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(短編集)

アイズ



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【この小説が収録されている参考書籍】
アイズ
アイズ (新潮文庫)

アイズの評価: 3.13/5点 レビュー 16件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(3pt)

2015年作品にしては古い展開

原作は読んでいると思うのですが全く思い出せない罠。
ってくらいに原作とかけ離れた作品なんだろうね。

2015年の作品なのにこの展開はどうなの?
既に出まくってる内容じゃん。
ブラックスワンやらシックスセンスやら。東京マグニチュード8.0もそうだし。
初っ端の会話のチグハグな感じで展開が読めますね。
あと、子役の男の子がお遊戯のお芝居です。感性を疑うぞ演技指導!それでOK出すか監督!
主演の女の子の演技が上手く見えるように周りが演技しているのかな?って疑問を持つくらいです。

それと、音声をうんちく言ってる感想が多いので気になる人は
ヘッドフォンで聞けば全く問題ないです。
アイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アイズ (新潮文庫)より
4101438188
No.15:
(3pt)

珠玉の名作ホラー小編

鍵穴       「オール読物」03年6月号
クライ・アイズ  「問題小説」05年3月号
夜光虫      「KAZI」04年11月号
しるし      「小説新潮」04年6月号
檜        「小説新潮」04年10月号
杭打ち      「小説新潮」04年1月号
タクシー     「小説新潮」03年10月号
櫓        「小説新潮」03年7月号
見えない糸    「小説新潮」03年1月号
アイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アイズ (新潮文庫)より
4101438188
No.14:
(2pt)

これは当然、評価低いわなあ

マスコミの評は高かったが、こちらのレビューでは評価が低い。で、私も後者の評に賛成。短編に向いてない作家なのだろう。阿刀田高という短編専門のホラー作家がいるが、それと対極をなす感じ。

 短編の命は最後のオチの意外さなのだが、本書はその意味で未完成の作品が多い。冒頭の「鍵穴」も「夜光虫」も「タクシー」も、読み終わって「何や、それだけかい!」という怒りにも似たガッカリ感がこみ上げてくる。

 個人的に「トワイライトゾーン」以降、「世にも奇妙な物語」的世界が好きなので、星ひとつおまけということで。
アイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アイズ (新潮文庫)より
4101438188
No.13:
(3pt)

日常の闇からの合図

鈴木氏の2005年に単行本として出た短編集を角川ホラー文庫から再発したもの。
ホラー短編集と銘打っているが、はっきり言って怖くはない作品ばかりである。
日常に潜むダークゾーンを覗き見るような世にも奇妙な物語テイストの幻想譚短編集だと思った方がいいだろう。
作品的にはオチがシックスセンスそのままじゃないかとかさほど突出したオチの作品はないが、短い中にしっかりと描きこまれた人間描写は妙に寂寥感があり、物語としてはそれなりに引き込まれるが、あのリングシリーズの鈴木氏の作品集!という期待感からするとやや肩透かしの感じかもしれない。
アイズAmazon書評・レビュー:アイズより
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No.12:
(4pt)

伊藤万理華さんの

映画を鑑賞して、原作に興味を持ち購入。「リング」のような恐怖はないが、なんとなく失われゆく時代の香りを伝える短編集として趣があった。映画のストーリーと原作は大きく変えられているので、原作を読んだ人も映画は楽しめると思う。ただ、どちらかと言えば、映画を見てから原作を読んだ方が楽しめる順序だとは思う。鈴木光司の小説は好きだが、なぜだかどの本でも巻末の「解説」の賛辞が常軌を逸した持ち上げ方で、いつも読むとゲンナリする。ああいうことはやめた方がいい、かえって褒め殺しのようなものだ。
アイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アイズ (新潮文庫)より
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No.11:
(4pt)

エアポケットに落ちたような?

同じ短編集でも、「仄暗い・・・」のような怖さはありませんでしたが、それぞれの作品は、十分におもしろく読むことが出来ました。
日常の条理の世界と、そこから遠く離れた不条理の世界の間のエアポケットにでもはまり込んだような、不思議な感じるする話が多かったなという感じでした。
へそ曲がりかもしれませんが、個人的には、作者による後書きの部分が一番おもしろかったかな?
アイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アイズ (新潮文庫)より
4101438188
No.10:
(4pt)

ホラーは全く苦手だけど・・・

このドラマの音楽を書き終えた後、1月下旬に本屋さんで並んでいたので買ってみました。ホラーって驚くからあまり見ないんですが、アイズに書かれている話は、僕の中では全く違うホラーという感覚でした。なるほど、原作はこうなっていたのか・・・2度楽しめる作品になっているのでドラマも是非見てほしいです。個人的に「櫓」が好きです。その話の描写は怖いシーンが一杯ありますが、でも過去と繋がっている何かが「妙」で、読み終えた後自分なりの答えが色々と湧き出て小説って面白いなって思いました。
アイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アイズ (新潮文庫)より
4101438188
No.9:
(4pt)

8編全て、恐怖の質が異なるオトナのホラー短編集

ホラー短編集。あまりにも『リング』『らせん』『ループ』の三部作が傑出していたせいか、しばらく鈴木光司作品は低迷していたかに見えた。しかし、巻頭作品『鍵穴』を読んだ時、昔の鈴木光司が帰ってきた事を実感した。

『鍵穴』『クライ・アイズ』『夜光虫』『しるし』『檜』『杭打ち』『タクシー』『櫓』の8編が収録されており、全て恐怖の質が異なり、オトナのホラー短編といった趣きである。個人的な好みは『鍵穴』『夜光虫』『しるし』かな。

