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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1513件 61~80 4/76ページ
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零戦パイロットの一人の運命 戦争という愚かな時代に真っ直ぐに生きた青年がその孫達によって生き様があらわになる 後半涙なしでは読めません。 | ||||
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フィクションなんでしょうが、久しぶりに涙し、また心震えました。YouTubeの動画にも感激しました。映画もDVDで観ようと思います。新型コロナによるお家時間は思いもよらない充実した時間になりました。 | ||||
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学校では教わらない戦争の悲惨凄惨凄絶惨憺凄愴惨烈陰惨無惨酸鼻阿鼻叫喚を知り苦しくなった。 「あの頃、私たち搭乗員は非日常の世界を生きていました。そこはすでに条理の世界ではありませんでした。死と隣り合わせの世界というか生の中に死が半分混じりあった世界で生きていたのです。死を恐れる感覚では生きていけない世界なのです。」 | ||||
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久しぶりに泣ける本だった。電車の中で読んでて涙が出るのを我慢するのがつらかった。 フィクションだそうだが、戦争、特攻の真実はこんな感じなんだろうと改めて考えさせられた。感動する場面も多かったが、裏を返せばすべてが悲しいシーンで、フィクションであって良かったとさえ感じる。 | ||||
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宮部久蔵を誇りに思いたいです。 無意味だったかもしれないが日本を守ろうとしてくれた一人です。 そういう物語を悪くは言いたくないです。 心ある人たちは、未来のために、日本を良い国にしたいと本気で思っているのです。 それは公務員たちよりも民間人のほうがはるかに多いのです。 真空管付きの対空砲火をすり抜け、敵艦に命中させた男を誇りに思いたいです。 | ||||
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とても面白い小説でした。戦争を知るきっかけになると思います。 | ||||
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20代でこの本と出会った。 一言一句見放せない小説は初めて。 歴史から学ぶ、壮大な教え。 何故か泣きそうになった。これも初めてだった。 | ||||
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語り手の語り口がいずれも具体的で、まるで映画を観るような鮮やかさで情景が思い浮かぶ。それだけに残酷で生々しい側面もあるが、真剣勝負の臨場感もまた伝わってくる。 日本海軍の官僚主義・人命軽視の戦略と戦術・権力者におもねるジャーナリズム、、、、過去の事とは言いきれないんじゃないか、と思わされる面があるし、戦争の最前線の話なので読後感が良いとはお世辞にも言えないが、零戦で戦った戦士たちの誇り高い語り口と、主人公が最後まで仁義を貫いた、その生き様の輝きがそれを補っている感じがする。 個人的には、若くして戦死した大叔父のこと、そのとき悲しみに暮れたであろう曽祖母のこと、特攻要員だったが出陣前に終戦し、逆にそのことで周囲から白眼視され苦しんだと語っていた亡き知人のこと、片脚がなかった幼馴染みの祖父のことなどを思い出し、彼らのお陰で豊かな国で生まれ育ったことの有り難さを噛みしめながら読んだ。 一方で、昨今自爆テロがカミカゼと海外の報道機関で呼ばれていることについて、私達日本人、日本のジャーナリズムは、訂正を主張したり、批判的な世論を張ったりもしていない。その姿勢に自戒を含め疑問を持つようになった。特攻も自爆テロも許されまじきことには違いないが、だからといって国土を脅かす軍艦に向かっていき散華した人々と、無防備な民間人を狙う自爆テロとを同一視する、またさせることはできないと、この作品のおかげで気づかされた。 | ||||
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当時の兵士たちの想いに胸打たれる | ||||
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映画で感動し、原作でも感動。 映画では分からなかったところも分かり、スッキリ。 これを戦争を賛美するものだとかいう人がいるが、どこが? | ||||
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張り巡らされた伏線が最後に一点につながるストーリーの展開に驚かされ、感動が押し寄せる。このストーリー展開は脚本に携わってきた百田氏にしてできることではないか。思わずアメリカの作家であったシドニー・シェルダンのことを考えてしまいました。最盛期のシェルダンを彷彿させるストーリー・テラーの才能を私はこの作品に見ました。シェルダンも確か脚本家から小説家に転身したと記憶します。ミステリーを書くことも百田氏にとってたやすいことではないか、そう思いつつ氏のミステリーに期待します。 | ||||
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はこの本で覚えた地名。映画は時間の関係でストーリーの変更が多く気に入らなかった為、ここに記載したい。私がちょっとした歴史の本を読んでも、当時の空気感を理解出来ないが、この作品では沢山伝わって来て泣けます。小説の力は凄いと思いました。当時を知る語り手の視点で物語は進むが、最後は別の視点となり、鳥肌ものでした。すばらしい。なお、ドラマも原作とほぼ同じで良いです。 | ||||
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永遠の0をまずドラマで観た後、原作を読んでみたくなり購入しました。 映像で語ることが出来なかったディテール部分が明らかになり、楽しめました。 オススメです。 | ||||
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物語としてそれぞれの人たちの一途な想いが伝わってきて感動します。 | ||||
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コロナで時間が出来たので、やっと読む事ができました。いい本でした。 | ||||
