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(短編集)

中途半端な密室



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【この小説が収録されている参考書籍】
中途半端な密室 (光文社文庫 ひ 12-6)

中途半端な密室の評価: 3.71/5点 レビュー 17件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

軽めのタッチは、著者の真骨頂

著者のデビュー頃の作品が収められた短編集。

全5編の短編は、安楽椅子探偵もので、頭の体操的ではあるものの、不可能犯罪を解き明かす快感は得られる。デビュー作「中途半端な密室」を読むと、ヒットした『謎解きはディナーのあとで』の軽めのタッチは、著者の真骨頂であることが分かるだろう。

本作品集では、十川一人、そして、敏ちゃんとミキオの大学生コンビが探偵役だ。「十年の密室・十分の消失」がマイベスト。この手のミステリ作品は、真相が知りたくてページを捲るスピードが上がる。ただし、忘れるのもスピードアップするような・・・
中途半端な密室 (光文社文庫 ひ 12-6)Amazon書評・レビュー:中途半端な密室 (光文社文庫 ひ 12-6)より
4334763626
No.3:
(3pt)

全体に読みやすくて簡潔で、通勤電車などの読書にぴったり

東川篤哉先生の初期短編集であります。
収録作はおおむね推理クイズのような内容で、それほど凝ったものではありません。公募アンソロジーにこのレベルで採用してもらえるんだ〜、とちょっと感心。
そんな中で唯一プロデビュー後の巻末作は変則的なアリバイ崩しで、さすがにクオリティは段違い。プロット段階から編集者に揉まれたのでは(笑)。
アイデアという点では「南の島の殺人」のひっかけが秀逸。あっと声を上げました。
全体に読みやすくて簡潔で、通勤電車などの読書にぴったりです。
中途半端な密室 (光文社文庫 ひ 12-6)Amazon書評・レビュー:中途半端な密室 (光文社文庫 ひ 12-6)より
4334763626
No.2:
(3pt)

初期短編集

「中途半端な密室」「南の国の殺人」「竹と死体と」「十年の密室・十分の消失」「有馬記念の冒険」の5本を収める短編集。
 『本格推理』などに発表された初期短編集である。
 「有馬記念の冒険」以外はプロデビュー前のもの。
 密室もの、不可能犯罪もので、さらにユーモアの色が濃い。初期からこの作風だったのかと感心させられる。
 出来そのものは可もなく不可もなくといった感じ。
中途半端な密室 (光文社文庫 ひ 12-6)Amazon書評・レビュー:中途半端な密室 (光文社文庫 ひ 12-6)より
4334763626
No.1:
(3pt)

ファンにはお勧め

今作は、安楽椅子探偵モノを集めた短編集。
東川ファンは読んで損はありません。面白かったですよ。ファンの方は是非一読を。

しかし、烏賊川市シリーズや鯉ヶ窪学園シリーズの笑いに違和感があった方は回避するべきでしょう。(トリックも少々難あり)

作中で自信たっぷりに語られる謎解きに「はぁ?まじかっ!」となってしまっても、大目にみてくださいね。東川篤哉ファンより。
中途半端な密室 (光文社文庫 ひ 12-6)Amazon書評・レビュー:中途半端な密室 (光文社文庫 ひ 12-6)より
4334763626

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