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鉄の骨
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鉄の骨の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全242件 101~120 6/13ページ
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談合をめぐる問題を捉えた力作。政治家の影も描かれており、途中までは文句なく面白いと思います。しかし、最後のほうになって、捜査当局の動きが描かれていますが、立件できなかった大物政治家を、立件することができるまでの過程の描写がイマイチでした。政治家の資金がどの団体や会社に管理されているのかは、捜査当局は、税務当局とともに通常把握しております。政治家の親族企業はどこにあるのかは徹底的に調べているものです。ですので、本の描写のような展開はまず考えられないと思いました。池井戸氏は、空飛ぶタイヤや七つの会議でも、記述された事実関係の範囲内では適用不能な罪名で立件されていたり、警察の刑事部と交通部を取り違えたと思える場面があったりしました。事件がちょっと弱いかな。小説とはいえリアリティが乏しく、事件取材が足りない気がしました。 | ||||
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過去の話かもしれないが、かつて行われていた談合のことが分かる本。 | ||||
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手ごろな値段で購入しましたが、商品も大切に保存されており満足しています。 | ||||
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まだ途中ですが、先の展開が楽しみです。談合の行方と恋愛の行方。一見、ぜんぜん関係なさそうですが、同時展開のストーリーの結末が気になります。 | ||||
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作者の他の書と作風が似ていて、つい先を読みたくなります。後半のどんでん返しが面白いと思います。 | ||||
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初々しさがまだ残る一方で、爽やかな読後感はやはり著者らしさが横溢してる感じです。 | ||||
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かなり前、よく新聞で見た2文字「談合」。最近は、あまり見られなくなりました。これは、つまり、表に出ないだけなのか?それとも、なくなったのか? そんなことを考えさせてくれる、談合にまつわる建設、政治、絡みあうストーリイ。いつもながら、最後にびっくりする顛末。 | ||||
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速やかな手配をしてくださりありがとうございます。 また機会が有りましたらよろしくお願いいたします。 | ||||
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池井戸作品にしては珍しく、少しだけ恋愛モードが入っていてドキドキしました。 本筋ではなく「萌」と「平太」の心の動きに囚われて読んでしまった。 読後感すっきりの池井戸作品なんですが、この作品だけは萌と平太のその後が気になります。 | ||||
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久しぶりに嵌ってしまった。完徹になってしまった。その後少しは睡眠をとろうとしたが、結局朝まで冴えていた。 判っていても展開を味わいたかった。主人公とフイクサーとの絡みをもう少し書き込む予定では無かったか。 彼女とのこれからも想像は付くがもう少し描いて欲しかった。 | ||||
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談合の「口約束で」と「順番で」…とか。 なんか嫌な感じがしました。 でも本書で、最終的に描かれていない、 受注出来なかったグループの悲惨な状況は 容易に想像できるわけですが… 楽すんな。って言うのも 簡単だけど、まぁ難しいよなあ…とも。 ゼロサムじゃない解決方法を探して色々頑張るのが、 本筋なのだろし、そうしたことが報われてこそ、 世の中は、進歩するとも思うのですが、 簡単には割り切れない所もある気がします。 結局は、人に頼って、素直に。 ってのが、一番強い人なのかも?と思いました。 萌も、平田も、ある意味では素直だからこそ、 何か上手くいった?まぁ釈然としない部分も多々ありますが… そして本書は、普通にエンタメ小説として面白いです。 分厚いですが、引き込まれます。 | ||||
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企業運営の困難さが上手く書かれており、楽しく読むことが出来た。 | ||||
