君たちに明日はない

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評判

君たちに明日はないの評価:

3.70/5点 レビュー 105件。 B ランク

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平均点3.70pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全43件 21〜40 2/3ページ
No.23
(3pt)

もうひとつ深く探求することを期待する

人の人生を左右する仕事
そんな重いテーマとは裏腹に今風のノリでオムニバス形式で
どんどんと進んで行くあっというまに読めちゃう作品。
面白いけど、表層的。軽くて楽しいけど、印象に残りづらい。
ドラマ化するにはちょうどいい。
読むからには面白かった以外に何か残したいんです。
残った印象は、アジア料理と彼女の肢体なのは、ちょっと悲しい。
次作に期待。
でも読みやすいから次もよも。
君たちに明日はない Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はないより
4104750018
No.22
(3pt)

もうひとつ深く探求することを期待する

人の人生を左右する仕事
そんな重いテーマとは裏腹に今風のノリでオムニバス形式で
どんどんと進んで行くあっというまに読めちゃう作品。
面白いけど、表層的。軽くて楽しいけど、印象に残りづらい。
ドラマ化するにはちょうどいい。
読むからには面白かった以外に何か残したいんです。
残った印象は、アジア料理と彼女の肢体なのは、ちょっと悲しい。
次作に期待。
でも読みやすいから次もよも。
君たちに明日はない (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はない (新潮文庫)より
4101329710
No.21
(3pt)

リストラのこと、勉強にはなったけれど…

リストラを担当する面接官の話。
リストラというものが、社外の会社に委託された場合、どういう手順を踏んで
実際どんなやりとりが行われて自主退職まで持ち込まれるのかが、
よくわかった。いい社会勉強になったと思う。
ただ、文学作品としてどうかという疑問が残る。
シリアスな仕事だし、リストラされる方も大きな葛藤を抱えているだろうと思うが
その深みがない。
各章の終わりには、「え?これで終わり?」という尻切れトンボ感がつきまとう。
もっと深く切り込んでいってもよかったのではないか、それとも
この表面的さで娯楽性を表そうとしているのか…わからない。
なので、☆3つ。
君たちに明日はない Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はないより
4104750018
No.20
(3pt)

リストラのこと、勉強にはなったけれど…

リストラを担当する面接官の話。
リストラというものが、社外の会社に委託された場合、どういう手順を踏んで
実際どんなやりとりが行われて自主退職まで持ち込まれるのかが、
よくわかった。いい社会勉強になったと思う。
ただ、文学作品としてどうかという疑問が残る。
シリアスな仕事だし、リストラされる方も大きな葛藤を抱えているだろうと思うが
その深みがない。
各章の終わりには、「え?これで終わり?」という尻切れトンボ感がつきまとう。
もっと深く切り込んでいってもよかったのではないか、それとも
この表面的さで娯楽性を表そうとしているのか…わからない。
なので、☆3つ。
君たちに明日はない (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はない (新潮文庫)より
4101329710
No.19
(3pt)

引き込まれはしないけど、ぐっとひきつける部分もあり

垣根涼介は、初挑戦。
夫(当時は彼氏)に勧められたことがきっかけで読みはじめた。
リストラ請負人なんて、仕事に自信が持てず日々悶々としてる私にとっては
読みたくないような暗い内容なんじゃないか…と思ってたけど、
その想像は良い意味で外れた。
たとえ会社がリストラ候補として挙げた社員だとしても、主人公の村上真介は
自分の視点で、リストラ候補者の実績を評価し、面接に臨む。
時にどうしようもない社員のこともあれば、時に素晴らしい業績があれど冷や飯食いの
状況にある者もいる。
村上が真摯な気持ちで、その一人一人に臨んでいくその態度が、読んでいて
とてもひきつけられた。
仕事で頑張ることは、かっこいい。
そこに、明日に向けて努力するエネルギーをもらえた。
私にとっては、恋人の陽子の存在は、いてもいなくてもどっちでもよかったかな。。。
ほかの方が書いていらっしゃる、「さまざまな期待を持つ読者層を満足させたそう」という
感想はまさにそのとおりで、仕事のこと・恋愛のこと・性描写・・・といろいろありすぎて、
興味を持てないページもたくさんあった。
その辺のせいで、作品にぐっとひきこまれずパラパラ読み飛ばしつつ最後に行き着いた感がある。
でも全体的には気に入ったので、「借金取りの王子」も読みます。
君たちに明日はない Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はないより
4104750018
No.18
(3pt)

