サウダージ

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

サウダージの評価:

3.68/5点 レビュー 41件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.68pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全73件 61〜73 4/4ページ
No.13
(5pt)

こういうギラギラ感覚大好きです

「ヒートアイランド」「ギャングスター・レッスン」+「ワイルドソウル」の続編です。
耕一は、かつて、桃井と柿沢にギャングのレッスンを受けたが追放され、今では一匹狼になって、強盗をして、糊口をしのぐ日々。
故郷も過去も消した耕一。そんな彼が、出会った女は、コロンビアから来た金髪の出稼ぎ売春婦、DD。わがままで、金に汚く頭も悪いが、何故か惹かれてしまう耕一。そしてDDとブラジルに渡る資金を稼ぐ為に再び桃井達に接近する。
時には、汚いまでの性描写もありますが、それが返って、このストーリーの熱さを物語っていて、私は好きです。それとは、対照的な対照的なアキの純愛ぶりも面白いし。
盗み・車・セックス・ブラジルを盛り込んだ、垣根ワールドの集大成だと、私は思います。
サウダージ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: サウダージ (文春文庫)より
4167686023
No.12
(3pt)

過剰なまでの性描写は必要か

はっきり言って、性描写が過剰である。
正直辟易した。
ストーリー的にある程度の性描写が必要なのはやむをえないが、ちょっと行き過ぎ。
作者の欲求不満の捌け口とでも解釈すべきか。
性描写をもっと抑えると、作品に深みが出て、よりハードボイルド色が鮮明になったと思うのだが。
また、アキが「ヒートアイランド」のころと較べると、まったくだめ男に成り下がっているのも、不満である。
「ヒートアイランド」のアキは何だったんだろう。
「ワイルドソウル」や「ヒートアイランド」を読んで、作者に過剰に期待しすぎたのかもしれない。
サウダージ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: サウダージ (文春文庫)より
4167686023
No.11
(4pt)

「人間」が描かれた犯罪小説は、質の高い恋愛小説

シリーズものだそうですが、私はこれから読みました。でも問題なく楽しめます!
窃盗団だったり、過去に後ろ暗いところがあったり、「普通の人」じゃない男たち。なのに彼らの性格や生活はけっこー「普通」。等身大の「人間」が描かれているから、クライムノヴェルとしてでなく、恋愛小説、人間ドラマとしても読める。
冒頭のお金の奪い方も、窃盗団の訓練の仕方も、他人に成り変わることも、死体の処理の仕方も、ぜんぶリアリティがあって、「本当にフツーにできそう」と思ってしまう。
ただ!!クライマックス、ついて来る女を止めない、というのはどうしても納得がいかない。バカップルぶりを布石としてるけど、ストーリー上仕方ないんだけど、あれは許せん。柿沢じゃなくとも怒るっつーの!
サウダージ Amazon書評・レビュー: サウダージより
4163232206
No.10
(4pt)

クライマックスがあっさりし過ぎなのが残念

良作「ヒートアイランド」の系統で、帯に「クライム・ノベルの金字塔」と書いてあるとおり、悪い奴らの悪さをとことん描写している。舞台は日本だけなのだが、著者の作品お馴染みのラテンアメリカ的なスパイスもふりかけてあり、彼の著作を読み込んでいる人間としてはある種の安心感を持って読み進めることができる。ストーリーとしては、主要登場人物それぞれにスポットを当てながら、それぞれの主観を描写していくスタイルで、いつもどおりのスピード感がある。惜しむらくは、クライマックスに至るところまでは丁寧過ぎるほどに前振りがあるにもかかわらず、クライマックスがあっさりし過ぎているところ。もう少し最後に余韻が欲しかった。
サウダージ Amazon書評・レビュー: サウダージより
4163232206
No.9
(5pt)

実は傑作じゃないの?

ヒートアイランド、ギャングスターレッスンと続きこの「サウダージ」。
3作品中の傑作だと思う。しかし、この作品を楽しむには過去の2作品も必ず読まねばならない。
正直、少し泣けました。
やさしさ、愛、大事なものってなんだろう?生きていく意義とは?
少しですが考えさせられました。
過去の2作品の娯楽要素もありますので、十分に楽しめると思います。
サウダージ Amazon書評・レビュー: サウダージより
4163232206
No.8
(2pt)

ハードボイルド本気で惚れた女への物語

『ヒートアイランド』『ギャングスターレッスン』のシリーズでお馴染み柿沢、桃井、アキの番外編(?)的内容。アキより、桃井より前に見こまれ修業も受けながら、仲間から外された男がいた。関根こと高木。彼の数奇な運命を織り交ぜながら、アキの訓練、更に4人での犯行と・・・・アキと関根こと高木の2人に大きく関係する女女で人生をリセットする男2人全体にも盗み・車・セックス・ライフル・ブラジルと垣根涼介の世界がきっちりベースにあります。このパターンが好きな人なら★5かもしれません。もうそろそろこのパターンに飽きてると、私みたいに★2かも。
サウダージ Amazon書評・レビュー: サウダージより
4163232206
No.7
(4pt)

良質のエンタテインメント

著者の作品ははじめて読んだ。周到な準備の割にぶっつけ本番の強奪シーン。アクションものとしては今一弱いが、作者の狙いはそこまでの過程を描くことだろう。純愛ものだったり、セックスアニマルだったり、裏社会の内情を微細に描いたり、盛りだくさん。特にDDとそれに振り回される男の部分は思い切りイライラさせられてしまい、この時点で著者の術中にはまってしまっている。まったく厭させない、退屈しないいいエンターテインメントだと思う。
サウダージ Amazon書評・レビュー: サウダージより
4163232206
No.6
(3pt)

