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風の中のマリア
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風の中のマリアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21~34 2/2ページ
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私は虫全般苦手で、自分の居る空間に虫がいるとなったら、駆除するか追い出すのをしっかり確認できるまでじっとしていられません・・・ 見失った場合はその空間から脱出します。とにかく虫が嫌い(怖い)・・・ でも、この本を読んで、少し蜂に興味が湧き、むやみに駆除するのはやめようと思いました。 『そうなんだ~』とつぶやいてしまうくらい、勉強になりました。 内容として素晴らしいと思いますが、私はサスペンス系、推理系が好きなのでいまいちのめりこんで読む事はできませんでしたが、 読んで良かったです! | ||||
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蜂の生態に興味はない。設定がドイツなのかと思いきやニホンミツバチの登場。 読み進めていっても作者の意図が分からない。とそこにゲノムのお話だ。蜂の行動は遺伝子(本能)が決めている。 人間も本能的な部分ではゲノムの影響を排除できないのではなかろうか? って読んだが、ラストも案の定の結末で肉団子にされて幼虫に食われてみたい人には押すけど。 ただし、甘露は少し舐めてみたい衝動に駆られた。 | ||||
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虫の世界は毎日が生きるか死ぬかの戦い。短い一生を一生懸命生きるハチの世界が素晴らしく描かれていると思いました。ただ、虫の世界では当たり前かもしれないけど、獲物を獲ったり食べるシーンなどはかなりグロいので、ちょっと体が受け付けませんでした。 | ||||
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百田尚樹さんの作品を読むのは永遠の0、影法師に続いて3作目。内容よりもタイトルに惹かれて注文。 まったく異なった3つの作品は百田氏のそれぞれ方向性なのだろうか。 オオスズメバチを擬人化してその生態に迫るのはおもしろかった。ただなぜ氏がスズメバチに興味を持って この作品ができたのかはよく分からなかった。それで星3つ。 | ||||
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通常のレベルで、問題なし。価格的にも問題なかったので、楽しんで読めそうです。 | ||||
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面白いのは面白いです。十分楽しんで読めました。 永遠のゼロでの感動を求めて同じ百田作品を読んでみたのですが、 期待が高すぎたようです。 | ||||
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スズメバチの話とは思ってなかった。 しかし、迫力があった。 楽しく読めた。 スズメバチの生態について、大変勉強になりました。 スズメバチにもたくさんしゅるがあることを知りました。 | ||||
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本書のテーマとなっている理論にも関係がある昆虫学者が昔、人間の文化や価値観は人間の生物学的な性質に裏付けされているのだと言ったことがある。文化は生物学と深い関係があるのだと。もしシロアリのような生態を持っていれば、暗闇を愛し近親相姦を賞賛する文化を持っただろうと。 著者はそういう世界観を小説として再現したかったのだろうと思う。しかし擬人化を進めすぎればハチを題材にする意義が薄れるだろうし、擬人化が足りなければ感情移入が難しくなるだろう。そのバランスを取るのはなかなか難しかったように思う。脇役もあまり魅力的ではない。出てきた直後に死んだり、よく登場するから主要キャラかと思ったらあとで一行で死んだことにされたり。ハチの人生なんて実際そんなものかもしれないけどさ…。上下巻や三巻本くらいにして、もっと丁寧にキャラクターを描写したらよかったのではないだろうか。 しかしものすごく好みが分かれそうなのに、好意的なレビューが非常に多いのに驚いた。個人的にはレビューを読むほうが面白かった。もしハチの生態に興味を持ったら『働かないアリにも意義がある』も楽しく読めると思う(アリじゃねぇ、ハチに興味を持ったんだ!というなかれ。アリはスズメバチとミツバチの中間種だから)。 | ||||
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オオスズメバチの生態に忠実に、その一生と組織を擬人化して描いた異色の物語。生殖形態や組織再編の決定要因がゲノムの保存率を高めるという至上目的にあることを図表を駆使して説明するあたり、ところどころは物語の形をした教科書のようですらある。オオスズメバチが生まれてから死ぬまで、そのストレートな物語に意外な展開があるわけではないが、自然と生物の雑学に溢れた内容を楽しく読める。 | ||||
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過去の百田作品を読んだ人がこの本を読むと評価に悩むと思います。 ハチの生態に忠実に従いながら物語として完結させると言う難しい 作業を完結している著者の力量には改めて感心するものの、ハチの 擬人化に感情移入出来るかと言うと…これは意見が分かれると思い ました。 百田作品に対する思い入れが深い人ほど、評価は厳しくなってしまう ような気がするのですが・・・ | ||||
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なんとか最後まで読めました。読んで勉強になった。小説という形で、楽しく生物のお勉強ができましたって感じです。擬人化にはついていけませんでした。矛盾を感じて物語に入っていけませんでした。生物・生命のもつ不思議さは、自我のない生物ゆえにもつ生態・本能から生じます。ですので、ある場面ではりっぱな自我と人間並の理性があるけど、別の場面ではすっかりそれを失っているという矛盾が見え隠れします。いっそのこと、「ときとして不思議なる本能の叡智にあやつられる」という、エクスキューズをいれてくれた方がすんなり入れたと思います。もっとも、擬人化された生物に感情移入することによって矛盾が生じ、それが物語の劇的要素になるので、エクスキューズをいれたら小説が成立しなくなる可能性もあります。突き抜けた作品にするにはどうすればよいのかを考えさせられるという魅力もこの作品にはあります。小中学生、高校生がこの作品を読んで、小説のおもしろさにどっぷりつかっていただくのはよいことです。そして読解する上では霊性の観点で、虫たちには個としての自我は無いにひとしく、群れとしての自我のようなもの、あるいは種としての自我のようなものが彼らを強く動かしている、そこには小説の枠を越える興味深い神秘がある、ということをこちらの作品から汲み取っていただきたいと思います。とても勉強になる小説を書いてくださったことに感謝します。以上 | ||||
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「永遠の0」を読んでからこの本を読んだ。 最初から割りとテンションの高い流れがずっと続くというのが 二つの本に共通した感想。 そのうちテンションを下げてくれるだろうという期待を誘いながら 最後まで読ませてしまう。 自然界の小さな営みを拡大し、スピード感に満ちた世界を体感しながら 読んでいくのは楽しい。 「永遠の0」もこの本も映像を読んでいる感じでリアルな反面、 行間から漂うものを読み取るといった文学的内容には乏しい。 今後の作品にはオリジナリティを期待したい。 | ||||
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「永遠の0」に感動して注目してきました。 しかし、これは最後まで読み切るには、忍耐がいる感じでした。 こういう内容を扱った時、「昆虫の生態図鑑」とどれだけ差をつけ、物語にするかだと思いますが、成功したと言いきれない気がします。 昆虫に興味がない者には、変化に乏しく飽きてしまいました。 | ||||
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昆虫同士の会話とか、何回か出てくる遺伝子交配の解説とか、ちょっと耐えられない所もありますが、不思議な読後の充実感を味わうことが出来る作品です。でも、基本的に大人の読む本ではないと思いますよ。小中学生には無条件におススメしますけど。 | ||||
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