七回死んだ男

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七回死んだ男の評価:

3.88/5点 レビュー 147件。 S ランク

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平均点3.88pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全227件 181〜200 10/12ページ
No.47
(4pt)

推理小説ではなかった

推理小説を求めて手にとった作品でしたが、謎解きのカタルシスよりも作品のエンターテインメント性に目を引かれました。
おそらく序盤の「主人公が時間を跳躍してしまう」という設定説明の部分で、引っかかってしまう人は少なくないだろうと思います。
でも、それで作品の底を知った気になるのは早すぎます。
なんとか事件を食い止めようとする主人公と、次から次へと湧き出てくる事件の種。
そのいたちごっこに「まだ出てくるのか」「次はこれか」と笑ってしまいます。
出てくる要因をひとつずつ潰していって最後に残った謎とその結果に、分かってた人もそうでない人もニヤリとしてしまうはず。
七回死んだ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社文庫)より
4062638606
No.46
(5pt)

君は【反復落し穴】から抜け出せるか?!僕は底で死んだ。だって、しつこ、、、

七回死んだ男―目次
・とりあえず事件のさわりだけでも―9
・主人公は設定を説明する
・登場人物たちが一堂に会す
・不穏な空気はさらに高まる
・そして事件は起きる
・やっぱり事件は起きる
・しつこく事件は起きる
・まだまだ事件は起きる
・それでも事件は起きる
・嫌でも事件は起きる
・事件は最後にあがく
・そして誰も死ななかったりする
・事件は逆襲する
・螺旋を抜ける時
・時の螺旋は終わらない―337
愉快だねぇ。。
七回死んだ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.45
(5pt)

君は【反復落し穴】から抜け出せるか?!僕は底で死んだ。だって、しつこ、、、

七回死んだ男―目次
・とりあえず事件のさわりだけでも―9
・主人公は設定を説明する
・登場人物たちが一堂に会す
・不穏な空気はさらに高まる
・そして事件は起きる
・やっぱり事件は起きる
・しつこく事件は起きる
・まだまだ事件は起きる
・それでも事件は起きる
・嫌でも事件は起きる
・事件は最後にあがく
・そして誰も死ななかったりする
・事件は逆襲する
・螺旋を抜ける時
・時の螺旋は終わらない―337
愉快だねぇ。。
七回死んだ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社文庫)より
4062638606
No.44
(5pt)

ゲーム的リアリズムの先駆的(!?)作品

本作の主人公・大庭久太郎は“反復落とし穴”にはまると、
同じ時間を九回繰り返すという特異体質の持ち主。
つまり、一回目から八回目までの時間はいわば「リハーサル」に相当し、
最終決定となる九回目に向け、より良い改変を目指し試行錯誤する場となります。
久太郎の身内が一堂に会する正月。
彼の祖父の変死体が発見されます。
ちょうどその時間に“反復落とし穴”にはまった
久太郎は、なんとか祖父を救おうと奔走します。
しかし、犯人と思しき容疑者を祖父から引き離し、犯行を未然に防ごうとしても、
その度ごとに新しい犯人が現れ、祖父は殺され続けてしまい……。
本作では、主人公が九回同じ時間を繰り返すという
ルール自体は絶対で変更されることはありません。
そのため、八回目までの「リハーサル」は緊張感に欠け、
中だるみするのではないかと懸念する向きもあるかと思います。
しかし、散りばめられた小さな謎、そして隠されていた人々の関係や思惑などが、
次第に明らかかにされていく展開は、手元にミッションをクリアするための材料が
少しずつ揃っていくようなゲーム的興味を十分に満たしてくれているといえます。
さて、本作のトリックは、久太郎が認識している
主観的な時間と客観的な時間との齟齬がポイント。
最後の最後で明かされる久太郎の「勘違い」も、この作品世界においては、
他のどんな法則よりも、時間反復が優先される、ということの証なのでしょう。
▼付記
  時間反復という条件下で、挫折を繰り返すという本作のプロットは、
  メガヒットとなった某ノベルゲームの元ネタのような気がします。
七回死んだ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.43
(5pt)

