火星ダーク・バラード

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評判

火星ダーク・バラードの評価:

4.14/5点 レビュー 21件。 B ランク

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平均点4.14pt

Amazonレビュー一覧

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未読の方はご注意ください

全30件 21〜30 2/2ページ
No.10
(5pt)

文庫をはやく読まなくちゃ…

「小鳥の墓」(『魚舟・獣舟』所収)を読んで、
この主人公が重要な脇役になっているという
『火星ダーク・バラード』をはやく読みたいと思った。

この作品の中で、人はぽきぽきと折られ、くしゃっとつぶされる。
しかし人々の感情の動きはしっかりと描写されているので
熱く生々しく、それなのに機械のように冷たく、もう、なんだかわからない。

綿密に計算された、世界。

それなのにラストは、単行本と文庫で違うらしい。
それじゃまったく別の作品ではないか。はやく読まなければ。



火星ダーク・バラード Amazon書評・レビュー: 火星ダーク・バラードより
4758410216
No.9
(5pt)

文庫をはやく読まなくちゃ…

「小鳥の墓」(『魚舟・獣舟』所収)を読んで、
この主人公が重要な脇役になっているという
『火星ダーク・バラード』をはやく読みたいと思った。

この作品の中で、人はぽきぽきと折られ、くしゃっとつぶされる。
しかし人々の感情の動きはしっかりと描写されているので
熱く生々しく、それなのに機械のように冷たく、もう、なんだかわからない。

綿密に計算された、世界。

それなのにラストは、単行本と文庫で違うらしい。
それじゃまったく別の作品ではないか。はやく読まなければ。



火星ダーク・バラード (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 火星ダーク・バラード (ハルキ文庫)より
4758433720
No.8
(4pt)

宇宙と犯罪と人の可能性

 パラテラフォームと軌道エレベータという、何だか実現しそうな火星未来都市が舞台。地球から月、スペースコロニー、火星と、徐々にスペースノイド化していく背景がしっかり見えた。
 連続殺人鬼とはみだし刑事の緊迫した場面から始まる。SFとハードボイルドは、アシモフの「鋼鉄都市」やディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」でもおなじみのように相性がいいのだ。
 本作のもう一つの工夫は共感能力というワンクッションおいた超能力。自分の意志で発揮するサイキック能力ではなく、自分以外の意志をサイキック能力として発現させるというものだ。だからだれかと関係せざるを得ない。ペアを組まざるを得ないのだ。設定として非常に巧妙だった。
なのに、アデリーンの共感力がだんだん普通のサイキック能力に変化してしまったのは残念だった。
 なんでもかんでもめでたしめでたしって訳にはいかない文庫本結末には納得。
火星ダーク・バラード Amazon書評・レビュー: 火星ダーク・バラードより
4758410216
No.7
(4pt)

宇宙と犯罪と人の可能性

 パラテラフォームと軌道エレベータという、何だか実現しそうな火星未来都市が舞台。地球から月、スペースコロニー、火星と、徐々にスペースノイド化していく背景がしっかり見えた。
 連続殺人鬼とはみだし刑事の緊迫した場面から始まる。SFとハードボイルドは、アシモフの「鋼鉄都市」やディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」でもおなじみのように相性がいいのだ。
 本作のもう一つの工夫は共感能力というワンクッションおいた超能力。自分の意志で発揮するサイキック能力ではなく、自分以外の意志をサイキック能力として発現させるというものだ。だからだれかと関係せざるを得ない。ペアを組まざるを得ないのだ。設定として非常に巧妙だった。
なのに、アデリーンの共感力がだんだん普通のサイキック能力に変化してしまったのは残念だった。
 なんでもかんでもめでたしめでたしって訳にはいかない文庫本結末には納得。
火星ダーク・バラード (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 火星ダーク・バラード (ハルキ文庫)より
4758433720
No.6
(5pt)

ものすごいハードボイルドSF

単行本で出版されたときから気にはなっていたけど、読む機会のなかった小松左京賞受賞作の文庫化。
ものすごいハードボイルドSF(こんなジャンルあればだけど)。いまどき、流行らないような文体だけど、ハードボイルド好きだった自分には懐かしい。ストーリーも相棒を殺された刑事が真相を追究するっていう典型だし、無垢な少女を守る騎士っていうのもそう。
でも、そういった使い古された設定を火星という場所や遺伝子操作といった新しさでくるんで、よくできた話になってる。
ブレードランナー+ファイアスターターって感じかしら。
文庫化に伴ってエンディングを変えたらしいが、元の単行本のときの結末が知りたくなった。
火星ダーク・バラード Amazon書評・レビュー: 火星ダーク・バラードより
4758410216
No.5
(5pt)