3月にBSフジで3週連続で6編がドラマ化されるようだ。ドラマ化されるのは、『鍵穴』『タクシー』『クライ・アイズ』『檜』『夜光虫』『杭打ち』。
アイズAmazon書評・レビュー:アイズより
4103786086
No.8:
(3pt)

ホラーとして期待してはいけない。

あんまり怖くない。というより『タクシー』『櫓』などは全く怖くない。
そして怖くない方が面白い・・・
アイズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アイズ (新潮文庫)より
4101438188
No.7:
(2pt)

微妙・・

この本を読もうとする人は、帯や広告に引かれた怪談マニアか、リング・らせん(もしかしたらループ、バースデイまで)を読んだ筆者のファンが多いだろう。
残念ながら、そのどちらの人にも、充分な満足を与えられる出来とは思えなかった。後半無理に連作化したリングのシリーズとは異なり、独立した短編集ならば、独創的なアイデアが迸るのでは?と期待して読んだのだが・・
怖いだけでない、人間の業のようなものを描きたかったのだとすれば、そういうものを書かせたら名人という書き手は一杯いるから、特にうまいとも思わない。
間違いなく才能のある作者だと思うので次回作に期待したい。
アイズAmazon書評・レビュー:アイズより
4103786086
No.6:
(4pt)

本書をひもとく前の期待値によって読後感が大きく異なるかもしれません

 本書「アイズ」は、8つの怪異譚からなる短編集です。「リング」(角川書店)のような背後から覆いかぶさってくるような強烈な恐怖話というよりは、おなじ鈴木光司が日本フアンタジーノベル大賞優秀賞を受賞した「楽園」(新潮文庫)に見られるような、幻想譚の色合いが強い作品集といえます。ですから、読者を激しく打ちのめすような恐怖を期待して本書を手にすると失望するかもしれません。 しかし私はこの短編集に、ある程度の満足を得ました。 一つは鈴木光司の丁寧な筆致が私の好みとするところであり、今回もその点については全く不満を持たなかったからです。むしろ、ごくありふれた日常に生きる人々を主たる登場人物とする物語がほとんどの本書において、けれんみのない彼の日本語は大変似つかわしいものであると思います。 そしてその日常に俄かに現出する<小さな裂け目>のような物語に色濃く現れている作者の二つの大きな思想が私の心に添いました。ひとつは実直な倫理観。そしてもうひとつは生きることへの力強い肯定です。 「クライアイズ」や「杭打ち」は、利己的な生活を歩む登場人物たちに、小さな裂け目からやってきた使者(死者)たちが、律儀に鉄槌を振り下ろす物語といえます。  「タクシー」と「櫓」は、誰かの死を強く胸に感じることで明日へのさらなる一歩を踏み出す二人の女の話です。特に「櫓」の次の言葉は多くの読者に勇気を与えてくれるのではないでしょうか。 「死ぬことなんていつでもできる。その権利は自分にある。嫌になったら、またいつでも、こうやって手摺の外に立てばいい。そうして、選択肢を自分の手で握っているという快感を味わいながら、生きられるところまで、生きればいい。」 死を背負った上での生への執着。メメントモリという言葉をふと思い出しつつ、私は本書を閉じました。
アイズAmazon書評・レビュー:アイズより
4103786086
No.5:
(1pt)

キレがないエロサスペンス

鈴木氏が最近よいパパぶりが定着してたのを拭うかのような男女の陰湿な関係から生じるサスペンス短編集でもあまり恐くないのは、陰湿な欲望が中途半端に描かれているから高校生の頃仲間内で熱望していた女性を手中にした男へ亡くなった仲間が裏で手引きしたかのような一作目も導かれている恐怖があまりなく、どちらかというと憐憫が印象に残る他にも言い出したらきりがないけど9の短編集が光ってないそこが短編ゆえの難しさではあるが・・・・
アイズAmazon書評・レビュー:アイズより
4103786086
No.4:
(2pt)

期待はずれ・・・

「因縁」という言葉の持つ恐ろしさ。過去から未来へつながる時間の流れの中に、人の思いは変わることなく漂っている。「つながり」という糸をたぐりよせたとき、その先に結ばれているのは一体何か?読んでいて何ともいえない怖さを感じる。ただどの作品もインパクトが弱いと思う。読んでいて少々退屈に感じてしまうのが残念だった。
アイズAmazon書評・レビュー:アイズより
4103786086
No.3:
(2pt)

本当にあった話?

帯と内容が違うなぁ。そんなに怖い話が書いてあるわけではない。本当にあった話と打ち出すにしては文体がノンフィクションでないのでリアル感に欠ける。著者は、超常現象でなく日常生活のちょっとした隙間に現れるかもしれない不思議を描き、怖さの新天地を表現したかったのだろうかなぁ。
アイズAmazon書評・レビュー:アイズより
4103786086
No.2:
(4pt)

なぜ怖いのか?

嫌なものや意表を付かれたりするなどさまざまなことで人は驚き恐怖を覚えるのかもしれません。しかし本書では特別な不思議なものが出てくるわけではなく、日常の『裏側』に潜んでいる、ちょっと目を向けるとそこにあるような恐怖体験をもとに、恐怖を追及しています。短編をひとつ読むごとに『ふっ』と訪れる恐怖心がきっとあるでしょう。
アイズAmazon書評・レビュー:アイズより
4103786086
No.1:
(5pt)

ほんとうにあった怖い話より怖いほんとうにあった話。

実際にあった怪談や都市伝説を、体験者本人に著者自身がインタビューし書き下ろされた作品。代表作「リング」「らせん」とはまた一味違った、陰湿で身近なホラーのテイストに仕上がっている。決して、夜にひとりでは読まないでほしい・・・。
アイズAmazon書評・レビュー:アイズより
4103786086

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