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(短編集)
仔羊の巣
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仔羊の巣の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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良かった | ||||
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とてもきれいな状態の商品でしたので満足です。 またの機会がございましたら、どうぞよろしくお願い致します。 | ||||
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人とのつながりが薄れている現代において、この2人の友情においては、本当に癒されます。2人が解決する事件に関わった人々が、一度で終わりじゃなくて、何回も出てきて、輪に入っているところがいいですね。また、老若男女いろいろな登場人物が出てくるところもこの作品の魅力です。ご近所の付き合いもなくなっていく世の中ですが、知り合った人々を大事にする主人公2人の姿勢が好きです。この2人の関係は共存か依存かということで、悩んだりもするのですが、本当にお互いが依存し合っていたら、お互いを縛り付けようとするものですが、お互いのためにいつかは独り立ちしなくちゃいけないと思っているので、やっぱりいい友情かなと思うのです。なんだかあっさりしすぎていて、読みやすいけどあまり心に残らないそんな小説が多い中で、奥が深くて本当にいいシリーズだと思います。やっぱりこんな小説が出てきたら、出版界の未来も明るいですね。今度から若い作家さんもチェックするようにします。 | ||||
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やさしい人しか出てきません。「毒」を求める人の為の本ではありません。 ひきこもり(…とはいえ、もう「準」ひきこもりになってきている様子です)の鳥井と、それを支える坂木。 「ちょっとした謎解き+美味しい食べ物」が魅力のシリーズ。 「今」が変わってしまう事に怯える坂木の心の揺れ。相手の為には「今」から「未来」に変化する事が絶対的に良い事には違いないが、今の関係性が変化する事がこわい…。共感しやすい心情です。 登場人物全員がやさしく、悪意の存在しない、安心して読めるお話です。 | ||||
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シリーズ1から引き続き一気に読むことができました。 無理のない展開でよかったです。 | ||||
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阪木 司ワールドにはまり、今は落ち込んでいる私を励ましてもらっているところです。 新刊、待ってます。 | ||||
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三部作の第二部。 シリーズの一部を読んだので、続編を読みたくなって購入。 一部を気に入った方だったら、誰もが面白いと思うと思います。 | ||||
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日常の謎、傷を抱えた人間が助け合ってハッピーエンド、という方向性は大好きなのですが、、、 なんか気持ち悪くてダメでした。 シリーズ3冊とも読み通したんですけど。 食事は美味しそうでしたが、なんか現実感が感じられない。 グルメ&ボーイズラブ&ファンタジーと考えるといいのかも。 でもミステリーとしては0点です。 探偵役にこういうことをさせたい、言わせたい、こういう解き方をさせたい、という組み立て方なので無理がありすぎ。都合がよすぎ。 と感じましたので、合わないなぁ、、と思いました。 | ||||
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引きこもり探偵シリーズ第二弾です。短編が三つ収録されています。 性別や年齢も違う不思議なコミュニティに仲間が増えていきます。 坂木と鳥居の関係に変化が出てきそうなので、次が気になります。 | ||||