ゲーム的リアリズムの先駆的(!?)作品

本作の主人公・大庭久太郎は“反復落とし穴”にはまると、
同じ時間を九回繰り返すという特異体質の持ち主。
つまり、一回目から八回目までの時間はいわば「リハーサル」に相当し、
最終決定となる九回目に向け、より良い改変を目指し試行錯誤する場となります。
久太郎の身内が一堂に会する正月。
彼の祖父の変死体が発見されます。
ちょうどその時間に“反復落とし穴”にはまった
久太郎は、なんとか祖父を救おうと奔走します。
しかし、犯人と思しき容疑者を祖父から引き離し、犯行を未然に防ごうとしても、
その度ごとに新しい犯人が現れ、祖父は殺され続けてしまい……。
本作では、主人公が九回同じ時間を繰り返すという
ルール自体は絶対で変更されることはありません。
そのため、八回目までの「リハーサル」は緊張感に欠け、
中だるみするのではないかと懸念する向きもあるかと思います。
しかし、散りばめられた小さな謎、そして隠されていた人々の関係や思惑などが、
次第に明らかかにされていく展開は、手元にミッションをクリアするための材料が
少しずつ揃っていくようなゲーム的興味を十分に満たしてくれているといえます。
さて、本作のトリックは、久太郎が認識している
主観的な時間と客観的な時間との齟齬がポイント。
最後の最後で明かされる久太郎の「勘違い」も、この作品世界においては、
他のどんな法則よりも、時間反復が優先される、ということの証なのでしょう。
▼付記
  時間反復という条件下で、挫折を繰り返すという本作のプロットは、
  メガヒットとなった某ノベルゲームの元ネタのような気がします。
七回死んだ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社文庫)より
4062638606
No.42
(5pt)

西澤先生らしさ満載

設定のとんでもなさと、技巧が見事に融合した一作。
西澤先生の最高傑作のひとつという評も頷けます。
あとがき解説にも納得。
七回死んだ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.41
(5pt)

西澤先生らしさ満載

設定のとんでもなさと、技巧が見事に融合した一作。
西澤先生の最高傑作のひとつという評も頷けます。
あとがき解説にも納得。
七回死んだ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社文庫)より
4062638606
No.40
(5pt)

だまされる

 1995年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 著者の初期の傑作。
 お得意の超能力ものだが、その能力が持ち主の自由にならず、ほとんど役に立たないというところが面白い。また、それであるからこそ、ミステリとして成り立っている。全能の人物が登場してしまったら、謎は存在しなくなるのだ。
 考え抜かれた構成で、ついついだまされてしまう。こんな落とし穴があったなんて、と呆然としてしまうこと請け合いだ。細部も凝っているし、ストーリーにも工夫がある。
 読んで損のない一冊だろう。
七回死んだ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.39
(5pt)

だまされる

 1995年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 著者の初期の傑作。
 お得意の超能力ものだが、その能力が持ち主の自由にならず、ほとんど役に立たないというところが面白い。また、それであるからこそ、ミステリとして成り立っている。全能の人物が登場してしまったら、謎は存在しなくなるのだ。
 考え抜かれた構成で、ついついだまされてしまう。こんな落とし穴があったなんて、と呆然としてしまうこと請け合いだ。細部も凝っているし、ストーリーにも工夫がある。
 読んで損のない一冊だろう。
七回死んだ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社文庫)より
4062638606
No.38
(5pt)

ありえないのに面白い!

自分が主人公だったらどんなことしよう、なんて思いながら読んだ本。
軽い文調で読みやすいのに、内容はとっても本格的。
面白くてたまらず、夜更かしして読んでしまいました。
終わり方も秀逸で、読後感がすっきりしました。
七回死んだ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.37
(5pt)

ありえないのに面白い!

自分が主人公だったらどんなことしよう、なんて思いながら読んだ本。
軽い文調で読みやすいのに、内容はとっても本格的。
面白くてたまらず、夜更かしして読んでしまいました。
終わり方も秀逸で、読後感がすっきりしました。
七回死んだ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社文庫)より
4062638606
No.36
(4pt)

読了の後

私は思わず本を見ながら数を数えました(笑)
えーっと、ここでこうなってこうなるから…っていう具合に。
この人の本を初めて読んだのですが、読みやすい文体だったと思います。
3時間くらいでさら〜っと読めました。
ストーリーのテンポもよかったのかもしれません。
それにしても難しいテストを複数回やれば、満点って取れるもんなんだろうか?(笑)
七回死んだ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.35
(4pt)

読了の後

私は思わず本を見ながら数を数えました(笑)
えーっと、ここでこうなってこうなるから…っていう具合に。
この人の本を初めて読んだのですが、読みやすい文体だったと思います。
3時間くらいでさら〜っと読めました。
ストーリーのテンポもよかったのかもしれません。
それにしても難しいテストを複数回やれば、満点って取れるもんなんだろうか?(笑)
七回死んだ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社文庫)より
4062638606
No.34
(4pt)

硬質だけど文体は軽い

この世の仕組みはよくわからないのだからとりあえず仮設を設けてしまえ。その前提にのっとってストーリーを展開していこう。
という立場の小説。
前提の立て方がSFで、ストーリーの展開の仕方がミステリーという、なかなか興味深い作品。
七回死んだ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.33
(4pt)

硬質だけど文体は軽い

この世の仕組みはよくわからないのだからとりあえず仮設を設けてしまえ。その前提にのっとってストーリーを展開していこう。
という立場の小説。
前提の立て方がSFで、ストーリーの展開の仕方がミステリーという、なかなか興味深い作品。
七回死んだ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社文庫)より
4062638606
No.32
(5pt)

