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モンスター
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モンスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全308件 121~140 7/16ページ
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表紙買いでした。 厚いので一気には読めませんでしたが、終盤に近付くにつれて中々とまれませんでした(笑) とても良かったのですが、終わりががちょっと難しい、、、 どうしたのか気になります。 | ||||
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外見に恋して内面を愛すると思っていたが、深層心理それは願望・妄想ですか?って自問。 多種多様なキャスティングで、人の心の表裏を面白く描写されていておもしろく拝読しました。 でも最大のインパクトは主人公。でも最後には、、、ラストいいっすね。 | ||||
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百田さんの知識は半端じゃないですね? 作家の方ってみなそうなんでしょうがすごいです。 こんなに整形の知識を退屈せずに読み切れたのも すごいことです。百田さんにはまった最初の小説でした。 | ||||
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▼小説のあらすじはこのようなものです。(ややネタバレあり) あまりにも醜く生まれてしまった主人公・和子。 まるでブルドッグと嘲笑われ、女性としてどころか 人間としても真っ当に扱われない残酷な人生を送る。 周囲からは何かにつけて醜いせいで虐められる・・・ 好きな人が出来ても顔のせいで会話も出来ない・・・ 家族にさえ存在を疎まれ死んだ扱いをされる・・・ 「私が不幸なのは醜いせい」 「だから美しくなりたい」 そんな和子なので、ごく自然な欲求を叶えるために、 なりふり構わずお金を稼ぎ、美容整形をして顔を変えていく。 しかし和子は、醜さのせいで尋常ではない程虐げられたので そこそこの整形では満足できなかった。 「普通の美人にくらいなれればいいや」 ではとどまらず、 「私を苦しめた諸悪の根源である醜さを ひと欠片も残さず消し去って絶世の美女になる」 と、常軌を逸した整形を繰り返す・・・ ▼ここからが私の見解です。 絶世の美女になった元・和子に対する男たちの姿や、 最後の悲しいエピローグを読んで、 百田さんが「真理」として伝えたかったのは、 ブスはいわゆる普通の人生を歩くことさえ難しいけど、 だからといって美人が幸せになれるわけではない。 むしろ美人の方が不幸で虚しいんじゃないか?ということ。 美人の不幸をリアルに告白してるのはあの「だめんずうぉ〜か〜」。 男に苦しめられるだめんずうぉ〜か〜達は美女ぞろいだそうです。 現実だと某合衆国大統領兄弟に弄ばれたマリリンモンローが典型ですね。 主人公の和子が頭が良いのは、それをわかっているところです。 綺麗になれば愛される!なんて鼻から期待してません。 わかっていて、それでも突っ走ります。その潔さがとても好感を持てます。 物語の中で唯一、「和子」を愛する人が出てきます。 その人は、醜い「和子」と美しい「元・和子」を両方知っている唯一の人物です。 おそらく彼は、和子が醜いから、美しいから、という審美眼ではなく、 和子が自分の力で人生を変えようとひたむきに頑張る姿を、 なんていい女なんだと思ったのでしょう。 それには顔の美醜は関係ありません。和子の心の姿勢です。 男女ではなく、人と人が惹かれる潔さ・ひたむきさが、 この物語では愛と呼ぶものだと思いました。 | ||||
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【ネタバレあり】 ストーリー展開はとても面白くて、最後までいっきに読めました。 ただ、主人公が最後までこだわった男性が、結局は他の男性達と同じで、最終的には見た目重視の人だったのかな?というのが…愚かな感じがしました。 主人公と恋人関係になるまでの過程も、家庭があるなのに、人いともアッサリだったので、男って…と思いました(笑) | ||||
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最高。女性心理がよくかけてると感心しました。とくに依存になっていくあたり、ピークから最後に向かう姿、そして……。美に興味ないひとはつまらないと判断するでしょうが、私は久々に面白く読みました。 | ||||
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永遠の0を描いた百田尚樹さんの作品。 醜い顔に生まれついたがために大変な苦労を重ねる女性の人生を描く。 田淵和子から鈴原美帆へ・・ 養子縁組とは言え名前が変わったことも主人公が変わっていくことを暗示していた ように思える。SM店での勤務、ヘルスの仕事、高級ソープと夜の仕事をこなし 美容整形に精を出す・・。ただこれまでの主人公の過酷な生き様を読んでいるだけに むしろ整形には大いに意味があると思えるようになっていたから不思議だ。 これまでは美容整形は整形美人等と何処か間違ったことであると思っていたが・・ 女性の置かれた状況を考えれば、そんな単純な話しでは無かった。 埋没法、蒙古襞、美容整形の知識も事細かに記載されていてリアル。 女性器の整形や完璧な均衡を崩すとかなるほどなーと。深い。 印象に残った箇所 男は目でセックスする 就職においても美人は優位である(特に一般職の女性は) 過去に出会った男達が掌返しで主人公に近づくのには苦笑。 特に短大時代の心理学者は何してるねんと思った。 全て読み終わった後に改めて百田尚樹氏の力量を思い知った。 また作風の幅広さに驚いた。永遠の0。風の中のマリア、影法師、本作と読んできて どれも全く違うジャンルでありテーマだからだ。 通常他の作家さんだとある程度、似た作品や得意とする領域があるものだが・・ 幅広い作風を持つのが百田尚樹なのかもしれない。 良い意味で百田尚樹はモンスターなんだと思った。 | ||||