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BL系のライトノベルだったら平気なんだけど そうでないものとして、内容が気持ち悪すぎる。 別にそういう系のものに偏見があるわけじゃないけど 腐女子要素が強いっていうか いかにも女性のオタク特有の文章が 読んでて不愉快な気持ちになるっていうか・・・ 震えたり泣いたりしすぎ。 とにかく読んでて気持ち悪かったので。 何でですかね。別にBL物は平気なんだけど。 あと長野まゆみとか、あからさまなものは平気なんだけど なんかこれに限って・・・ 読んでて無理!って感じてしまいました。 すいません。 | ||||
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ミステリーっぽいのに、幸せな気持ちになる本でした。 | ||||
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シリーズ第二弾。 相変わらず、読むと穏やかに感動できる。 ただ、シリーズの導入であった前作に比べて、今回は少しとっつきにくい。 解説にもあったとおり、主人公の一人である鳥井の憎らしさが強調されているように感じた。 それに加えて、日常ミステリーのヒントが少なすぎる。 こんな少ないヒントで、ここまで見抜けるわけないだろと感じてしまう。 それを鳥井はやすやすと解き明かす。 これも、読者と鳥井との距離を作るための伏線なんだろうか。 たしかに、この距離感をつくることで、安易な感情移入の物語ではなくなった。 これをどうまとめるのだろうか。最終巻に期待です。 | ||||
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前作からの続きということで、登場人物がねずみ算式に増える今作。 善意いっぱいの登場人物たちは健在。ちょっとした悪意に見舞われたり (とはいえその根源はこれまた非常な善意からの帰結といえる)というアクシデントもあり、 しかし相変わらず鳥井の幼児退行も坂木の涙もろさもお約束通りにそこにある。 推理は論理的だし、地方の銘菓や小道具の美しさに薄まっているとはいえ、 やはりコンポーネントとしての主人公2名の関係は立ち止まって考えると微妙。 男子×男子である必然性がないゆえに、どうにもくすぐったい。 でも、いろいろな書評を読むとそこにやはり引っかかりを感じるが故に 読んでしまう読者層もあからさまに存在するようだ。 そう考えるとこの設定、もしかしたら作者の狙いなのかも。 そうしてだとしたら、この作者、スイートな善意に包んで、 かなりの劇薬を展開しているのかもしれないぞ。 うむ、反復性あり。依存性ややあり。遅効性の劇薬小説か? | ||||
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ひきこもり探偵の鳥井真一のシリーズ第二作。 前作に引き続いて「鳥井真一」がホームズ役、友人で語り手の「坂木司」がワトスン役をつとめる、日常の謎をといていく連作短編集です。主人公の鳥井がひきこもりで坂木を主軸にした人間関係しか描けないという特殊設定を活かした本シリーズ、今作でもその特殊設定を十分に引き出せる対人関係がらみの謎解きを前面にだして物語を展開しております。 夏、秋、冬と季節ごとに一編ずつ話が進み、それぞれの話での登場人物や事件が次の登場人物や事件とつながり展開していく構成の妙も、一つ一つの話の完成度もあいかわらず高いです。わけても、徐々に徐々に真一のひきこもりが緩やかになり、少なくとも対人関係においては、圧倒的に坂木主体、坂木との関係でしか関知しないものの、それでも外界とのつながりを持とうとしていく姿に思わずぐっと拳を握りしめて応援してしまいます。口調や喋り方、価値観の置き方にはまだまだ問題があるかも知れませんが、徐々に回復しています。彼は、小さい時に母親から完全に放棄され、父親との縁も薄く、またいじめにあっていたという過去のせいで完全に精神バランスがおかしい部分が残っていたのが、徐々にそれが取れていく姿は、簡単な言葉で表してはいけませんが感動を与えていると思います。 ただ、ちょっと気になったのは巻末解説の有栖川有栖さんの解説。 この鳥井真一のキャラについて「どうしても好きになれない」、また「好きになれないように設定している」という趣旨のことを書かれています。となると、自分の説明だったり感想というのはかなり彼の読み方と離れているんですよね。ブログ書評の中でも「坂木」の性格についてつっこまれているのはよく見かけますが、鳥井については否定的に書かれているところをあまり見ていなかったのが盲点で気付きませんでしたが、やはり読む人によって感想や見方はずいぶんと違うのだという事を再度認識致しました。ひょとしたらこの評価は自分がずいぶんと昔にカウンセリング的な仕事をしていたのと関係しているかも知れません。なので、このレビューはあくまでも個人的な感想になっていますが、その個人的な感想ではこの物語は非常に完成度も高い心温まる作品だと思います。 あと必ず前作の「青空の卵」から読むことをお勧めします。 | ||||
