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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1513件 121~140 7/76ページ
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26歳の司法試験浪人が、ひょんなことからジャーナリストである姉に誘われ、第2次世界大戦中に神風で戦死し海軍航空兵であった祖父の半生を調べることとなる。当時ご法度であった「自分は生きて帰る」という約束にこだわり、周囲からは臆病者と言われていた祖父。そんな祖父がどうして特攻隊員になり命を落とすことになったのか。 その謎を戦時中に祖父と面識のあった関係者に聞いて少しずつ実態が明らかとなるストーリー。 私自身、これまで映画でも本でも戦争中の作品に手をつけることはなく、取っつきにくいため毛嫌いしていた。しかし、この本は当時の戦争に参加していたものやその家族の思い、日本の戦争に対する思想や時代背景がリアルな描写で描かれているため非常に興味深く読み進めることができた。当時のことを知る勉強になったし、他の戦時中の作品をもっと読んだみたいと思うようになった。 特攻隊はテロと同類の思想を考えるものがいること、特攻を志願する隊員の本意、官僚制の組織体制などはじめて知ることが多く学ぶことが多くあった。 | ||||
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久蔵は、臆病なんかではない。むしろしっかりした自分なりの信念と人への尊厳をもった稀有なゼロ戦乗りだった。大事に思い続けた家族は、部下に救いの手を出してもらえ、後に生まれた家族も立派な父の散華を知った。当時の大本営は、真珠湾での勝利や高性能のゼロ戦に調子づいたのか、頭が固いのか、多くの犠牲者を出し続け、特攻をやめなかった。戦争ものは苦手だが比較的読みやすく、戦争の悲惨さ、特に本人とその家族に大きな影響を及ぼしすぎているところを読むだけで、胸が痛い。。 | ||||
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安く購入できて満足です。 家族みんなで読めたので買ってよかったなと思います。 | ||||
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小説そのもや百田氏のマスコミに対する問題意識はともかく、あの戦争でお亡くなりになられた方々お一人一人に人生があったにもかかわらず、この国が背負ってきたはずのものがこうも簡単に忘れ去られるのか、過去とは時代とは血の通わないものなのか突きつけられる思いで読みました。 | ||||
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筆者の処女作だが、後にも先にもこれを超える作品は出ていない。 戦争の前線の話が目の当たりに近い形で表現されているという点で非常に分かりやすく感情移入でき、感涙と感動されられた。どの世代にも読んでもらいたい不朽の名作。 | ||||
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私たちは自分の父や母の人生を語るときでさえ、いつ生まれただとか、いつ結婚しただとか、いつ自分たちを生んだだとか、事実についてしか記憶していない。 ましてや、自分たちの祖父母のことなど、直接接していたとはいえ、生年月日ですら記憶があいまいだったりする。それ以上の曽祖父母のことなど、少しでも関わっていたのは自分の父母だったりするから、父母から伝え聞いてその存在をようやく知っている程度。それ以上先代のことになると、墓碑銘でようやく名前を知りうる程度だ。 人間の記憶などその程度であるし、過去に生きていた人間1人ひとりなんて、後世の自分たちから見れば本当にちっぽけな存在なのだ。そして将来死んでいく私たちもそれと同じ。 結局、将来には物語など残らず、事実しか残らない。 少し話が変わるが、私がまだ小さかった頃、祖母は、小学生のときに空襲にあった話をよくしていた。 終戦の年の暑い夏の日、当時小学生だった祖母は午前中の日課を終え、かんかん照りの中を学校から家に1人で帰る途中だった。 突如空襲警報のサイレンが鳴ったため、祖母は恐怖し、パニックになった。 すぐ近くにあった道路脇のくぼみに身を隠し、敵機が去るのを待ち、事なきを得たという。 その日は、別の場所で敵機の機銃掃射にあった小学生が数名亡くなった。 これが、私が記憶している祖母の物語だ。 いつどこであったのか、本当にそれがあったのかさえ、残念ながら今からでは検証する余地はない。 また、自分の大叔父にあたる人が、戦時中ラバウルに従軍していたという話も聞いたことがある。 しかし、その大叔父がラバウルで何をしていたのか、どのような人間関係だったのか、そこにはどういう物語があったのか、今となってはわたしには知る由もない。もう大叔父はこの世にいないのだから。 太平洋戦争という出来事は、日本人に無数の物語を残した。 しかしながら、それらの物語は語り手の高齢化により、1つ、また1つと語られることなく消えていっている。そして戦争があったという事実だけが残る。 本書の主人公は、太平洋戦争末期に特攻で亡くなったと聞いている祖父の事実を、 当時祖父と関わりのあった人々からインタビューすることによって肉付けし、物語を紡いでいく。 この本を読むことによって、戦争には無数の物語があったこと、 そしてその物語は、自分たちの身近な人たちにもあったが、すでに消え去ってきており、 こういった物語こそ、後世にしっかりと伝えていく必要があることを強く感じた。 大変おすすめできる作品です。 | ||||