引き込まれはしないけど、ぐっとひきつける部分もあり

垣根涼介は、初挑戦。
夫(当時は彼氏)に勧められたことがきっかけで読みはじめた。
リストラ請負人なんて、仕事に自信が持てず日々悶々としてる私にとっては
読みたくないような暗い内容なんじゃないか…と思ってたけど、
その想像は良い意味で外れた。
たとえ会社がリストラ候補として挙げた社員だとしても、主人公の村上真介は
自分の視点で、リストラ候補者の実績を評価し、面接に臨む。
時にどうしようもない社員のこともあれば、時に素晴らしい業績があれど冷や飯食いの
状況にある者もいる。
村上が真摯な気持ちで、その一人一人に臨んでいくその態度が、読んでいて
とてもひきつけられた。
仕事で頑張ることは、かっこいい。
そこに、明日に向けて努力するエネルギーをもらえた。
私にとっては、恋人の陽子の存在は、いてもいなくてもどっちでもよかったかな。。。
ほかの方が書いていらっしゃる、「さまざまな期待を持つ読者層を満足させたそう」という
感想はまさにそのとおりで、仕事のこと・恋愛のこと・性描写・・・といろいろありすぎて、
興味を持てないページもたくさんあった。
その辺のせいで、作品にぐっとひきこまれずパラパラ読み飛ばしつつ最後に行き着いた感がある。
でも全体的には気に入ったので、「借金取りの王子」も読みます。
君たちに明日はない (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はない (新潮文庫)より
4101329710
No.17
(3pt)

良くも悪くも気軽に読める今どき感。

リストラ請負人とゆう設定が面白そう!
と思って読み始めました。
キャラクターのひとりひとりも
現実的かつPOPで、気軽に読めるエンタメ小説という印象です。
年上の彼女の素直なキャラが好きでした。
あと、リストラされそうになる同級生とその妻のやりとりも印象的。
「旬」の小説として面白いと思いました。
君たちに明日はない Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はないより
4104750018
No.16
(3pt)

良くも悪くも気軽に読める今どき感。

リストラ請負人とゆう設定が面白そう!
と思って読み始めました。
キャラクターのひとりひとりも
現実的かつPOPで、気軽に読めるエンタメ小説という印象です。
年上の彼女の素直なキャラが好きでした。
あと、リストラされそうになる同級生とその妻のやりとりも印象的。
「旬」の小説として面白いと思いました。
君たちに明日はない (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はない (新潮文庫)より
4101329710
No.15
(3pt)

