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ハサミ男
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ハサミ男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 41~60 3/4ページ
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叙述トリックを楽しみに読み始めましたが、私は最初から気付きました。 あのシチュエーションでどうやって間違える???トリックかかる??と不思議です。 どうせそうだろう・・と思いながら読んでいるので、そのあとのトリックがわざとらしいというか、読みづらいというか、、、 でも、さらなる犯人がいた事は意外でした。 最後の、病室での出来事は「まだ終らないのね・・」とそういう感じで終わるのは良かったです。 | ||||
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勧められて読んだが、楽しめなかった 好きな人もいるのだろうが・・・ | ||||
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トリックは賛否両論だとしても文章力は酷い作品でした。大どんでん返しのトリックに重点をおくなら半分のページで充分だろうに無駄に長々と書いておいて誰一人として魅力ある登場人物を描けていない。背景も何もないのでストーリーとしてもつまらなく、全く引き込まれることのない作品。自分を含め、頑張って最後まで読んだ人を褒めてあげたい。 | ||||
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ミステリーの面白さとはピースがパチパチとはまって一つの「絵」をつくるまでの美しさの事だと思う。 この作品は「ハサミ男は男」だという固定概念を使った面白い叙述トリックを見せてくれたが、いかんせん大雑把すぎる。 特に日高が「わたし」に会いに来て「あなたがハサミ男だったんですね」というシーンは混乱必須。 ふつうは徐々に謎を解いていって読者の理解を追いつかせ、驚愕の「真実」にたどり着かせるべきものを、いきなり「真実」を見せ過程の説明を後々に追いやったため読者置いてけぼり状況が作られてしまったのだ。 要するにピースのはめ方が下手過ぎて美しさを感じられない構成になってしまっている。 おまけに過程の謎解きも「え?そんなこと?」と伏線とも呼べない伏線もどきの説明が連発されるだけで驚きも何もない。 犯人が警察関係者だってことはおそらくほとんど序盤から予想がつくレベル・・・ 叙述トリックなら「殺戮に至る病」のほうがシンプルでわかりやすく、 パズルのような美しさなら「悪意」のほうが見事な出来栄えになってる。 ただ、物語に引き込む力は十二分にある上、「火星人はSFを見て笑ってる」など思考が深くて面白いと思える文が随所にある。 ミートパイが食べたくなる・・・! | ||||
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評価が高かったので、期待して買ったのですが、うーん。 心理描写もいまいちだし、最後のオチも、どうなんだろう?途中で読むのを止めるほどではなかったので、星2つ。 | ||||
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他の方と同じく「大どんでん返し」に惹かれて購入しましたが、読み出して二行目で?となり、三ページ目でトリックがわかってしまいました。 大昔なら驚かれたかもしれませんが、今となっては目新しさも無く、文章も物語自体も平易で火曜サスペンスの様なノリです。 | ||||
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読み始める前から(笑)まったく騙されず、未だにけっこう評価が高いのが謎。 犯人の自殺しようとても出来なかった描写など、まったく本気じゃない行動で笑わせる。 本当に死のうと思ったら何度でも、もっと確実な方法とれたでしょ? たいした背景・心理描写でもなく、騙せる人は騙せるけど、それ以上でもそれ以下でもない印象。 後世に残したり、残すほどの作品ではないです。 | ||||
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この作品は、「ある種の叙述トリックがいのち!」の作品だが、最後まで読んで、「そうきたか、やられた!」と思うより、「そんなアホな!」というような読後感だった。 その理由は、すべての手がかり(伏線)が、フェアに読者に示されていない事で、後出しジャンケンで負けたような後味の悪さが残る。 例えば、死体発見者が二人いるにもかかわらず、その再度の事情聴取に刑事が向かった際の記述にも、(実際にはその二人から事情聴取したであろうと推測されるが)、あたかも発見者は一人だけで、その一人の人物だけを事情聴取したように描かれていて、これは読者に対する、あからさまな詐欺であると言える。なぜ筆者が「あからさまな詐欺」を働く必要があったかと言えば、ひとえに一人称の性別を、読者に誤解させるためである。 所轄の刑事が、女子高生を殺害した真犯人に目星を付ける件(くだり)も、そのような手掛かりは事前には読者に示されていない。 