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天使などいない



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【この小説が収録されている参考書籍】
天使などいない
天使などいない (光文社文庫)

天使などいないの評価: 4.00/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

いち押しは「マリーゴールド」

複雑怪奇な女たちの物語。意地悪・嫉妬・復讐・焦り!小説のテーマに不足無し。
特に女同士はややこしいというか恐ろしいものがありますね。
女性の社会進出がどんどん進んでいったらどうなるんだろう?女同士の意地悪合戦は??
天使などいない (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:天使などいない (光文社文庫)より
4334735037
No.6:
(5pt)

あるある いるいる!

永井するみさんは初めて読んだのですが、心理描写が上手くてかなりハマりました!
先が気になって仕方ない作品ばかりだったので短編集で良かったです(笑)
とにかく、どのストーリーにも
「いるいる こういう人」「あるある こういう事」という要素が入っていて面白かったです!
また1人好きな女流作家さんが出来ました!
・・・と思ったのですが亡くなられているとか。。。 残念です。。。
まだまだ未読の作品があるので、それを集めて行きたいと思います。
天使などいない (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:天使などいない (光文社文庫)より
4334735037
No.5:
(4pt)

さすがの、するみ節。

専門家でもないので断言はできないけれど、短編にお手本があるとしたならこの作品はまさに、それなのではないかと思う。登場人物はみな、女性。美しいフライトアテンダントだったり成功しつつある写真家だったり主婦だったり。そこに揺らぎが起こり、あるいはさざめきが起こされ、日常が一瞬で歪む。歪みのもとはいつでも男性であるのがほろにがい説得力をはらむあたり、さすがのするみ節。
天使などいない (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:天使などいない (光文社文庫)より
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No.4:
(4pt)

さすがの、するみ節。

専門家でもないので断言はできないけれど、
短編にお手本があるとしたならこの作品はまさに、それなのではないかと思う。

登場人物はみな、女性。
美しいフライトアテンダントだったり成功しつつある写真家だったり主婦だったり。
そこに揺らぎが起こり、あるいはさざめきが起こされ、日常が一瞬で歪む。
歪みのもとはいつでも男性であるのがほろにがい説得力をはらむあたり、さすがのするみ節。
天使などいない (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:天使などいない (光文社文庫)より
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No.3:
(4pt)

女の難しさ

色々な人間模様が読めてよかったです。女は、嫉妬深かったり、人生のあせりがありで複雑ですね。勝手な思い込みからの自意識過剰など、ありがちだなと思いました。特にマリーゴールドがよかったです。
天使などいない (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:天使などいない (光文社文庫)より
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No.2:
(4pt)

先が読めない、でも流れが自然

人間の二面性や多面性を描いた、リアルに怖い系の話や、日常レベルの復讐劇の短編集って、よくある。特に女性作家の作品に多い気がする。どなたの作品も「いけず」な話で、移動中の車内などで読むのが好きだ。

この人のことは一切の予備知識はなく、何となく読みました。よくある「良さそうに見えている人間の底意地の悪さ」を描いたものかと思っていたら、結構先が読めず、あれ?どうなるのかな?と思うものが多くて面白かった。なのに、無理なく自然に読めるところが、他の作家とは違うところかな?

また、この人の別の本も読んでみよう。
天使などいない (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:天使などいない (光文社文庫)より
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No.1:
(4pt)

どこかの誰かに似ている・・・

何となく手にした初めての作家さんでしたが、解説を読んだら、中身が気になり、パラパラみたら、おもしろそうだったので購入しました。
なんといいますか、登場する女性が思うこと、感じること、やっちゃうこと、それら全てが断片的にですが「そうそう!」「あるなぁ、こういうの」と納得してしまう。
余り人目にさらしたくない感情もあるのですが、自分自身に、同僚に、女友達に・・・と登場人物達の色々が見え隠れします。
ちょっと嫌味?ずるい?恐くもなりますが、小気味良かったです。
それに、さらっと読めます。
天使などいない (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:天使などいない (光文社文庫)より
4334735037

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