悪くはないが、受賞作とも言えない

違法である指名解雇が出来ない会社に変わり、
実質的な首切りを言い渡す、いかがわしい首切り専門会社に勤める主人公。
この設定は面白い。そこには、たとえ部外者とはいえ他人の首を切る苦悩もあるし、
どうやって噛んで含めて納得させるかという、テクニックも必要になる。
それらが、うまく書かれているため、その世界に引き込まれる上、
首を切られる相手が、いかにもな社員ばかりというのもまた面白い。
また、それだけではなく、自身の過去の勤め先での冷遇や、
古い顔見知りを切らねばならぬと言う場面をも向かえたり、首切り対象の女性との恋愛もある。
しかし、なぜか足りない。どこか薄っぺらい。
人物の過去と現在を詳細に書き連ねているのに、それがかえって陳腐に思える理由は、
あまりに作為的な人物造形にあるのかも知れない。
他の方も書いておられるとおり、OLが好きそうな如何にもな主人公像だったり、
苦難にも遭遇するわりに、どこか軽やかに上手に乗り越えていく姿は、
本当のサラリーマンらの共感は得にくいだろう。
まるで一部メディアが「ビジネスパーソン」とあおり立てて作る会社員像と似ているのだ。
こういったところで、本当の意味で、働くものの悩む姿が見えないのである。
また、露骨な性描写は、作品を通俗的なものに貶めている。
なくても良いものをあえて強調して附けたように読み取れるため、
作品の質を損ねているのは否めない。
語り口は素晴らしく、途中で止まってしまうような『リズム音痴』な文章ではないため、
読みやすいが、反面、各登場人物達の呟きや心情表現が、皆、似通ってしまってもいる。
企業名や盆暗大学を架空のものにする割に、筆者出身の筑波大はそのままというところは虚栄心を感じる。
メガバンクに炭坑節で入った、Fランク大学生の旧友という設定も、
せっかくのリアルさを損ねている。
山本周五郎賞受賞には疑問符が立つが、面白い作品ではある。
ヴォリュームもあるし、設定も詳細なので、気軽に読めて腹もそこそこ膨れる。
そんな作品だと思う。
君たちに明日はない Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はないより
4104750018
No.14
(3pt)

悪くはないが、受賞作とも言えない

違法である指名解雇が出来ない会社に変わり、
実質的な首切りを言い渡す、いかがわしい首切り専門会社に勤める主人公。
この設定は面白い。そこには、たとえ部外者とはいえ他人の首を切る苦悩もあるし、
どうやって噛んで含めて納得させるかという、テクニックも必要になる。
それらが、うまく書かれているため、その世界に引き込まれる上、
首を切られる相手が、いかにもな社員ばかりというのもまた面白い。
また、それだけではなく、自身の過去の勤め先での冷遇や、
古い顔見知りを切らねばならぬと言う場面をも向かえたり、首切り対象の女性との恋愛もある。
しかし、なぜか足りない。どこか薄っぺらい。
人物の過去と現在を詳細に書き連ねているのに、それがかえって陳腐に思える理由は、
あまりに作為的な人物造形にあるのかも知れない。
他の方も書いておられるとおり、OLが好きそうな如何にもな主人公像だったり、
苦難にも遭遇するわりに、どこか軽やかに上手に乗り越えていく姿は、
本当のサラリーマンらの共感は得にくいだろう。
まるで一部メディアが「ビジネスパーソン」とあおり立てて作る会社員像と似ているのだ。
こういったところで、本当の意味で、働くものの悩む姿が見えないのである。
また、露骨な性描写は、作品を通俗的なものに貶めている。
なくても良いものをあえて強調して附けたように読み取れるため、
作品の質を損ねているのは否めない。
語り口は素晴らしく、途中で止まってしまうような『リズム音痴』な文章ではないため、
読みやすいが、反面、各登場人物達の呟きや心情表現が、皆、似通ってしまってもいる。
企業名や盆暗大学を架空のものにする割に、筆者出身の筑波大はそのままというところは虚栄心を感じる。
メガバンクに炭坑節で入った、Fランク大学生の旧友という設定も、
せっかくのリアルさを損ねている。
山本周五郎賞受賞には疑問符が立つが、面白い作品ではある。
ヴォリュームもあるし、設定も詳細なので、気軽に読めて腹もそこそこ膨れる。
そんな作品だと思う。
君たちに明日はない (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はない (新潮文庫)より
4101329710
No.13
(3pt)

