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三毛猫ホームズの心中海岸
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【この小説が収録されている参考書籍】
三毛猫ホームズの心中海岸の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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大人になってから順番に読んでます。 予想してたけどそうなって欲しくない…ポイントポイント泣ける… みんな強く生きてるなぁ。コンプライアンスなんて無かった面白さ。 | ||||
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片山刑事とみゆきの恋話が泣かせる。赤川次郎の筆力がなせる技だ。 | ||||
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推理から読み始め片山にもやっと良い恋が、と思った矢先のエピローグ。電車の中で絶句。 | ||||
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登場人物が幅広く、内容が複雑で前回同様、少し考えさせられた。 それでも読みすすめるうちに内容に吸い込まれていき、一気に 読み終えてしまいました。 | ||||
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大財閥の火枝家、火枝家の人間が心中事故で死んでしまう。相手の詐欺師の女性や借金返済で情報を売る者、そして片山が結婚を…!? | ||||
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三毛猫ホームズが終わるのは、片山刑事が結婚するか、死ぬときだというのは推測が付く。 本巻が最終巻と銘打っていない以上,結婚も死ぬ事もない。 愛読者なら、誰でも想像がつくことだ。 お決まりの展開を期待して読者は読む。 「水戸黄門」のようなものだ。 作家の高千穂遥は、エディタでどの位まで来たから,どういう展開にするか,体が覚えているという。 連載でない限り,いつもの通りの展開は仕方が亡い。 それでも、片山刑事の透明感あふれる性格と、 晴美のがんばりが読みたいために、本書を手にとる。 | ||||
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十代になるかどうかの頃に夢中で読んでいたこのシリーズ。ふとなつかしくなり、自分がいまや主人公の年を越えかねなくなっていることに驚きつつも、読みました。 もしも最新刊が私の記憶にあるのとものすごく違っていたらショックなので、ちょうど中断したあたりであるこの本をチョイス。 こういう読み方ができるのも大人ならではというか、それはそれで味わい深い気がします。 そんな読者の期待を裏切らないのも、これだけ続いているシリーズにもかかわらず一冊一冊が安定しているおかげでしょう。 善人だろうが悪人だろうが、今の風潮ではフィクションでもとうてい受け入れられないほど裏表のないキャラクターたちは、もはや素直に好感が持てます。毎回毎回のおとぼけ捜査が、これほど心なごむものだとは。 殺害シーンのテンポよい語りも心地よく、ほどよく「なんかわかる〜」と思ってしまいます。読者の感情に訴えるような生々しさや、心情を掘り下げた部分はないけど、動機がストレートなあまり同情も疑問も抱かないですむ爽快感は、最近味わえなかった貴重な娯楽。 何も考えずにすらすら読める、というのはエンターテイメントとして大事な一要素だな、と再確認させられました。 ヘタに借り物みたいな深みがあるようなのが一番つまらない、というのは誰しも感じていることだと思います。 次の1ページのために読み、終わればそこで何も残らないけれど、でも読んでたとき楽しかったことはたしか。おなじみのキャラクターと共にこの明るいマンネリを楽しめるシリーズが今も続いているのは、歓迎すべきことではないでしょうか。 とはいえ結末は・・・とんでもない!! サプライズかといえばそうでもなく、これもまったく「いつもの通り」のひとつの形で、ただあまりにも徹底していてびっくり・・・。そこまでやるか!?とあきれながらもちょっと感心した、というと大体わかりそうなものですが。 最後までマンネリを追求する姿勢には、ある意味いろいろと考えさせられる部分もありました。そんなにまで、主人公たちは変化しない(させてもらえない)ものなのか・・・。 そうはいいながらも、次の一冊も読んでしまいそう。でも読まないかも。そういう態度をこころよく許してくれる、読者にやさしいシリーズといえます。 | ||||