ものすごいハードボイルドSF

単行本で出版されたときから気にはなっていたけど、読む機会のなかった小松左京賞受賞作の文庫化。
ものすごいハードボイルドSF(こんなジャンルあればだけど)。いまどき、流行らないような文体だけど、ハードボイルド好きだった自分には懐かしい。ストーリーも相棒を殺された刑事が真相を追究するっていう典型だし、無垢な少女を守る騎士っていうのもそう。
でも、そういった使い古された設定を火星という場所や遺伝子操作といった新しさでくるんで、よくできた話になってる。
ブレードランナー+ファイアスターターって感じかしら。
文庫化に伴ってエンディングを変えたらしいが、元の単行本のときの結末が知りたくなった。
火星ダーク・バラード (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 火星ダーク・バラード (ハルキ文庫)より
4758433720
No.4
(5pt)

おもしろい!!

ものすごくスピーディーで一気に読めてしまいました。本当に時間がたつのを忘れてしまいました。
火星を舞台にした映画「トータル・リコール」(ディックの原作とは切り離して考えています)は奇想天外な作品でしたが、この小説は映画「トータル・リコール」の痛快さとスピーディーな展開にしっかりと科学考証がされたような快作です。文章も読みやすくて本当に面白かったです。
火星ダーク・バラード Amazon書評・レビュー: 火星ダーク・バラードより
4758410216
No.3
(5pt)

夜なべしても、後悔しないぞ!

舞台は、人類が都市を築いた火星。犯人の護送中に、謎の生物に襲われ、相棒を殺され、犯人に逃げられた刑事の主人公は、逆に犯人の容疑をかけられる。単独捜査を開始するも、証拠は消され、命は狙われ、警察上部からの圧力が。そんな彼の前に、「超共感性」という特殊能力を持つ少女が現われ、2人はともに、事件を追うことになるが・・。護送中に襲ってきたものは?その背後にある陰謀は?そして、少女は何者?少女の力は、果して・・。SF&(いい意味で)ちょっと甘さのある刑事ものという印象の本です。ストーリーも楽しいですが、それ以外にも、主人公の型破りな行動、主人公と刑事たちの格闘、少女の力の覚醒、火星の都市の仕組み/様子など、読み応え満点です。夜なべして読んで、翌日眠くても、後悔しない1冊でした。
火星ダーク・バラード Amazon書評・レビュー: 火星ダーク・バラードより
4758410216
No.2
(4pt)

素直に楽しめるSF小説。

エンターテイメント性を前面に押し出した作品。テンポもよく、ビジュアルが次々に浮かんできます。こ難しい理論や、ひねりすぎて作者自身が混乱しているような本が多い中で一服の清涼剤としての効果大!サスペンスの盛り上げ方もこれがプロとしての一作目とは思えないほどのこなれ方。映画的。多分、たくさん映画をご覧になっているのでしょうね。唯一、惜しむらくは主人公の相棒である女性警察官の殺され方。う~ん、女性にはなんてことないのかもしれないけれど、「いけてるやん、この女警官」と思ってたら、あっというまに殺されちゃう。だから星一個減(笑)。それがまたなんともえぐい描写で。この部分まではとても楽しく読めたのに、しばらく本を閉じました(苦笑)。思い直して、その後は一気に読めましたが(笑)。ともかく。SF映画、SF小説、特に海外ものをお好きな方にはぜひ!サスペンスファンにも安心しておすすめできます。この上質のエンタメを内外の優秀な映像スタッフで製作し日本発のSF映画としてスクリーンに登場することを願うのは私だけではないはず。そうそう、これは書いておかねばなりません。本作、「人間」をテーマにしてるってこと。重くなりがちなテーマなのに、こういう描き方もあるんですね。
火星ダーク・バラード Amazon書評・レビュー: 火星ダーク・バラードより
4758410216
No.1
(4pt)

様々な要素を取り入れたSF作品

ボリュームある作品で、かなり様々な要素が入っていたわりには、ラストが少々物足りなかったのはやや残念でしたが、久々に読んだSF作品としては面白かったです。
火星ダーク・バラード Amazon書評・レビュー: 火星ダーク・バラードより
4758410216