垣根涼介ならではの味がない

「ワイルドソウル」には圧倒された。ああいう小説は初めて読んだ、と思った。その垣根涼介が、テレビでインタビューに答えていた。「君たちに明日はない」と、「借金取りの王子」が紹介されていた。そして手にとった。悪くはない。でも新しさがない。書かれた時から時間が経過したからだろうか?いや、違う。「ワイルドソウル」を読んでいる私は、垣根にしかない「疾走感」を期待して読んだのだ。しかし、これなら読んで一年経ったら、「あれ、あの…リストラ請負人の話は誰の本だっけ?」となるだろう。垣根でなくても書ける題材なのである。もう、あのレベルの小説は読めないのだろうか?じっくり腰を据えて、しっかりした取材に基づいた重厚さのある、エンターテイメントを、また書いてもらいたいものである。
君たちに明日はない (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はない (新潮文庫)より
4101329710
No.12
(3pt)

湘南ダディは読みました。

このタイトルで想像されるようなライトノベルではありません。主人公の村上真介の勤める会社は日本ヒューマンリアクトといういわばリストラ屋、人員削減が必要な会社の委託を受けて会社側が退職させたい社員と面接を行い、転退職をすすめる企業です。本来であればその会社の人事部や総務部がやるべき仕事ですが、このような代行会社を利用した方が社内摩擦も起こりにくく、情実も入りにくいというメリットがあります。こんなビジネスが労働基準法的に許され実際に存在するのかどうか知りませんが、このアウトソーシングの世の中、いかにもありそうなビジネスモデルで、これを作品化した著者の着目点はなかなかフレッシュだと思います。
お話は各章毎に建材メーカの営業部長や企画推進の課長代理、玩具メーカの開発主任、大手銀行の為替電信部員、自動車者企業向け派遣企業のイベントコンパニオン、レコード会社のプロデューサと5種類の企業のリストラ話となっており、それぞれの企業がおかれた産業構造や、リストラが必要となった会社の事情がよく調べられているリアリティに富んだストーリーになっています。しかしながらこの書名にしても、あるいはACT1からACT5とされる横書きの目次やカバーのイラストにしても作者はあえてそうしたのでしょうが、一見ライトな感じに演出されています。別に深刻ぶった小説が好きなわけではありませんが、本書は手軽によめるビジネス小説などと一括りにされるようなもの以上の中身があります。文章も味わいは別として表現に破綻はありません。
リストラ面接対象者であった8歳年上の陽子との恋愛が各章をつなぐ縦糸として描かれており、少し描写が生臭さすぎるとの評価もあるようですが、私は小粋な都会風の映画のラストシーンのような仕上がりの本書の最後を読むと、この陽子とのエピソードは作者が最初から綿密に仕組んだ見事な起承転結になっているのだと感心しました。
君たちに明日はない Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はないより
4104750018
No.11
(3pt)

相変わらずの読みやすさ

リストラ専門の外部委託会社に勤める主人公:村上真介はリストラ対象者の面接を終えて考える。「こんな仕事のどかがいいのか,わからない・・・」そんなとき,真介は一人の8歳年上40代の女性:芹沢陽子という気の強い女性の面接を担当する・・・
様々な会社のリストラの面接を担当しながら,主人公が自らの人生を回顧し,これからの自分の人生について考えていくと言うストーリー。この作者の他の作品に漏れない大変読みやすいものであるが,多少内容が薄いというか,物足りない感じがするのは否めない。同時期発売の新書『借金取りの王子』が続編に当たるらしいが,同作品を買ってまで読もうという気は起こらない。しかし,読みやすく面白い作品ではある。
君たちに明日はない (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はない (新潮文庫)より
4101329710
No.10
(3pt)

そこそこ

状況設定、トピック、キャラはおもしろいと思うが、どの話も中途半端に終わった感があり、もの足りなかった。設定が良いだけに勿体無いと感じた。
進んで読む価値はないと思う。暇つぶしに良い一冊。
君たちに明日はない (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はない (新潮文庫)より
4101329710
No.9
(3pt)

