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閉じた本の評価:
3.65/5点 レビュー 20件。 D ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21〜30 2/2ページ
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
文豪が事故にあって失明し、眼球をも失う。彼は自伝を口述すべく、逼塞する自宅に筆記者を迎え入れる。
その文豪と筆記者の会話、文豪の心内語だけで作品は構成されている。
こういうタイプの小説を比較的好むところもあって手にとってみたが、中途半端な出来であり、ミステリとしては五流、オチというか謎解き的な部分もお粗末である。
著者のギルバート・アデアはポストモダン思想に詳しいようだが、眼高手低というべきか・・・。
ただし、『作者の死』は読んでおらず、こちらは期待できそうである。
いずれにしても、この著者はミステリ作家というよりは、前衛的な作風と方法意識をもった所謂純文学的作家としてみたほうがよいと思う。
作品全体としての評価は上述のとおりであるが、心内語の部分は大したことはないにしても、会話の部分はそれなりに読ませる。作家のこのスタンスを少しでも面白いと思わない読者には、この作家は読むに価しないだろう。
まあ、それにしても、本作の方法もいまやそれほど“前衛的”とは言えないだろうがね・・・。