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大東亜戦争、特に太平洋戦争の実情を詳細に描写した名作。 | ||||
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零戦のパイロットであり太平洋戦争で戦死した祖父の人物像を、孫の姉弟が元戦友たちに取材をしながら探っていく物語。 本書で戦争の惨さや悲劇、愚かさを改めて知る事が出来、また、当時戦時下の日本軍において異端ともいえる信念を貫き通した祖父の姿勢にもいろいろと考えさせられる硬派な本です。 一方で迫力のある零戦の戦闘シーンや、祖父と関わった男達の絆、祖父を知る事により成長していく姉弟の姿など、サイドストーリーも充実のエンターテインメント小説といえます。 | ||||
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最初に今回、電子本を発行して頂いた事に深く感謝致します。映画も感動致しましたが本も読みたいと思っていました。やはり本は想像力がかき立てられ自分がその場面、場面を映像で具体的に観ているような感覚に陥りました。心に響く場面では何度も何度も目頭が熱く成りました。今、白血病で入院してる身には電子版h最高の贈り物でした。 | ||||
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百田尚樹さんの永遠の0を紹介します。 私の母親は鹿児島県出身で、おばあちゃんの弟にあたる私の叔父さんは、特攻隊で戦死しています。 戦死した時の年齢は、35歳だったと資料に残されています。 叔父さんの遺書や遺品は、今でも知覧の特攻隊の基地に保管されています。 私は幼稚園の時から、何度か母親にその基地の記念館に連れていかれて、展示されている特攻隊員の遺書や遺品を見せられました。 子供だった私には、展示品が何だか怖くて、母親に「なあ、早く帰ろうや」とゴネていました。 そんな私に母親は「ちゃんと見ておきなさい」と、きつく言ったことを覚えています。 しかし、永遠の0を読み、母親が幼い僕を基地の記念館に連れて行ってくれた意図がわかりました。 小説に登場する宮部久蔵は、天才的な飛行テクニックを持ちつつも、死を恐れる臆病者という設定になっています。 そんな宮部はなぜ自ら特攻隊を志願し、戦闘機の0に乗って戦死したのか? 命をかけてでも国を守ることが当たり前と言われた時代には、言葉にしてはいけない感情があったと知り胸が締め付けられる思いになりました。 小説の中には、幼い頃に見た特攻隊員たちの遺書の言葉が、登場人物のセリフとして書かれています。 幼いながらに特攻隊員の遺書を読んだ記憶がよみがえり、涙がとまりませんでした。 小説が好きな方は、ぜひ読んでみて下さい。 現在、私は結婚して3人の子供をもつ親になりました。 いつか子供たちを連れて、戦死した叔父さんに挨拶してこようと思います。 | ||||
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冒頭わずか4ページのプロローグを読むだけで、傑作であることを予感しました。 本作は1人称で物語られていますが、リレーのように次々と語り手が変わります。 語り手ごとに切り出したとしても、それだけでそれぞれ見事な短編小説として成立しそうなぐらい、密度が濃いです。 語り手が変わり話が進むごとに、主人公宮部の人物像が徐々に浮かび上がっていきます。 宮部自身からの視点の描写はなく、宮部の人物像はそれぞれの語り手の口から語られるだけです。 宮部の人物像は奇妙で謎めいており、およそ帝国軍人とは思えません。 冷静で合理的な人物です。 周囲から失望され、笑われ、怒りすら向けられます。 宮部の言動は他の兵士とあまりに違うため、宮部と他の人物とのやり取りが始まると、いったい何が起こるのか予想もできず、非常にハラハラしてしまいます。 語り手にはそれぞれ個性があり、現実の人物のようです。 最初の語り手の長谷川からして野性味とエネルギー満載で、彼の話が始まった段階で、読者はもう後戻りはできなくなるはずです。 本作に泣かされた読者は多いことでしょう。 わたしも子供のように泣いてしまいました。 感動の涙やカタルシスとしての涙とはまた違うのです。 もっと重苦しいものです。 読み終え、しばらくの期間、本作のことばかりが頭を占め、考え込んでいました。 これだけの傑作です。 当然のごとく本書はベストセラーになりました。 映画、ドラマ、漫画にもなりました。 本書は余りに高い知名度を得たために、特攻を描いた作品の象徴的な存在とされてしまいました。 その結果、各方面からの集中砲火を一手に引き受けることになりました。 本作を読んでいない人たちからは右翼エンタメのレッテルを貼られました。 実際に読んでいる人たちの一部からも、彼らが「こういうものだろう」という強い先入観に凝り固まっているためか、多くの批判が寄せられました。 しかし、本書をまともに読めば、戦争や右翼的価値観の賛美と対極にあることは容易にわかるはずです。 無謀な作戦を兵士たちに強要した軍部などに対する百田氏の怒りはすさまじいです。 兵士を死に追いやった日本そのものに対する激しい怒りすら感じるのです。 特攻の理不尽さに対しても容赦ない批判が繰り返されています。 本作では、特攻隊員は、しばしば、他のエンタメなどで軽々しく描かれるような安易な美化はされてはいません。 感傷的な描かれ方はされていません。 特攻隊員の生への執着心や悔しさ、本心を言えない重苦しさ、周囲の空気に呑み込まれて話が進んでいく恐怖、残される家族に対する申し訳ない思い、人間的な弱さが、これでもかというぐらい生々しく描かれています。 読んでいて、何度も胸が押しつぶされそうになりました。 本作を読み終えた後、「彼らのために今の日本がある。ありがとう。」といった賛辞すら軽々しく聞こえます。 戦争中に兵士を我々の誇りと持ち上げ、終戦後は手のひらを返した日本社会に、命を賭して守るほどの価値があったのでしょうか。 その命を犠牲にするほどの価値が、今を生きるわたしたちにあるのでしょうか。 百田氏は、終始、特攻隊員に対する敬意を欠かさないように配慮しながらも、特攻という手段については、人道性と有効性の両面から否定的な見解を示しています。 特攻隊員の方々が抱いた思い(覚悟?諦念?境地?どれもしっくりこない)を批判したり侮辱することはできません。 特攻することを受け入れ、散っていった方々の尊厳まで踏みにじる資格は誰にもありません。 わたしたちにできることは、敬意をもって静かに受け止めることだけです。 本作を右傾化エンタメという人がいます。 とても残念です。 | ||||
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