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十代になるかどうかの頃に夢中で読んでいたこのシリーズ。ふとなつかしくなり、自分がいまや主人公の年を越えかねなくなっていることに驚きつつも、読みました。 もしも最新刊が私の記憶にあるのとものすごく違っていたらショックなので、ちょうど中断したあたりであるこの本をチョイス。 こういう読み方ができるのも大人ならではというか、それはそれで味わい深い気がします。 そんな読者の期待を裏切らないのも、これだけ続いているシリーズにもかかわらず一冊一冊が安定しているおかげでしょう。 善人だろうが悪人だろうが、今の風潮ではフィクションでもとうてい受け入れられないほど裏表のないキャラクターたちは、もはや素直に好感が持てます。毎回毎回のおとぼけ捜査が、これほど心なごむものだとは。 殺害シーンのテンポよい語りも心地よく、ほどよく「なんかわかる〜」と思ってしまいます。読者の感情に訴えるような生々しさや、心情を掘り下げた部分はないけど、動機がストレートなあまり同情も疑問も抱かないですむ爽快感は、最近味わえなかった貴重な娯楽。 何も考えずにすらすら読める、というのはエンターテイメントとして大事な一要素だな、と再確認させられました。 ヘタに借り物みたいな深みがあるようなのが一番つまらない、というのは誰しも感じていることだと思います。 次の1ページのために読み、終わればそこで何も残らないけれど、でも読んでたとき楽しかったことはたしか。おなじみのキャラクターと共にこの明るいマンネリを楽しめるシリーズが今も続いているのは、歓迎すべきことではないでしょうか。 とはいえ結末は・・・とんでもない!! サプライズかといえばそうでもなく、これもまったく「いつもの通り」のひとつの形で、ただあまりにも徹底していてびっくり・・・。そこまでやるか!?とあきれながらもちょっと感心した、というと大体わかりそうなものですが。 最後までマンネリを追求する姿勢には、ある意味いろいろと考えさせられる部分もありました。そんなにまで、主人公たちは変化しない(させてもらえない)ものなのか・・・。 そうはいいながらも、次の一冊も読んでしまいそう。でも読まないかも。そういう態度をこころよく許してくれる、読者にやさしいシリーズといえます。 | ||||
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お馴染み三毛猫ホームズの第24弾である。赤川氏の作品が大好きであり、このシリーズも全部読んだ私が言えることは、「心中海岸」はまさにシリーズ最高だということである。シリーズの読者であれば片山刑事が結婚?という内容紹介に少なからず興味をもつはずだ。まさしく、この一大事(?)がこの物語の中核にあることは間違いない。しかし、それはドタバタ楽しい結婚騒動などではなく、儚くもの悲しいものである。きっと読者は二人が結ばれたらいいと切に願うはずだ。その結末はご自分の目で確かめてもらいたい。 さて、そのほかにも素晴らしい要素が満載である。片山兄妹、ホームズ、石津などおなじみの登場人物がそれぞれの持ち味を活かし物語を彩る。特筆するなら、クライマックスでの片山のある女性に対する言葉が感動的である。ここに彼の人柄、優しさが集約されている。笑える要素も所々に散りばめられ読者を飽きさせない。 ストーリーとしてはかなり重い。やるせなくなるところも多いし、理不尽なこともおこる。だがそういうところも氏の他の作品のように、感動的な部分、面白い部分の効力で打ち消され、後味の悪さは不思議と残らない。しかしラストは哀しかった。好き嫌いが分かれそうではあるが、どちらにせよ静かな余韻を残して幕は閉じる。 なにはともあれ、私は多くの人にこれを読んでいただきたいと思う。シリーズの読者は読むべきだと思うし、そうでない人も第一作の「~の推理」を予備知識がてらに読んだ後、間をとばしてこの「心中海岸」を読み、シリーズのファンになって、間に多くの作品があることにささやかな幸せを感じつつ、「三毛猫ホームズ・ワールド」を堪能してもらいたい。その際、「~の幽霊騒動」「~の狂死曲」も同じ様な感動があなたを待っていると、最後にアドバイスさせていただく。 | ||||
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お馴染み三毛猫ホームズの第24弾である。赤川氏の作品が大好きであり、このシリーズも全部読んだ私が言えることは、「心中海岸」はまさにシリーズ最高だということである。シリーズの読者であれば片山刑事が結婚?という内容紹介に少なからず興味をもつはずだ。まさしく、この一大事(?)がこの物語の中核にあることは間違いない。しかし、それはドタバタ楽しい結婚騒動などではなく、儚くもの悲しいものである。きっと読者は二人が結ばれたらいいと切に願うはずだ。その結末はご自分の目で確かめてもらいたい。 さて、そのほかにも素晴らしい要素が満載である。片山兄妹、ホームズ、石津などおなじみの登場人物がそれぞれの持ち味を活かし物語を彩る。特筆するなら、クライマックスでの片山のある女性に対する言葉が感動的である。ここに彼の人柄、優しさが集約されている。笑える要素も所々に散りばめられ読者を飽きさせない。 ストーリーとしてはかなり重い。やるせなくなるところも多いし、理不尽なこともおこる。だがそういうところも氏の他の作品のように、感動的な部分、面白い部分の効力で打ち消され、後味の悪さは不思議と残らない。しかしラストは哀しかった。好き嫌いが分かれそうではあるが、どちらにせよ静かな余韻を残して幕は閉じる。 なにはともあれ、私は多くの人にこれを読んでいただきたいと思う。シリーズの読者は読むべきだと思うし、そうでない人も第一作の「~の推理」を予備知識がてらに読んだ後、間をとばしてこの「心中海岸」を読み、シリーズのファンになって、間に多くの作品があることにささやかな幸せを感じつつ、「三毛猫ホームズ・ワールド」を堪能してもらいたい。その際、「~の幽霊騒動」 「~の狂死曲」も同じ様な感動があなたを待っていると、最後にアドバイスさせていただく。 | ||||
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