初めて読んだ著者の作品。きっと実力はあるのだと思うが・・・

初めて読んだ著者の作品。リストラ業務請負業者という発想もいいし、リーダビリティも高いのだが、奥田英朗の二番煎じではないかという思いは最後まで拭いきれなかった。
たしかに、この作品ではリストラという深刻な題材を扱っているが、お笑いの要素がかなり濃い「伊良部先生シリーズ」だって扱われている題材は現代社会が抱える深刻な問題だ。ただし、現在の同シリーズ最新作「町長選挙」は別で、これは多少悪乗りし過ぎの感があるが。
他にも書かれている方がいるとおり、こういったシチュエーションを書かせたら奥田英朗の方が巧いし、登場人物のキャラも立っている。明らかな違いは、奥田英朗の作品には直接的な性描写がなく、この作品には結構登場するといったことくらいか・・・。でもこの性描写もよくある常套句ばかりが並んでいるので興醒めしてしまう。
奥田英朗の作品を読んでいなければ評価は高かったような気もするが・・・。
君たちに明日はない (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はない (新潮文庫)より
4101329710
No.8
(3pt)

面白いのだが何かが足らない。WILDなSOULだろうか?

あの垣根涼介が山本周五郎賞を受賞?と何か賦におちない気分で読み始めた。お馴染みのアウトローたちの姿はなく、日本のどこにでもある社会の一面を「リストラ」というテーマで切り取った作品群となっている。凄腕の面接担当官とリストラ候補者との会話は面白く、笑いありペーソスあり、はたまた業界固有の薀蓄も含まれ、確かにかなり面白い現代小説に仕上がっている。
しかし、しかしである。新しい読者層からお叱りを受けることを覚悟の上で言わせていただくと、『ワイルド・ソウル』『午前3時・・・』或いは『ヒートアイランド』で唸りを上げた垣根ワールドに浸った者にとっては、こういった方向はどうも欲求不満と言わざるを得ない。底辺に流れる激しい情熱や誰にも止められない疾走感(ドライヴ感?)を、肌のどこかでピリピリと感じながら読み進む楽しみが過去の垣根作品にはあった。確かに社会風刺も面白いテーマで取り組みたい気持ちも判らぬではないが(作者あとがきで触れられているとおり)、垣根氏にはもっと大きなプロットでドロ臭い作品を期待したい。
こういったシチュエーションなら奥田英朗という方がおられたが、サラリーマンの悲喜こもごもというテーマであれば荻原浩も結構面白く、『メリーゴーランド』や『神様から一言』あたりをお薦めしたい。今回は大変厳しい評価であることを承知で星3つとする。最後に、性描写のくどさについては私も結構気になった。
君たちに明日はない (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はない (新潮文庫)より
4101329710
No.7
(3pt)

重いテーマながら、キャラで読ませる、泣き笑いストーリー

’05年度「第18回山本周五郎賞」を受賞した、5編からなる連作短編集である。
村上真介は33才。リストラ請負会社『日本ヒューマンリアクト(株)』に所属している。今日も今日とて依頼先の企業の会議室を借りて、23才・美形のアシスタント・川田美代子を従えて、先方の人事部になり代わってリストラ対象者との面接だ。いや、面接とは名ばかりで、実際は自主退職の督促をするのだ。何人辞めさせたかという実績が、ヒューマンリアクトという会社に対する評価、ひいては会社での彼個人の評価にもつながるのだ。
相手先企業もさまざま。建材メーカー、玩具メーカー、メガバンク、コンパニオン派遣会社に音楽プロダクション。被面接者にしてみれば、人生の危機・ターニングポイント、養うべき家族もいれば家のローンもある。当然面接の場では修羅場が演じられる。
私もこの手の話には、年齢的にもまったく縁が無いわけではないので、何となくわが身に置き換えてみると、身につまされる。
ところが真介は、「おれはいったい何をやっているんだろう・・・。」と思いながらも、まんざらこの仕事が嫌いなわけでもなさそう。彼なりのポリシーを持ち、真面目に取り組み、事前の準備も怠り無く、きちんと仕事をする。実績も着実に上げているようだ。
反面、第1話で出てきた8才年上のリストラ対象の建材メーカーOLと、ちゃっかり恋人関係になってしまったりする。
本書は、リストラという今日的な重いテーマを扱いながら、村上真介というキャラを緩衝材にして、笑って、唸って、泣かせるストーリーに、上手く仕上がっている。
君たちに明日はない (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はない (新潮文庫)より
4101329710
No.6
(3pt)