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表現はリアルだが、桐野夏生さんのグロテスクにある様な泥沼さは無い。とても読みやすい。主人公が執着心だけでなく、美しさに対する価値観を学んで淑女に変わっていくのが上手く描写されています。 | ||||
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基本的にこの作品、気に入ってます。 人間の執念を本に凝縮するとこんな文章になるのではないでしょうか。 グロテスクな部分もありますが、主人公の人間臭さが良作だと思ってます。 | ||||
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ここまで面白いとは思わなかったなぁ。 あまりの面白さに二度読みしてしまった。 男ってみんな一緒なのかなぁ? でも、いくつになってもきれいにしてると、やっぱりトクすること多いよね! | ||||
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主人公が置かれた女性として過酷な環境を、強い反骨精神で生き抜いて行く話しで、私は男性ですが勇気をもらいました。ストーリーも秀逸。面白く読めました。 | ||||
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今話題の百田さんの作品をはじめて読みました。 私は、普段は小説よりもノンフィクションを好んで読んでいますが、 整形手術までの心理描写や会話など、その取材力と文章力には脱帽です……。 恐らく、これと似たような状況の女性が実際に世の中にはたくさんいるのだろうなと。 まるでノンフィクションのようにリアリティがあって、最後まで引き込まれてしまいました。 | ||||
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本がたばこというか、親父臭がして手に臭いがつきカバーをしてよみました。内容はよかったです | ||||
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冒頭で容姿の美しさが女性にとってどれだけの価値を持つものか、周りの人の態度がどれほどのものなのか、ただ、駅からタクシーにのっていくだけのシーンで書かれています。 その反面醜い容姿に対する容赦のない態度はどれほど人の心を傷つけるのか、幼少期からの回想で、思い知らされます。 それでも、成長し、思春期を迎え恋をして、つらいという言葉では表せないような思いをして、やがて美しくなるという目標を得て、そのためにあらゆる努力をしていく主人公。 それでも結局とても美しくなった後、自分が本当に望んでいたものはなんだったのかと気が付いてからの狂おしいほどの思いは、ただただ美しくなりたいという思いに明確な、好きな人に振り向いてもらいたいという、切ない目標があたえられます。 ラストをハッピーエンドと取るか、そうでないかはわかれるところですが、私はハッピーエンドであったと思います。 | ||||
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百田尚樹さんの作品は本書が初めてでした。小説を書くにあたり、医学的な情報収集も細かく行って書き上げた作品という印象が強いです。実際に当事者らのインタビューなども行ったのだと思いますが、物語は非常に生々しく現実的な視点で展開されていきます。ただ主人公の境遇が悲劇すぎる感も否めないので、もう少し報われるような展開があると良かったなと思いました。怖いモノ見たさのような感覚で引き込まれて読み進めてしまう作品です。 | ||||
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何度も読み返しています。主人公の容姿が美しくなるにつれ、店員の対応が変わったり、整形してなくても、身なりによって扱いが変わるのは、女性なら経験があるんじゃなかろうか?(私はある。)『東京という街は美人を前提にできている。』とか、膝をうつような描写も多かった。女性が成功するには容姿端麗か必須条件なのは、世の暗黙の了解だ。才能に加え『綺麗だから成功した』と思う、文化人やアーティストが多数いる事実。女性は美しいだけで、手にするチャンスの数が全く違う。この小説は、そのことを正面から描いている。 | ||||
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男性ですが、主人公にの女性になったように感じて読みました。高校デビューだったので、前半は特に感情移入してしまいした。ラストはちょっと綺麗にまとめ過ぎかな?でも買ってよかったです。 | ||||
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本屋さんになかったのでこちらで購入しました。 本の状態も良く届くのも早かったので満足です | ||||
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海賊と呼ばれた男を読んだあとだったので、、 全くカラーの違う分野で?びっくりしました。 しかし、よく整形の内容を調べていらっしゃるのには脱帽しました。ちょっとグロテスクで怖いくらいでしたが、 ある意味その女心もわかる気がします。 面白かったと思います。 | ||||
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終盤はページを繰るのが辛いほど 感情移入してしまった。 女心を男性である作者が実に見事に描いている。 共感できるところがたくさんあった。 愛ってなんなのだろう。 色々と考えさせられた。 | ||||
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