叙述トリックの一つのパターンとして、一人称の人物の性別を、読者に誤解させるという手法があるが、これに関しての伏線はほとんどないに等しい。 死体発見者の片方が、もう片方を無理やり連れだして殺そうというくだりも、唐突として何の必然性も、事前の伏線も無く、悪い意味で、あっけにとられるだけである。 一回読破して、あまりの唐突さに、重要な伏線を読み落としたのかと、もう一度読んでみたが、2回目を読んで、さらに腹が立っただけだった。この小説を傑作だとかは、とても言えたものではない。 「したり顔の記述」が多いのもこの小説の鼻持ちならない点で、例えば、張り込みのカメラマンが、ロケバスの中で会社支給の弁当を食べる、という描写がある。テレビ局にしろ新聞社にしろ、張り込みのカメラマンが(例えば交代とかない限り)、現場を離れることはない。記者がカメラマンに声をかけて、ちょっと現場を離れて食事してくることはある。 事件等の張り込みで、ロケバスなんか使わないし、会社支給の弁当なんか出たためしがない(元・TVニュースカメラマンが言うから本当です!)。 長時間の張り込みではどうするかというと、カメラマン助手などに、コンビニ弁当を買いに行かせて、その張り込み地点の路上などで、(いつでも撮影できる体制のまま)食べる、というのが普通である。 この小説には言い出したらきりがないほど、詐欺的な記述が目に付く。ご用心! | ||||
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人を殺人から遠ざけるのは、倫理や道徳ではない…人が死ぬとこを見るのが不愉快だからだ… 結末が気になり、一晩で読破。 知的でシニカルなユーモアに溢れた文体がよい。 自分は空っぽだと語る、冷静で頭脳明晰なハサミ男。 彼の過去は一切語られないし、犯罪の動機もわからない。 貪欲なマスメディアへの批評はミステリにつきものだが、犯罪心理学で安易に犯人を分析することをブラックなユーモアで笑い飛ばしている。 "斬新なトリック"を待ち構えて読むものでは無い。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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今まで読んだ本の中でベスト3に入るくらいにつまらなくて読み進めませんでした。 | ||||
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チョキチョキ……とか、なんか表現がダサいんだよね。 警察とか医者とかの豆知識、作者がただ「こんなこと知ってる?」って言いたいだけでしょ? 設定はうまいけど、それだけ。 プロの作家とは言えないレベルの文章。 | ||||
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普段はレビューしないのですが、あまりにも酷い作品だったので思わず筆を執ってしまいました。 まず帯には「大傑作ミステリ」とあるので、ミステリとしての評価ですが、ジャンルとしては所謂倒叙ものです。倒叙ものなので、フェアに描くこと自体が難しいという意味で割り引いて評価しても、著者のミステリ作家としての技術があまりにも拙劣です。あまりにもアンフェアなことは、タネ明かしに100頁以上が割かれ、延々と著者の読者に対する欺きの言い訳が書き綴られていることでも明らかです。あまりにも読者に提示されている情報がムリで強引な手法に依存しているので、この100頁に亘るネタ明かし部分は、通常ミステリで絶対読むのが止められない部分であるにも関わらず、私は読むに耐えず途中で止めてしまいました。倒叙もので読者との謎解きゲームを戦うのはミステリ作家として非常に難しいものだと思います。ですが、同じ倒叙ものでも、我孫子武丸氏の「殺戮に至る病」などは、本格もの作家である我孫子氏の力量が窺えましたし、タネ明かしも一瞬で終わります。著者がミステリファンであることは、他のミステリ小説と同様、作品の中で何度か古典作品が登場することで分かるのですが、このあまりにもスポーツマンシップにもとる小説の著者が作品の中でエラリークイーンを引くのはミステリファンとして義憤(?)にかられました。 次に、ホラー・サスペンスとしての評価ですが、こちらも全く力不足です。思うに、著者は倒叙ものを描きたかったがために、無動機殺人という書きやすいサイコパスものに安易に手を出したのだと思うのですが、サイコパスものを手に取る読者は、そんな著者都合で味気なく描かれた薄味の描写に満足できないと思います。 結局、どうしてこの作品がメフィスト賞を受賞しているのかは私は全く理解ができません。レベルが低いというよりもっと悪く、ミステリでもホラーでも読者の嫌気を喚起してしまうのではないかと思いました。最後にそもそも小説として。あまりにも人物のキャラクターが薄い上、描写も甘く、著者の人間観察力が疑われます。ミステリだのホラーだのといった細かい話は抜きにしても小説や物語として全く魅力がありません。 | ||||
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どんでん返し物が好きで、本作品を読みました。 読み始めながら頭の中で登場人物を構築する作業の中で どうしても違和感が拭えませんでした。 途中から違和感は確信に変わりました。 どんでん返しという予備知識が無ければもしかしたら騙されたかもしれません。 真犯人も最初から怪しかったです。 | ||||