重いテーマながら、キャラで読ませる、泣き笑いストーリー

’05年度「第18回山本周五郎賞」を受賞した、5編からなる連作短編集である。
村上真介は33才。リストラ請負会社『日本ヒューマンリアクト(株)』に所属している。今日も今日とて依頼先の企業の会議室を借りて、23才・美形のアシスタント・川田美代子を従えて、先方の人事部になり代わってリストラ対象者との面接だ。いや、面接とは名ばかりで、実際は自主退職の督促をするのだ。何人辞めさせたかという実績が、ヒューマンリアクトという会社に対する評価、ひいては会社での彼個人の評価にもつながるのだ。
相手先企業もさまざま。建材メーカー、玩具メーカー、メガバンク、コンパニオン派遣会社に音楽プロダクション。被面接者にしてみれば、人生の危機・ターニングポイント、養うべき家族もいれば家のローンもある。当然面接の場では修羅場が演じられる。
私もこの手の話には、年齢的にもまったく縁が無いわけではないので、何となくわが身に置き換えてみると、身につまされる。
ところが真介は、「おれはいったい何をやっているんだろう・・・。」と思いながらも、まんざらこの仕事が嫌いなわけでもなさそう。彼なりのポリシーを持ち、真面目に取り組み、事前の準備も怠り無く、きちんと仕事をする。実績も着実に上げているようだ。
反面、第1話で出てきた8才年上のリストラ対象の建材メーカーOLと、ちゃっかり恋人関係になってしまったりする。
本書は、リストラという今日的な重いテーマを扱いながら、村上真介というキャラを緩衝材にして、笑って、唸って、泣かせるストーリーに、上手く仕上がっている。
君たちに明日はない Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はないより
4104750018
No.5
(3pt)

ドラマ化によいかも?

リストラ請け負い会社の社員、30代前半の男性が主人公。
彼の担当するリストラ対象者を軸にして話しが展開される。
5つの話しに別れているが次第に主人公に好感が持てるようになっていった。
垣根涼介の作品としてはハードボイルド性が弱く意外であった。でも、バイクがでてきた。(銃とかは無し!)
続編が容易そうなので評判がよければ続くだろう。
もう続いてんのかな?
君たちに明日はない Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はないより
4104750018
No.4
(3pt)

主人公がどうも。。

リストラされる側の面々が個性的であり、本書のメインである面接シーン等は面白い箇所が多かったと思う。
また、彼らの苦悩や葛藤、それを乗り越えて前向きに生きていこうとする姿には非常に共感が持てた。
その一方で、リストラを言い渡す側である主人公の真介については、自分なりのスタイルを持ってスマートに
生きているようだが、あまり魅力を感じる人物ではなかった。彼自身の過去の挫折や苦悩が描かれている部分があり、
それが今現在の彼のアイデンティティの礎になっているんだろうとは思うが、どうも彼のキャラクターを好きになれなかった。
ストーリーもそれなりに面白く、魅力的な登場人物が多かった一方で、肝心の主人公がいまいいちだったため、
評価としては「星3つ」というところだろうか。。
君たちに明日はない Amazon書評・レビュー: 君たちに明日はないより
4104750018