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憧れのゼネコン会社に入社した平太は、4年間施工管理職として充実した社会人生活を送っていたが、突然、畑違いの部署へ人事異動が言い渡される。 その異動先は談合課と呼ばれ、平太は会社の裏の顔を知ることになるが、善悪の狭間で揺れ動きながら必死に食らいついていく。 とてもテンポが良いので、あっという間に読んでしまいました。会社の悪い体質や駆け引きが、リアルに描かれていて引き込まれました。 池井戸作品では必ずといって良いほど銀行が絡んできますが、今回は主人公の彼女が行員。彼女の言動少しイライラさせられます。 あと、普通に現場でタバコ吸ってたら一発退場でしょう。今時あんな職人いないんじゃないかなと思う。 | ||||
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公共工事における談合の仕組みを垣間見る小説。談合を取り仕切るドンと主人公が同郷で母親の知り合いである。主人公はまだ若いが会社の担当としてドンと接してゆく、ドンも知人の息子と知っていて接してくれる。ドンの主人公への愛情がなんともいえない。ドンは大物国会議員の義弟にあたりその権力は業界でも絶大である。しかし、主人公の会社は談合に従わなかった・・・。結末はどんでん返し。 | ||||
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自分は、とある県庁土木職。勤務36年。いかに平穏に暮らしてきたことか。 官側にいるので生々しい実情を知らずにいたのだと思い知らされた。 にしても、際立つ作者の広範な知識と構成力に感服。 | ||||
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ゼネコンの談合を題材にしたビジネス小説でありながら、男女の色恋も絡ませた秀逸なエンタメ小説となっている。 建設業界の知人から紹介されて読んだのだが、実際はもっとえげつないと言っていた。 しかし、他の業界の人間が想像するいわゆる建設業界の談合の姿がうまく描かれており、期待どおりのおもしろさがあった。 相変わらず、池井戸潤は外れがない。 これもテレビドラマか映画にしたらおもしろいんだろうなあと、配役などを想像しながら読んだ。 実際に映像化される可能性は大きいのだろう。 | ||||
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多くの作品とリンクし、池井戸潤の脳内にある街や社会が見えてくる。 白水銀行、東京第一銀行、帝国重工などなど。 その社会でも、多くの会社が絡み合い経済活動をしている。 脱談合。 良いことばかりではなさそうだ。 値下げ競争により会社は疲弊し、下請けや資材業者も痛手を食うかも知れない。 価格はもちろん大切だが、総合的に価値を見極め、開かれた場で専門家が判断しても良さそうである。 もちろん今度は、その専門家や、判断基準、専門家を選ぶ者に問題が起こってくるのだろうが…。 談合でのゼネコンどうしの駆け引きや恋の駆け引き。 巨悪にに迫る検察。 エンタメてんこ盛り。 | ||||
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会社勤めを中心に、いろんなシチュエーションが設定されており、672ページと長編ですが、読み進めるほどにおもしろく、その展開が見ものです。 この小説の中に、主人公はいますが、勝ち誇るものやヒーローはいません。 中堅ゼネコンの公共工事入札に関し、その談合をテーマにしています。 これらの事象を読者の目で見極めてもらうことで、社会に一石を投じる結果となっています。 世の中で“必要悪”と、悪い事と認識しつつも甘んじて言いますが、これを唱える事で、何故か意識が悪気のない“是”と変わっていくのも不思議な現象です。 ひとが行動し作用するさまざまな事象をインテグラルに積み上げていき、結末にその真相が解明されていきます。 半沢直樹シリーズ、下町ロケットシリーズ、空飛ぶタイヤ、ルーズヴェルト・ゲームなどといった池井戸さんの小説としてはすっきりした倍返しというのではなく、物語が続くような、現状に課題がある形を取っています。 本書では、モノづくりの原点は、謙虚で誠実になり、創り上げていくため、ひたすらに工夫と改善を繰り返すこと、コストダウンはそのモノづくり技術のたまものであることを間接的に力説しています。 | ||||
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鉄の骨、題名とは逆に読み終えた後、心が温まりました。 昔、少し業界は異なるが談合がある会社にいたからでしょうか? | ||||
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この本は海外友人からの依頼で購入したものです。 連絡によると、著者に惚れ込んで読んでいるようです。 | ||||
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