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文章は読みやすく、最初は良かったのですが スピード感がなく、同じような内容がダラダラ続き ほぼ、内容が読めてきて、真ん中くらいから 斜め読みしました。 全ての登場人物に魅力が感じられなくて 途中、警察キャリアが爽やかに出てきた時は 苦笑いしてしまいました。 とにかく最後まで読みきるのに苦労しました。 京極夏彦氏や海外ものなど、どんなに長くても平気ですが これほど退屈したことはありません。 一概には言えませんが スピード感あふれるミステリーや緻密な捜査モノが お好きな方には、向いてないかもしれません。 | ||||
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大きく2つの謎があります。ひとつは叙述トリックによる<なんとなく漂う違和感>、そしてもうひとつは<真犯人は誰かという謎解き>。 まず<叙述>のほうですが、私は叙述ものだと知ってて読んだので著者にとってはアンフェアかもしれませんが、最初の20ページほどで分かってしまいます。これが、叙述ものの宿命を理解したうえでも、ご都合主義が多すぎるし、あまりにずさん。このトリックは、捜査に当たる警察側にとっても盲点になっているのですが、こんなことは、ふつうの警察ならとっくの昔に可能性として考慮されているべきことですが、それがまったく話しにも出てこない(読者にトリックを隠す必要があるので仕方ないですが)。 もうひとつの<真犯人>ですが、こちらは最後までわかりませんでした。でも、これも分からなくて当然。本当のハサミ男しか知りえない第3のターゲットを、本物のハサミ男と同じタイミングで同じ方法で殺した(しかも第2の犯行は半年も前)わけですから、普通に考えると、そのターゲットを何らかの方法で知りえた人物を推理しようとします。でも、結果的には単なる偶然でした。著者による説明は「何億分の一の確率でも、ゼロでない限りありえる」というお粗末なもの。「ありえない」です。 そして、小説に一番大切なのは「読んでておもしろいこと」ですが、それもなかったです。いろんな意味で、同じ叙述ものの「殺戮に至る病」と同類に思えました。 | ||||
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1、全く騙されない。簡単すぎる。2、とにかく長い。騙されないもんだから余計に冗長に感じる。3、話が終結してからの無駄に長い説明!要らない。素直に騙される人にはおもしろいのかも。 | ||||
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大筋はとても面白いと思います。最後まで読んだ時は「そうきたか!」と思いました。しかし作中の警察があまり賢く無かったことにご都合主義を感じました。また、多くの方が語っている通り、小説特有の「文章」自体の面白みがなく、ただただその場の状態を事務的に説明しているような印象を受けました。小説の長所、「主人公視点で語れる」というものを最大限つかっているのだとは思いますが、逆にそれ以外の小説の長所は引き出せてないような印象・・。小説以外の媒体でも表現できたんじゃ?ただ、先ほども述べたとおり大筋には非常に魅力を感じるので好きな方は好きかも知れません。デビュー作ということなので仕方のないことなのかな。 | ||||
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ここの評判が良いので読んでみました。 処女作なのでやむを得ないかもしれませんが、 読ませる文章力が乏しく読むのが苦痛でした。 80ページ目ぐらいだったかなぁ、ハサミ男が犯行に及ぼうとすると ハサミ男の模倣犯に先を越されてしまって「おおっ!面白くなってきた!?」と 興奮するのは。でもその後は本当に面白い展開が無くダラダラダラダラします。 当たり前の話しですが、最後に叙述トリックが明らかになります。 意味もない不要な登場人物がやたら多いためか(?) それともトリックの種明かしの演出がヘタクソなのか(?) 驚きも爽快感もありません。 読み直しても大きく得るものはありませんでした。 もし叙述系を読みたいなら他にも色々あるので 他を読んだ方がいいでしょう。 | ||||
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このレビューを見て期待して購入したのだが、内容の薄さにがっかりした。ストーリーを膨らませようと登場人物を増やしてるのにも関わらず、人物像が伝わらない。全てがしりきれとんぼ。中途半端。そもそもハサミ男の残虐性すら描写が少なく、第一第二の被害者の描写もほとんどない。第三の被害者も「美人だ」と表現されるだけで、彼女の内面が全く伝わらず被害者に対する感情移入できない。彼女の家族である実母・義弟も、彼女の行動を裏付ける重要な役割を担うのかと思ったら、数行の出番にすぎない。真犯人登場してからもダラダラした文章でまとめがイマイチ。 真犯人と被害者をつなぐ接点すら明らかにされてないし。あと疑問なのがなんで「ハサミ」なわけ?ハサミに意味があったのか?それにしても作品のディテールが岡嶋二人の「解決まではあと六人〜5W1H殺人」に似てるような気がするのだが。(こちらの作品の方が数段面白いけど)。喫茶店がやたらでてくるところとか、「堀之内」という名前の刑事が出てくるのも同じです。 | ||||
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