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鉄の骨
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鉄の骨の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全253件 101~120 6/13ページ
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| 今まで読んだ池井戸作品のなかで一番気に入った。 池井戸作品と言えば勧善懲悪。卑怯な敵役を最後にギャフンと言わせてスカっとするパターン。 半沢直樹シリーズがまさにその典型。 さらに言えば、中小企業が技術力を持って正々堂々と悪どい大企業と対決し、勝利してスカッとするっていうのもお馴染みのパターン。 「下町ロケット」や「陸王」「空飛ぶタイヤ」などもこのパターン。 しかし、この「鉄の骨」はこれらのパターンとは違う。 主人公も主人公が勤める建設会社も「談合」という犯罪にドップリとつかっていて「正義」とは言えず勧善懲悪の図式にはならない。 談合というある意味では必要悪ともいえるシステムを題材にしており、単純な正義vs悪の図式にはなってないのだ。 でも、それがいい。 建設業界の談合は法的には間違いなく犯罪ではあるのだが、長年業界の慣習として続いてきた。 それには談合が一方的な悪とも言えずそれなりの理由がある。 下請け企業や部品メーカーの従業員の雇用と仕事を確保したりして経済を安定させるという側面もある。 一概に談合=悪とは言えないのだ。 何が正しいのかは書かれていない。読者は多面的思考を要求される。 登場人物も良かった。 主人公、平太の恋人の萌が浮気をするなどで、ここのレビューでも評判が悪いが、読者をいらつかせる存在として必要な人物だったと思う。 萌を不愉快に感じるって事はそれだけ感情を揺さぶられてるって事で、この物語を楽しんでるっていう事だから。 僕は萌の優柔不断な言動をハラハラ楽しみながら読んだ。 他の池井戸作品と違い単純な勧善懲悪の図式にはなってないが、その分様々な視点で考えさせられ充実した読書体験となった。 今のところ僕の中では池井戸作品のナンバーワン。 | ||||
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| 本の厚みに圧倒されましたが、読み進めるとあっという間に完読しました。 池井戸潤さんの小説はいつも引き込まれてしまう魅力があり楽しみです。 | ||||
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| 入社4年目の富島平太が業務課に配属され、ゼネコン談合に巻き込まれていく話。知らない世界の話が主人公とともにわかっていくのが楽しい。 | ||||
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| 会社人生、恋愛、結婚、家族愛、正義、信条を深く考えさせられる本でした。 | ||||
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| 土木関係の仕事してます。過去にあった話として談合などは聞いたことあります。今でもたまに贈収賄の話はありますね。その辺の話がとってもリアルに感じられました。土木関係でなくても、就職したばかりの人や30代くらいまでの人なら、若手社員として共感して読めるのではないかと思います。 | ||||
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| 池井戸潤は おもしろい。エンターテイメントである。 読んでいるうちに 引き込まれていく。 それぞれが 魅力的な 人物として 描かれる。 入社 4年目の 平太。 若いのに 物怖じしない 素直さがある。 会社員であると言う制約を理解しながら、行動する。 平太の恋人 萌。銀行に勤める。 学生の価値観と銀行の価値観と違って来ることに戸惑う。 揺れ動く、女心。それを 思い切らせるのが 園田の母親。 いやぁ。母親は 強くて、したたかで、読み取る能力がある。 その先輩の 西田。仕事ができるし、飲んだくれる。 平太のいい上司である。 平太は不思議な縁で知り合う。 フィクサーの 三橋萬蔵が 平太の母親と若かりし頃の知り合い。 この 萬蔵が 存在感があり、平太に 素直に心を開く。 そして、シナリオをつくるのが 尾形。 やはり、このオトコの 先を見る目が すばらしい。 テーマは しがらみ。 世の中 しがらみから 抜け出せないのだ。 それを突き破るものは、何なのか? 日本は 談合というシステムがあるが 中国には 談合がなく 権力者の汚職から始まる。 なぜか、談合が 健全に見えてしょうがない。 | ||||
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| 人がこの世の中を渡っていくうえで、清廉潔白では生きづらい。 かといって、社会悪に魂を売れば生きる資格がない。 「清き水に魚棲まず」と故事にあるように、 人間社会において清濁併せ呑む度量が必要であることは揺るがない真理であろう。 本書は「談合」をテーマに、社会における悪と必要悪の曖昧な境界の現実を 読者に投げかけ、あえて筆者の答えを提示することなく問題提起に留めている。 公共事業入札における制度システムの不備が談合の温床になっている可能性が 本書で指摘されてはいるが、仮に適切と思われる構造に変更されようとも、 この日本的な精神風土のもと、人間が集い、それぞれの思惑が絡めば、 同質の利権が生じ、新たな不正は必ず生まれるであろう。 「談合」そのものへの、yes、noではなく、業界において 共存共栄という大義のもとに、いきすぎた調整が図られることで 公益が著しく失われていることが問題なのではなかろうか? | ||||