ちょっと減点。

今までの作者の作品とは少し違ったテイストです。でも登場するのはすっかりおなじみの3人のギャング達。この本は単体で読むより、「ヒートアイランド」「ギャングスターレッスン」「ワイルドソウル」の順に読んでおいてから読み始めたほうがより楽しめると思います。「ワイルドソウル」とは全く登場人物はかぶらないのですが、このサウダージで主人公となる耕一の背景にはこの「ワイルドソウル」が深くかかわってきます。このあたりを理解してから読まないと、なぜ彼がこんな人間になったかという一番今回の軸となる部分が理解できないように思います。今回はラブストーリーと言う事ですが、それでもやっぱりこの作者らしさいっぱい。どんどん引き付けられ読み進んでしまいます。なのに、★3つと評価が低いのは・・・やはりちょっと軽すぎと言うかなんというか。今までの作品のストイックな格好よさが全く感じられなくて。これはこれで魅力的なのでしょうが私的にはちょっと減点。ということで。
サウダージ Amazon書評・レビュー: サウダージより
4163232206
No.5
(4pt)

垣根流恋愛小説か!?

 この小説の紹介にはなぜか「ヒートアイランド」「G・S・L」の続編、ではなく、姉妹編と紹介されているが、その理由は読めばすぐにわかります。 今回の主役は日系ブラジル人の耕一と、見習ギャングのアキの二人。そして彼らの好対照な恋愛模様という、今までの垣根作品からは意外な展開。 もちろんおなじみのキャラクターも出てきていつもどおりのテイストは楽しめますが、あくまで味付け的要素。一風変わった恋愛ものとして読んだほうがよいでしょう。 プロローグの強奪劇で「ヒート・・」の流れを期待すると期待はずれとなり、ラストの麻薬取引現場の襲撃もあっさりしたもので、この作品でアクションはあまりなく、メインとなっているのは日系ブラジル人の耕一で、なんとなく、ではなく完全に「ワイルド・ソウル」を彷彿とさせるような内容でした。彼とDDの馬鹿っぽいやりとりも、見ようによっては純粋で、おかしくもあり、悲しくもある二人の物語として、私は楽しみました。 個人的希望としては「ヒートアイランド」の完全続編。アクション満載の大争奪戦的な、柿沢、桃井、アキの活躍をそろそろ読みたいですね。
サウダージ Amazon書評・レビュー: サウダージより
4163232206
No.4
(2pt)

あんまり

あんまり面白くなかった。ヒートアイランドの続編と言う事で派手なアクションを期待したのですが、恋愛模様が主でちょっとガッカリした。これはこれで良いのかも知れないが・・・。
サウダージ Amazon書評・レビュー: サウダージより
4163232206
No.3
(4pt)

硬軟織り交ぜた垣根流エンターテイメント

相変わらずのテンポの良さが嬉しい、裏金専門強盗シリーズ第3弾。シリーズを追うごとに、だんだん軟派路線に傾いているあたり、若干気がかりですが、個人的評価は、第1弾「ヒートアイランド」第2弾「ギャングスター・レッスン」の中間くらいです。(「ヒート~」が1位)もう少しストイックなクライムノベルが個人的には趣味ですが、恋愛にはまるアキの姿が妙にリアルで、かなり感情移入してしまいました。100人からを束ねていたアキが、デートで懊悩する様は笑えますが、ヒロインに佐々木和子などという平凡な名前をつけるあたりも、実は笑うポイントです。DDの健気さにもおもわずホロリとしましたが、一途を通り越した馬鹿さ加減にもいらいらしっぱなしでした。ああ、これはきっと作者の術中にはまっています。垣根氏のキャラを立たせるテクニックが一級品なのは疑いようがありません。硬派と軟派をブレンドする垣根風は意外と新しいエンターテイメントの形なのかもしれません。次作にも期待。
サウダージ Amazon書評・レビュー: サウダージより
4163232206
No.2
(4pt)

正直言うと、

~なかなか甘い評価です。『ワイルドソウル』を同じ☆4つにしている手前、内容的に言えばこの本は☆2~3が妥当なのかもしれませんが、ただ一つ、もうとにかくDDが魅力的だった!スゲー愛おしくなってしまいました。昨日からじゃじゃ馬的な女の子をDDちゃんと呼んでいます。~~前作までの登場人物もさることながら、僕はこの作家さんの描く女の人にいつも魅力を感じなかったのですが、今回は本当に良かった。それだけで☆4つの価値はあると思いました。面白かったかどうかというと、正直言ってよく分かりませんが、でも僕はお勧めできる本だと思います。~
サウダージ Amazon書評・レビュー: サウダージより
4163232206
No.1
(3pt)

期待していただけに・・

今後、作者のドル箱(?)シリーズになるであろう柿沢・桃井・アキの裏金専門強奪団が活躍する第三弾。しかし、今回は、ストーリー展開よりも、むしろ、恋愛をメインとした人間関係に焦点が当てられています。たしかに、上述の3人や、今作のもう一方の主役・耕一やDDは、とても魅力的に描かれていますが、彼らが絡み合って、一つの骨太なストーリーに昇華していっているか、というと、疑問符がつきます。「ワイルド・ソウル」の後だっただけに、期待が大きすぎたのでしょう。気楽に読むには、適しています。但し、安易な「ワイルド・ソウル」の焼き直し的部分は、果たして必要だったのでしょうか。
サウダージ Amazon書評・レビュー: サウダージより
4163232206