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永遠の0を読んで、ただ感動したと言う様な言葉は似合わない気がします。それよりも、心を抉られる様なとでも言うか、言葉では伝えられないような思いが私の中で爆発しました。 レビューの中で、文が稚拙だとか、パクりだとか、書いている方がおられますが、本当にちゃんと読まれたのですか? 百田さんが伝えたかったことを評するには、逆にあまりにも稚拙すぎると思います。(読解力不足?) この本が伝えたいことは、今の日本にとって、とても大切なことです。 何故なら、日本国民の中に、かつて、戦争に走らせた時のような、真実を伝えず、ただ煽ると言う様な風潮が見られるからです。 私は、自衛隊は、かつての特攻隊のようだと感じます。 この本を読んで、特攻隊の人たちがどんな思いで亡くなったのかと考えた時、自衛隊の方たちに、ちゃんとした憲法でもって、彼らの権利を守り、万が一の時は、彼らが安心して日本を守れるようにして差し上げなければと思いました。 そして、真実を伝えないマスコミに煽られて、間違った方向に進まないように、自分自身がしっかりしなければと思いました。 それは、あの戦時下にあっても宮部さんのように信念を貫き、正しいことが出来ると言うことです。そして、それは、とても勇気のいることです。 この本を多くの方に読んで頂いて、何故、日本は戦争をしたのか?人間とは、どういう生き物か? 今の日本は、どうするべきか?など、考える、とても良いきっかけになると思います。 百田さん、これからも素晴らしい作品を沢山書いて下さいね。 心からの感謝をこめて。 | ||||
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一度購読し、売却してしまったのですが、どうしても手元に置いておきたくて、再度購入してしまいました。 買ってよかったです。 | ||||
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映画が面白かったので、本も読んでみたいと思い購入しました。 本を読むのは遅い方なので、1冊読むのに普段は1ヶ月くらいかけているのですが この本は面白すぎて、土日の2日間で読み切ってしまいました。 主人公のおじいさんの宮部久蔵さんの生き方がかっこよすぎで 終始アドレナリンが尽きませんでした。 また、戦争を体験した人たちの心の声も感じることができ 戦争の悲惨さを知ることができました。 | ||||
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ストーリーが、丁寧で主人公が魅力的な感じで速読してしまいました。読み始めると話に引き込まれ、戦争で大切な人のもとに戻る事こそ一番だったり主人公が、ラスト決断した運命が切なくて、泣きました。いい作品だと友達に進めました。 | ||||
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賛否両論。論議を読んだ有名作を今になって読破。 泣けた。 最高にすばらしい。 フィクションということなので 人の心を揺さぶる事=芸術作品 と思っているので、その評価としては満点といえます。 お勧めできる作品。 | ||||
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映画のシーンで、ガダルカナルに不時着死した米兵の胸に奥方の全身ヌード。 原作じゃあ上半身ヌードで安心しました。 命を繋ぐテーマで、カトリック教徒にとってもボインはその象徴ですから。 戦時下国体を無視して、亭主の教え子を片っ端から誘惑して、 邪淫の限りを尽くしてた淫売主婦を、名誉市民にしようと戦後レジウム。 中心県議連中が代替わりの大事前活動で、「お父さんにソックリ」って老有権者、 実は他人の県議とそっくりだって二世議員候補のネット社会。 母親も“喜多嶋舞”だったと知らなかったのは、世間で自分だけというショック。 大沢樹生案件続出で、名誉市民の銭ゲバ寺も閉鎖されちゃったって後日談。 一時期不倫日本一の統計数値も、正直に解答出来なくなっちゃったアナーキー。 代々の樹を植えてる実家の仏壇屋も、少子化助長の矛盾を突かれる喜劇。 ただ母校講演で感化された邪淫城東ハンターも依然多くて、されたトラウマで未婚も多い。 限界集落の原因となった武闘派天台宗・寂聴を、作者も嫌う理由である。 | ||||
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生き残ることにとことん拘るがゆえに、臆病者と揶揄された、類稀な才能を持つ戦闘機乗りの肖像。 多くの人の証言によって主人公の人物像が形作られていくのだが、徐々に明らかにされる主人公の真実の姿に、お約束のとおりではあるものの心を揺さぶられる。同時に戦争に憑かれた人間の愚かさには、怒りを通り越して息苦しささえを覚えることだろう。戦争という狂気について、今一度考える機会を与えられた。 著者の至極お上手な話の運びで中だるみすることなく読み進めることができるが、巧者であるが故にかえって泣けなかったように思う。号泣本では「影法師」の勝ちだろうか。 | ||||
