で詐欺を働いていると知った万能鑑定士・莉子は、その野望を砕くべく鑑定眼を駆使するのだが……。 前作のラストがすさまじかっただけに、ものすごい期待して読んだのが仇になりました。 何、これ。って感じです。 これ単体で読んだなら、まだ感想は違ったかもしれませんが、続けて読むのだったら、あまりオススメできません。 なにせ、前作の設定がまったく生かされていないのです。 壊滅した東京。だったはずが、なぜかごく普通の日常になってる。 そりゃあ、あんまりです。 昔、救命病棟24時というドラマを観ていた時にも同じことを思いました。あれも、東京壊滅。なのに、次のシリーズでは普通の日常ってパターンでした。 なんか、とてもがっかり。 でも、トリックはちょっと面白かったです。 ※ほか、ちょっと。 ・なんで松岡さんは千里眼シリーズを書かないんでしょうか。あっちを書いてもらいたいです。 ・スケールは小さくなっていますが、筆ぶりは健在。面白いことは面白いんですけどね。 ・好きな作家の作品なので点はあてになりません。 | ||||
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誰も死なないサスペンス。 分かっていても、ラストはドキドキしました。 この音楽家って、「あの方」がモデル?ですよね… 「奥さん」の如月さんは、あの方の奥さんなのか、遠い昔プロデュースしていた彼女なのか? 犯人については、早い段階から目星がついていましたが、 それに付随する証拠がなく、 今回は証拠探し…ですね。 (個人的には、犯人探しのほうが好きですね、2時間ドラマでも。 だから古畑さんは、苦手) 最後の最後で、鑑定家としての知識(というか、和食に関するトリビア)が役に立ったわけで、 この作品って、事件が解決して、あーすっきり!ってだけじゃなく、 トリビアがいいよね。 なんだか、お得な感じ…しませんか? なんか、自分の頭の中で、 莉子のイメージが…多部未華子ちゃんなんだけど…どうして?? 猫顔っぽいから? プラス、読み進めていくうちに、近い将来ドラマ化されるんだろうな〜と、思えてきた… | ||||
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列島を巻きこんでの騒ぎだった前巻とは対照的に、 この巻ではもっと身近、でも芸能界のわりと大きな事件が 描かれてます。 犯人は最初から判ってますがどう切り崩すかが鍵になってます。 莉子、ピアノ弾けるのか?とハラハラさせてくれますが、 そこはうまく切り抜けます。あと音楽会社の社長に対して 「何階」の言い方で三階と見抜くとか、小ネタも面白いです。 最後の懐石料亭での静かな駆け引きが面白くて、音のない花火で いい余韻を与えてくれます。後の巻よりもクールな莉子が 冴えてます。 | ||||
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シリーズものとは知っていたのですが、これから 読みました。 莉子のスーパー鑑定士っぷりが光ってますね。 詐欺の仕掛けには無理があると感じました。 ただ、音を利用した仕掛けは斬新で面白かったです。 | ||||
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Qシリーズの文庫版3作目で、物語的には2番目の事件。 【あらすじ】 主人公、凜田莉子は前作の事件で知り合った雑誌編集者の小笠原から、有名アパレル店の店長が原因不明の営業妨害を受けている事を相談され、調査に乗り出す。 時を同じくして、莉子の店『万能鑑定士Q』には、明らかに詐欺に騙されている母娘を取り戻したい中年の男性に懇願され詐欺を見破って欲しいと学校まで出張を頼まれたが、そこで落第寸前の成績だった娘は何故か英語の追試で満点を取得していた。 この一見何も関係の無いように見える出来事の裏には、実は嘗て『天才』と呼ばれた音楽プロデューサーの影があった…… 【感想】 明らかに「小○○哉」をモデルする人物が、犯人役として登場しており、物語の後半は彼の過去の栄光にすがりつく様と、悟り更生する様に焦点を当てられている。 割と早い段階で、犯人が特定される為、彼と莉子との隠蔽と解明の応酬、そして駆け引きと説得が本作の見どころだろう。 正直なところ、シリーズの他の巻と比べてサプライズに欠ける為、ミステリ小説としては少々見劣りする部分はあるが、本シリーズの特色としての情報密度の高さは健在で、話自体は十分面白かった。 | ||||
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と、言えるような形です。前作が意外な犯人形式だったので、今回は犯人を早々に一人に絞って対決のストーリーに重点を置いてます。音楽業界で知恵の対決で転戦していく感じで、一回一回勝負がつきます。終わり方がとてもきれいです。ほっとします。 | ||||
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正直、いろんな意味でがっかり。一番、がっかりは主人公の性格。沖縄にいた頃の馬鹿だけど、素直な貴女はどこへいったんですかぁ!メーカーをブランドと言い直すなど、昔の貴女から想像できません。ストーリーも他の方が書いていらっしゃるように、時代の寵児だったあの彼を彷彿するだけに、「ええんかい、このストーリー」と思います。最後のオチは、まあまあだったので★2つです。万能鑑定士って、魅力的だったんですが、これじゃあ、ただの揚げ足取りの嫌味な美人でしょ? | ||||
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松岡圭祐氏のQシリーズ第3幕です。 1と2は連作でしたが、今回は1冊で完結です。 リアルな現実を忠実にモチーフにすることで作品のエンターテインメント性を上げるという手法が松岡作品の特筆すべき点ですが、本作はちょっとやりすぎな感がありました。どうしてもある人物を思い描いてしまうからです。毎度ながらテーマも内容も主人公莉子の驚愕の鑑定眼もエンターテイントとしてはとても面白いのですが、ついモチーフにされた人物に同情してしまいました。一個人が断罪されるストーリーは、たとえ最後に救いがあったとしても、正直あまり気持ちの良いものではありませんね。もちろん、これは私が「彼」のファン世代であるからではなく一般論です。 せっかく、莉子という、岬美由紀に匹敵する強力な主人公を得たのですから、もう少しテーマを選んでいただきたい、というのが松岡ファンとしての思いです。基本的に筆が速いことも魅力の著者ですが、粗製濫造のようにならないでほしいと思います。著者の中では今はすっかり興味を失っているのかもしれない、岬や嵯峨の物語もまた読みたいと思っています。Qの次回作IVでは嵯峨が出てくるらしいので、そこは大変楽しみですが、オリジナルの「催眠」や「千里眼」の行方もファンとして期待しています。 | ||||
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前作に引き続き凛田莉子の驚異的な鑑定眼が冴え渡ります。 売上のいきなり落ちた人気ファッションショップ、英語落第 高校生のまさかの100点。なにも共通項のなさそうな二つの 事件から彼女は犯人を絞りだしていきます。 そして今回のもう一つの魅力は『犯人』ではないでしょうか。 今回は犯人の心情もかなり深く掘り下げて描写されていて 流行の移り変わる中で、一度頂点に上り詰めた男の没落とそれでも 尚過去の栄光を取り戻そうと葛藤する姿が描かれており、かなり 考えさせられる内容だと思いました。 魅力的な登場人物たちの活躍をこれからも期待です。 | ||||
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前と違って一話完結だし、 最後の解明にも意外性があるので いいと思います。 | ||||
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