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| 建設業界では常識だったかもしれない談合について、一方的に糾弾するわけでなく、様々なアングルからこの問題をあぶりだしている。公共入札のような官民癒着が生じやすい制度ではある意味このような仕組みができるのは至極当然であり、民間サイドだけで解決できる問題ではなかったのかもしれない。かなりの長編で、伏線がやや中途半端なかたちでおわった部分もあるが、総じて一気読みさせる迫力がある。 | ||||
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| ゼネコを題材にした話。井戸作品らしく善悪がはっきりしたシナリオで面白かった。 | ||||
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| コンプライアンスはどこに? ただの空念仏? 悪は所詮、悪。 必要悪など存在しない。 悪習は変わらないじゃなくて、変えたくないんでしょう。 どんな仕事(業界)だって、大変だからこそ、知恵を出す奴が勝たなければ、この世に正義は存在し得ない。 伝統を大切にすることと、伝統に縛られることは別。 変態を嫌っては、革新はできない。 リーマンだから、会社の方針に従わなければならないという呪縛。 リーマンの悲哀。 そこに風穴を開けるが、新参者の務め。 〇〇業界の常識は、世間の非常識。 土建業だけの話じゃないね。 公益通報者保護法:2006年4月 施行。 情報を征する者、天下を征す。 | ||||
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| 主人公の熱血漢ぶりとも別に、そのガールフレンドの揺れる心境、複雑な恋心を、よくまあリアルに描けるもんかなと感心した。 談合は未だ公然と行われているものだし、未来にも、なくなることはないだろうが、作品としては読みやすく、楽しかった。 最後の主人公とガールフレンドの恋の行く末だけは、気になりました。でも結局元さやにもどって結婚するんだろうな。 | ||||
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| 談合をめぐる問題を捉えた力作。政治家の影も描かれており、途中までは文句なく面白いと思います。しかし、最後のほうになって、捜査当局の動きが描かれていますが、立件できなかった大物政治家を、立件することができるまでの過程の描写がイマイチでした。政治家の資金がどの団体や会社に管理されているのかは、捜査当局は、税務当局とともに通常把握しております。政治家の親族企業はどこにあるのかは徹底的に調べているものです。ですので、本の描写のような展開はまず考えられないと思いました。池井戸氏は、空飛ぶタイヤや七つの会議でも、記述された事実関係の範囲内では適用不能な罪名で立件されていたり、警察の刑事部と交通部を取り違えたと思える場面があったりしました。事件がちょっと弱いかな。小説とはいえリアリティが乏しく、事件取材が足りない気がしました。 | ||||
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| 過去の話かもしれないが、かつて行われていた談合のことが分かる本。 | ||||
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| 手ごろな値段で購入しましたが、商品も大切に保存されており満足しています。 | ||||
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| まだ途中ですが、先の展開が楽しみです。談合の行方と恋愛の行方。一見、ぜんぜん関係なさそうですが、同時展開のストーリーの結末が気になります。 | ||||
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| 作者の他の書と作風が似ていて、つい先を読みたくなります。後半のどんでん返しが面白いと思います。 | ||||
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| 初々しさがまだ残る一方で、爽やかな読後感はやはり著者らしさが横溢してる感じです。 | ||||
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| かなり前、よく新聞で見た2文字「談合」。最近は、あまり見られなくなりました。これは、つまり、表に出ないだけなのか?それとも、なくなったのか? そんなことを考えさせてくれる、談合にまつわる建設、政治、絡みあうストーリイ。いつもながら、最後にびっくりする顛末。 | ||||
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| 速やかな手配をしてくださりありがとうございます。 また機会が有りましたらよろしくお願いいたします。 | ||||
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| 池井戸作品にしては珍しく、少しだけ恋愛モードが入っていてドキドキしました。 本筋ではなく「萌」と「平太」の心の動きに囚われて読んでしまった。 読後感すっきりの池井戸作品なんですが、この作品だけは萌と平太のその後が気になります。 | ||||
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