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浅田次郎氏の著書のあとがき(書名は失念)で百田氏がそのように書いているわけで、作品としてソックリなのは当たり前でしょう。本書の宮部久蔵も壬生義士伝の吉村貫一郎も「妻と子供を心底愛していた」というこの一点が何れの物語でも核心であると受けとめて素直に感動すれば良いと思います。妻と子に恵まれた私としては二つの物語に素直に感動しましたし、涙なしには読めませんでした。私は二人の子供が既に手を離れていますが、長い社会人生活の間には今にして思えば「よくも、あの仕事をやり遂げられたな。もう二度とはあんな働き方は出来ないな。」と振り返る出来事は一度や二度ではありません。仕事の上で幾度となく遭遇した進退窮まる絶体絶命のピンチでも、辛い思いをして乗り越えて来られたのは何故なのか・・・その答えがこの二つの物語に書かれていました・・・弱い自分が辛い思いを乗り越えられたのは、愛する妻と子供の存在のおかげなのだと。幾度目かの再読になりますが、何度読んでも★5つ。 | ||||
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以前に読んだのですがもう一度読みたくなって、送料だけで読めました、ありがとうございました。 | ||||
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増長な表現が多く見られ、小説としてはまだまだな頃かな・・・と思えますが、しかしその頃の平均的な日本人の様々な視点に触れられる良い取り組みです。 | ||||
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映画版が大ヒットを記録した数年前からずっとずっと読みたいと思っていましたが、ページ数の多さの前に踏ん切りがつかず、これまで読めずにいました。 今般、普段より夏休みが多めに取れたことで、著者近作の『戦争と平和』と合わせてやっと読む事ができました。ついでに、映画版の方も鑑賞しました。 ・・・感動のあまり、涙が止まりませんでした。・・・ 内容については数多レビューがありますのでそちらの方を参照して頂くとして、ここでは個人的な感想を述べさせて頂きたいと思います。 先ずは、本作の評価について。 「戦争賛美」「右傾エンタメ」「特攻美化」とか、左巻きの方々の批判が喧しかったので、「本当にそうなのか?」と訝しく思いながら読んだのですが、やはりそういった批判は全く的外れなものであることがよく分かりました。 著者のパーソナリティを予め知った上で、バイアスの掛かった読み方をしたとしか思えない評価です。 否、そもそもそういった評価をする方々の多くは、本編を碌に読んでもいないのではないでしょうか。 本書の中には戦争を肯定する要素は微塵も見受けられないし、ましてや人々を好戦的にするアジテーション的な部分も全く存在していません。 戦争という悲劇、狂気渦巻く世界の中で、必死に己の生き様を見出そうとする人々の葛藤を描いているだけです。 ・・・どこをどう読めば「戦争賛美」などの言葉が出てくるのか、さっぱり意味が分かりませんでした。 そして、やはり強く感じさせられたのは、我々はこうした悲劇の中で殉じていった方々に対しては、素直な心で哀悼の意を捧げ手を合わせたいということ。 今の平和な日本があるのも、先の大戦で文字通り「決死」の思いで我が国を守ろうとした先人の存在があったればこそなのであり(自分の祖父も徴発されて東南アジアで戦死しました)、そうした方々の存在を忘却したり、ましてや土足で踏みにじるが如き非難の言葉を浴びせかけるような行為は言語道断であると思いました。 勿論、軍の中には宮部さんのような優れた人物ばかりがいたわけでは決してなく、自分の出世のことにしか興味のなかった官僚軍人も多数いました。 自分も、そういった連中には著者と同様の嫌悪感を抱きはしますが、彼らにしても、時代の荒波の中にもまれ、自らの生きる道を彼らなり模索していたのだと思います。 この平和な時代から過去のこの時代を覗き込んで、安い批判や呪詛の念を浴びせるのには違和感を覚えます。 ・・・だからこそ、今の時代を平穏無事に生かされている我々には、手を合わせる事しか出来ないのだと、本書を読了後、改めてそう強く感じさせられた次第です。 未だお参り出来ていないのですが、靖国には是が非でも行かなければという思いは、どうしてもより強固なものになりました。 | ||||
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映画とはまた違った感動がありました。思った通りで満足しました。 | ||||
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”面白かった”ただ読書感想文にするには”向かない”と高校生男子が感想を言っていました。 | ||||
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素晴らしい作品だと思いました。先に小説を読んでいましたが、映画も同じレベルで感動しました。 特攻は戦争の作戦としては最低だと思いますが、それと同時に特攻した者の判断も否定されるものではないと思いました。 議論されるべき点は、日本軍の作戦であって、愛する人を守るという思考の延長で特攻を受け入れた者たちが当時の日本にはいたのだという小説や映画に何の不都合があるのでしょうか。 本作をただの戦争美化や特攻美化としか受け取り方しかできない日本人がいるとすれば、それはただの自己否定でしかなく、もちろん外国人に評価されるいわれはないと思いました。 | ||||
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