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3つの短編が含まれているが、伏線が繋がりあっているため、一本の長編として読める。『青空の卵』の続編とあり、確かに続けて読んだほうが、人物関係がわかりやすい。 ひきこもりは坂木と鳥井が拠って立つ、これこそが鳥井であるという象徴である。 アイデンティティとして、坂木と鳥井の共同で作り上げられたファンタジーである。 二人は、ともすれば二人だけの閉じられた関係にひきこもろうとする。いつかは、この安全で親密な巣から出なくてはいけない。 喪失の予感が漂う中、新たな登場人物たちとの新たな物語りが紡がれる。次作への期待、成長への希望が余韻に残った。 | ||||
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2003年に出た単行本の文庫化。 全三部作の第2弾。3つの短篇が収められている。 こういう作品は苦手なはずなのだが、なんとなく読み進めてしまっている。ミステリとしては無理が多く、ご都合主義的としか思えない部分も少なくない。謎そのものにも興味をそそられないし。 やはり、異様にもろそうな人間たちをてらいなく描いているところが面白いのだろう。人数も増え、ふくらんでしまった人間関係がどう収束するのか。完結編『動物園の鳥』も読んでみたい。 | ||||
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本文は採点不能、そして巻末の有栖川有栖氏の解説は★5つ。 間を取って★3つの評価をさせていただきました。 ひきこもりの青年が日常の謎を解くシリーズの2作目。 ミステリーというのはもともとあり得ない舞台を設定するものではありますが それにしてもこれはすごいです。 いい年した大人たちが少年少女のようにキラキラうるうると語り合い ひきこもり探偵鳥井君に真相を見破られた犯人(?)はすぐさま心を開き そこから生まれた善意の渦の中で、探偵自身も少しずつ成長していくのです。 あり得ない。いや、だいたい鳥井君の仕事のプログラマーにしろ、親友の坂木君の保険外交員にしろ こんなに優雅なのだろうか?特にプログラマーのほうは(仕事してるシーンは出てきませんが)、絶対あり得ない。 そんな違和感を抱き、また探偵の鳥井君を好きになれなかった自分ですが 文句言いつつシリーズ2作目まで読んだということは、自分は明らかにこのシリーズに何らかの魅力を感じ、引き付けられているわけです。 いったいこの小説の、このキャラクターの、どこに面白さを感じているのだろう。 我ながら不思議だったのですが、有栖川氏の解説で腑に落ちました。 本書の中で、この解説が一番の謎解きでした。 人間関係に傷つき人との絆を求めている人には、ある種の癒しとなる小説かもしれません。 単純にミステリーが好きな人も、ちょっと毛色の変わった日常の謎系短編集として楽しめると思います。 ボーイズラブが好きな方も、もしかしたら趣味に合うかもしれません。 そして私のようなひねくれたタイプの人にも、この違和感を味わうために、試しに読んでみませんか?とあえてお勧めしておきます。 なお、前作のネタバレがけっこう出てきますので、 お読みになる方は、前作「青空の卵」から読まれるほうがいいです。 | ||||
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シリーズの2作目. 主人公の『引きこもり探偵』にわずかな成長がありましたが, 回りの人たち,そして話の流れは相変わらずの甘いものでした. 特に相棒の『詩的』なひとり語りは『キレイ』ではありますが, 前作同様にうわべだけのようで感じるものがありません. 主人公と相棒の『関係』も含めて,最終作となる次作でどうなるのか, これまでのご都合主義の流れから,少し不安に感じてしまいます. 謎については,今回は少し強引な印象です. ただ,冒頭に出てきたちょっとしたトラブルが, 後半になっていろいろと関わってくるのはなかなか. わかりやすい伏線とその回収は気になりましたが…. なお,1作目で登場した人たちが重要な役でまた登場しています. そのため,順に読んだほうが人間関係の理解もできてよいと思います. | ||||
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前作に引き続き、引きこもり探偵が日常に起こるちょっとした出来事に 明快な答えを出してくれるこのシリーズ。 2人の濃い関係もいい。2人をとりまく周りの脇キャラもたってて、 輪がどんどん広がっていい感じです。 | ||||
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