黒い仏

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評判

黒い仏の評価:

3.19/5点 レビュー 52件。 D ランク

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平均点3.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21〜32 2/2ページ
No.12
(5pt)

何気なく手にとって読んだ人は幸せ

カバー裏に書いてある通りです。
賛否両論、前代未聞、超絶技巧です。本気で。
レビュー読み進めるのはネタばれになって面白くないので、
さっさと読んだほうがより幸せになります。
主人公の名探偵と同じように。
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.11
(4pt)

面白いですよ。笑っちゃいますよ。

これ笑いましたよ。相手も律儀につじつまを合わせたりして。いちおうトラベルミステリになるんでしょうか。人を小馬鹿にする感じの小説です。ミステリマニアだからこそ笑えるが、怒りもするという危険も伴う諸刃の剣。まじめな方にはお薦めできない。
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.10
(4pt)

動ぜぬ石動

「ハサミ男」、「美濃牛」と作品毎に作風を変えてきた作者の第3段。本作は体裁はミステリだが、冒頭近くで異界の物語という事が分かる仕組み。今度はそういう手で来ましたかという感じ。
異界のストーリーの中で、石動は一人自身のペースを守って、ある筈のない解答を導き出す所が笑わせる。石動が生き仏に見えてくるから不思議である。次作はどういう趣向を用意してくれるかが楽しみである。
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.9
(4pt)

石動シリーズ初心者にはお勧めしない

「名探偵」石動シリーズの中では若い作品ですが、石動シリーズが「お遊び」であることを理解していない人は読むべきではありません。
トリックとか、登場人部の怪しい行動とか、使われている某怪奇神話とか、全て「小道具」です。
石動シリーズ全体に言えるのですが、まず「オチありき」ですので、「どんなオチでくるのか?」そして、「オチまでの構成、描写」、「随所に散りばめられたパロディー」を楽しむ作品となっています。
言ってみれば、「本格ミステリー風落語」
作者もはっきりとその路線を狙っています。
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.8
(4pt)

「意味」や「解釈」を問うエンターテイメント

ミステリーの棚に置かれつつ、理論付けすることの意味合いを問いかけてくる小説だと思いました。あるいは問いかけるのではなく遊んでいるのかもしれませんが。
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.7
(5pt)

今まで誰もやらなかたったこと、やっちゃた!

殊能 将之はやっちゃいましたね。ミステリー界ではあるまじき行為なんでしょうが、元々、伝奇モノ好きの私にとっては喝采を贈ってしまった作品です。今回の石動氏はまさに狂言師的な役回り、ホントの主人公は助手のアントニオ君なのですが、もう何があっても許せちゃう珠能ワールド。これを「ミステリー」でカテゴライズすることに出版社サイドでも賛否両論あったのでは?と勝手に想像してしまいますが、この英断にエールを贈りたいです。
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.6
(5pt)

クトゥルー好きにはたまらないミステリ

この作者はクトゥルー神話が本当に好きなんだと思う。そうでなければ、漢詩風にリスペクトされた呪文を創作したりはしないだろうし、だからこそ、「神話的」オチか、「ミステリー的」オチか、のどちらを選択するかの判断において、後者ではなく前者を選んだのだろう。常識という範囲内では考えられない宇宙的な恐怖。それこそがラヴクラフトの創出した「クトゥルフ神話」体系に他ならない。ならば、その常識にしがみついて、現実的な解法に陥ってしまった名探偵をあざ笑うかのような本書は、まさに伝統的クトゥルフ神話である。文句なしに5点だろう。
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.5
(4pt)

なんでもあり!が小説の醍醐味

ミステリーかミステリーではないかなんてこの際どうでもいいと思うんですよね。要は面白いか面白くないか。その点で言えばこの本は面白い!と思います。「ハサミ男」の鮮烈さには負けるけどね。
黒い仏 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社ノベルス)より
4061821679
No.4
(5pt)

真面目な人は読まないでください。特にがちがちの本格ミステリ・ファンは。

 ビール片手に読み始めたのも効いているのでしょうけど、読みながら所々で声を上げて笑いました。特に、繰り返される中村警部補とダイエーホークス&日本シリーズネタは最高。 この作品に限ったことではないけど、殊能作品はちょっとしたユーモアというかくすぐりが非常にうまい。 一応「名探偵」ということになっている石動戯作にしても、「美濃牛」での登場以来、どこか三の線を引きづっているし、ことにこの作品の場合、ミステリだと思って読み始めると途中からどんどんアレなほうになっていて、外見から和食だと思って口に入れたら劇辛の四川料理だった、みたいな驚きがあります。 いや、真偽のほどは確かではないけど、「読了後本気で怒ったミステリ・ファンがいた」という噂が囁かれるの、非常によく分かる気がします。真面目な人であればあるほど、怒るんだろうな、こういうのは。 一宿一飯、ではないけど、拾われたことをここまで恩義に感じる石動の助手のアントニオは漢である、と、思った。石動よりもこっちのがよっぽど主役っぽい。
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.3
(4pt)

本格ミステリって何ですか

本格ミステリというものに対する著者の一つの解答を極端な方向にもっていくことにより解りやすく明示されています。ハサミ男などを読んで、純然なものを求められる人にはツライかもしれないけど。読後に「本格ミステリ」について考えると面白いと思います。
黒い仏 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社ノベルス)より
4061821679
No.2
(5pt)

先入観なく読みましょう。

薄い本だから、すぐ読める。ランチ一回分くらいの値段。だから読んだほうがいい。真ん中がたぶんない。「なんじゃこりゃ、許せん」ってなるか、「はい、最高」って喜ぶか。でも、これだかけはいえる。確実に記憶に残る本。わざわざ電車を乗り継いで、行列に並んで食べたラーメンがくそまずかった時よりも腹はたたないから、とりあえず手にとってみましょう。たまには怒るのも悪くないはずです。
黒い仏 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社ノベルス)より
4061821679
No.1
(4pt)

すべてを覆す衝撃の物語

「駄作!」「傑作!」あなたはこの作品をどちらだと考えるだろう?俺はもちろん傑作だと思うよ。この物語だけではなく、ミステリーの根底をも覆しかねない衝撃の結末。「犯人が残した暗号、ないしは手掛かりを元に事件を追及していく」のが今までのミステリー作品。これ読んじゃったら、信じられる情報なんて一つもなくなっちゃうね。俺は頭悪いから、この本紹介する言葉も「あぁ、これって絶対反則だけど、こういう考え方したら全部ひっくり返っちゃうなぁ。うーん、どうなんだろ?」ぐらいしか思いつかないんだけど、カナリの問題作品であることは確か。読んでみて損は無いと思うよ。
黒い仏 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社ノベルス)より
4061821679