SFと本格推理の見事な融合

同じ日が9回も繰り返されるという特異体質(?)を持った高校生が、反復される日の中で起きてしまった殺人事件を次の周までに回避しようと骨を折るというお話です。本格推理においては起きてしまった殺人事件の真相を後から明らかにすることしかできないのが普通ですが、この変わった設定によって、事件を防ごうと奮闘する動的な作品に仕上げることに成功しています。タイムスリップものが好きな人にも本格推理が好きな人にも勧められる作品です。
最後に無事に事件を防ぐことができてハッピーエンドというなら単なるタイムスリップSFなのですが、いまひとつ釈然としない部分を残しておき、最後の最後でその謎解きが明かされるという構成が見事。こういうオチはSF的設定がなければ絶対に無理なわけで、SFと本格の融合に単なる興味本位ではない必然性を感じさせます。
七回死んだ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.31
(5pt)

SFと本格推理の見事な融合

同じ日が9回も繰り返されるという特異体質(?)を持った高校生が、反復される日の中で起きてしまった殺人事件を次の周までに回避しようと骨を折るというお話です。本格推理においては起きてしまった殺人事件の真相を後から明らかにすることしかできないのが普通ですが、この変わった設定によって、事件を防ごうと奮闘する動的な作品に仕上げることに成功しています。タイムスリップものが好きな人にも本格推理が好きな人にも勧められる作品です。
最後に無事に事件を防ぐことができてハッピーエンドというなら単なるタイムスリップSFなのですが、いまひとつ釈然としない部分を残しておき、最後の最後でその謎解きが明かされるという構成が見事。こういうオチはSF的設定がなければ絶対に無理なわけで、SFと本格の融合に単なる興味本位ではない必然性を感じさせます。
七回死んだ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社文庫)より
4062638606
No.30
(4pt)

ユーモアたっぷりながら、あくまで本格

作者はSF的設定の中である「縛り」を設け、その縛りの中で謎を解くというロジカル・ミステリの大家。今回の設定は、主人公がある日突然「時間の環」に陥ってしまうというもの。つまり、朝起きてみたら、昨日と同じ日が始まって抜け出せないという設定。
主人公の祖父が殺され、主人公が次に起きた時「時間の環」が始まっていた。主人公は状況から判断して、祖父の死の要因を除くため、あらゆる努力をする。ところが、祖父は結局死んでしまうのだ。主人公はこれを6回繰り返すのだが、毎回異なる対策を採りながら、結局祖父は死んでしまうのである。この辺は繰り返しギャグを思わせ、大いに笑わせる。だが、作者はこの中で巧みに伏線を張ってある。
最後に明かされる真相は「何故気付かなかったんだろう、ちくしょう」という感じなのだが、そのヒントは上記の通りちゃんと読者の前に晒されているのである。作者のユーモア感覚と本格風味が融合した傑作。
七回死んだ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.29
(5pt)

気が付けばいつの間にか自分も「反復落とし穴」の罠に…

西澤保彦氏の文才が余すところに出ているこの本書。
てっきり推理サスペンスかと思いきや、なんと時間跳躍ものだとは、
読むまで全然気が付かなかった…。
しかし非常に面白いです。
主人公は名探偵ではなく、ただの高校生と言う設定。
そのため、何度も何度も失敗を重ねて事件を紐解いていく、と言う過程が非常に面白かったですね。
また、主人公は9回ほど同じ1日をやりなおせるのですが、
その9回ごとに話数がちゃんと区切られているのも話を読みやすくしています。
こうした時間跳躍ものを推理小説の舞台でやるとこんなにも面白くなるとは、
リセットできる回数にも限りがあるのも緊迫感が出ており、次のループはどうなるんだろうと先の展開が気になってしょうがなかったですw
最後の展開でもあっと驚く説明がなされ…。
自分は納得できましたけど…。人によっては微妙かもしれませんね(汗
文庫本一冊で非常に読みやすい本書、お暇な方は一度読んでみてはいかがでしょう?オススメの一冊ですよ。
七回死んだ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.28
(4pt)

ユーモアたっぷりながら、あくまで本格

作者はSF的設定の中である「縛り」を設け、その縛りの中で謎を解くというロジカル・ミステリの大家。今回の設定は、主人公がある日突然「時間の環」に陥ってしまうというもの。つまり、朝起きてみたら、昨日と同じ日が始まって抜け出せないという設定。
主人公の祖父が殺され、主人公が次に起きた時「時間の環」が始まっていた。主人公は状況から判断して、祖父の死の要因を除くため、あらゆる努力をする。ところが、祖父は結局死んでしまうのだ。主人公はこれを6回繰り返すのだが、毎回異なる対策を採りながら、結局祖父は死んでしまうのである。この辺は繰り返しギャグを思わせ、大いに笑わせる。だが、作者はこの中で巧みに伏線を張ってある。
最後に明かされる真相は「何故気付かなかったんだろう、ちくしょう」という感じなのだが、そのヒントは上記の通りちゃんと読者の前に晒されているのである。作者のユーモア感覚と本格風味が融合した傑作。
七回死んだ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 七回死んだ男 (講談社文庫)より
4062638606